ここでは、スキューバダイビングをするにあたって、必要な器材と用品、またあったら便利な道具をご紹介したいと思います。
ダイビングは、道具に100%依存しなくてはいけないスポーツです。普段人間は水中の中で呼吸し、生活していくことができませんので、器材というのは自分の命を守る上で、大変重要となってきます。
正しく使い方と知識を身につけ、ダイビングをしましょう!
スキューバダイビング器材一覧と簡単な説明
ダイビングの器材は主に、3つに区別されます。軽器材、重器材、ウェットスーツです。どれも大変重要なのでしっかりとどんな器材なのか、なにをするものなのかを理解しましょう!
軽器材一覧
フィン
ダイビングで泳ぐのに必要な足ひれです。素足で履くフルフットタイプとブーツを履いてからはく、ストラップタイプがあります。硬さや長さなど種類は沢山あります。自分に合ったのに出会うまではレンタルで良いでしょう。
気に入ったのがあれば、それを購入することをおすすめします。
マスク&シュノーケル
水中でものを見るために必要なのが、マスクです。シュノーケルは水面を移動するときに使います。一眼タイプと二眼タイプがあります。また、目が悪い人用に度付きのマスクもあります。
色々を試してみて自分に合ったやつを購入してください。自分の顔に合うやつを買うと、水が入らず、またストラップをしないでも顔から落ちないフィットしたのに巡り会えるといいですね。
ブーツ
ストラップフィンを使用する際はブーツを履きます。また、ビーチダイビングや岩などゴツゴツしたところや海の中を歩くときに、ブーツはすごく役に立ちます。海の中はウニなど危険な生物が沢山いるので、ブーツで足を保護しましょう。
重器材一覧
BC&パワーインフレーター
水面でライフジャケットの代わりになるのがこのBCと呼ばれるやつです。水中では、空気を少し入れることによって浮き、中性浮力を保てます。パワーインフレーターホースは、このBCに空気を供給したり、排気したりする役割です。
レギュレーター&オクトパス&ゲージ
レギュレーターと呼ばれるのはメインの呼吸器です。自分が吸うやつです。黄色のホースの呼吸器はオクトパスと呼ばれ、バックアップ空気源として、バディの空気がなくなったときや、自分のメインのレギュレーターが故障したときなどに利用します。
ゲージは、タンクの中の残圧を示す重要なものです。また、ゲージには水深計やコンパスがついているものもあります。
ウェットスーツなどの保護スーツ
ウェットスーツ
体を保護するのがウェットスーツです。日本などでは主に5mmのウェットスーツが主流です。南国などの暖かい国をメインで行く方は3
mmのウェットスーツを選ぶと良いでしょう。
ウェットスーツはぶかぶかでは意味がありません。体に合ったやつを選ぶようにしてください。
タッパー&ズボン
ウェットスーツではなく、南国の暖かい地域などでは、こういったものを着る人も多くいます。上下で分かれているので、着やすいのが特徴です。また、1.5mmなどの薄いのが多いのが特徴です。
その他、ダイビングに必須のもの
タンク(シリンダー)
タンクの中に私たちが吸う空気が圧縮されて入っています。
汚染された空気ではないか、使う前には必ず匂いをかぐ癖をつけてください。
また、タンクには種類があり、アルミタンクとスチールタンクがあります。日本ではスチールが多く、海外ではアルミが多いです。付けるウェイト量が変わってくるので注意してください。
大きさも、8ℓ〜12ℓと大きさがあります。
ウェイト
ダイビングをする際には必ずウエイトをつけます。タンクの種類やウェットスーツの厚さ、自分の体格でウェイトの量が変化します。わからない場合は必ずインストラクターに聞きましょう。
ダイブコンピューター
ダイビングをする際にあったら便利なものがダイブコンピューターです。この時計で、現在の時刻や水深、水温、ダイブタイム、無限圧潜水時間など、ダイビングを行うにあたって重要な情報を知ることが出来ます。
アドバンスウォーターの資格を取得したら、是非欲しい道具の一つです。
あったら便利!ダイビング用品一覧
グローブ
手を保護するのに便利なのがグローブです。また、水温が低いときなどに利用することもあります。ただ、海外などの海洋保護区などではグローブを禁止しているところもあるので、かならず確認するようにしてください。
指示棒
ガイドさんが必ず持っている指示棒。主な使い道は、海の生物を指差すときに使います。または、指示棒でタンクを叩いて音を鳴らすことで、皆の注意を引きつけることもできます。
マスクの曇り止め
基本的にマスクの曇り止めは、自分の唾で行いますが、市販されている曇り止めを使うこともおすすめします。一本800円〜1,000円ほどと高いのが難点ですが、使い勝手はとても良いです。
シグナルフロート
流れのあるドリフトダイビングやエキジットのときに、このフロートをあげて船に自分の位置を知らせる事が出来ます。
ダイビングナイフ
水中で釣り糸やロープなどに絡まってしまった際に必要なのがこちらのダイビングナイフと呼ばれるものです。一つはBCのポケットの中に入れておくと良いと思います。
メッシュバック
ダイビング器材をまとめて持ち運びするときに利用するのがメッシュバックです。メッシュになっているので、濡れていても大丈夫です。
水中カメラ
水中で写真を撮るときに使います。カメラ自体に防水機能があるものもありますが、たいていはハウジングと呼ばれるケースに入れてダイビング中に撮影します。
コンパクトカメラから、一眼レフのカメラなど種類は様々です。自分の撮りたい生物に合わせてカメラを選びましょう。
ボートコート
船の上で、ダイビング中に休憩する際に便利なのがボートコートです。日本などでは夏場でも寒いと感じるときがあるので、持っていると便利です。
フードベスト
ウェットスーツだけでは寒いときなどは、フードベストを着ます。結構これを着ると暖かさが違います。また、たいていフードと呼ばれる頭を保護するものもついていて、かぶるととても暖かいです。
水中ノート
水中で意思疎通するために必要なのがこちらの水中ノートです。基本的にはガイドさんが、魚の名前を書いたりしますが、バディ同士でも意思疎通のために持ったりすると便利だと思います。