皆さんは、ダイビング中にダイブコンピューターは使っていますか?
「NO」と答えたそこのあなた!
ダイビングで一番最初に揃えた方がいい道具は、ダイブコンピューターといっていいほど重要なアイテムです。
確かにダイブコンピューター(略してダイコン)は高い買い物です。
安いものは2万円ほどからありますが、平均して6〜8万円が相場だと思います。ダイビングを始めたばっかりで続けるかわからない、という方はまだ焦らなくても大丈夫ですが、すでに20本以上潜っているのに持っていないのであれば、早めに買った方がいいです。
ダイブコンピューターは安全管理の他に深度・ダイブ時間などを教えてくれる
ダイコンの必要性はずばり安全管理のためです。この記事を読んでいる皆様はCカードを持っているのでおわかりかと思いますが、無減圧停止時間、体内の窒素量、フライト禁止時間などをダイコンは教えてくれます。
また、その他に現在の水深、ダイブタイム、時間、水温を知ることのできるハイテクな時計です。
特に、アドバンスを持っていて水深25メートル以上を潜る機会が多くなるとダイコンは必須となります。ダイビングが趣味で結構な頻度で潜っているのに持っていない方は、この記事を参考にダイコンの購入を検討してみてください。
ダイコンの選び方
ダイコンといっても様々なメーカーから沢山の種類が販売されています。機能や使い方もそれぞれ。できる限り色々な人のダイコンを実際に見せてもらい、使い方や表示方法を見せてもらい検討しましょう。
①メーカーで選ぶ
メーカーは一番有名なところで『SUNTO(スント)』『スキューバプロ』『ビーイズム』『TUSA』『アクアラング』『マレス』があります。
SUNTO→ダイコンで一番有名なメーカーです。Dシリーズと呼ばれるシリーズがダイビングインストラクター、一般のダイバー共に絶大な人気です。一番安いD4でも高性能で、D6、D9とあります。安いD4でも7万円ほどして、とても高いのが難点。また、電池交換の際もメーカーに出す必要があるため、電池交換費用が結構かかります。
スキューバプロ→エクステンダーシリーズなど、普段使いでも利用できるおしゃれで可愛いダイコンが特徴です。また、四角く様々な情報が出るダイコンなどもあり、プロ仕様のダイコンとなっています。
TUSA→DCソーラーという電池交換が不要なダイコンが出たことですごい有名になりました。電池交換がないというのはダイコンにとって革命的でした。とても人気があり、最近のダイバーは皆これをしているというほどです。
アクアラング→カルムというこちらもソーラーパネル式で電池交換が不要なダイコンが発売しています。
マトリックス→マトリックスというダイコンがとても有名です。充電式のダイコンで電池交換が不要になっています。
②色やデザインで選ぶ
正直言って、多少の性能や表示の仕方などに差があるものの、無減圧時間、ダイブタイム、水深、水温などはどのダイコンも必ず表示されます。なので、どれを選んでいいかわからない!という人は、気に入った色やデザインで選んで問題ありません。
普段も使うのか、ダイビング時だけなのか、普段のときもであればファッション性の高いダイコンも多数あるので、そういったのを選んで大丈夫です。実際に見た目で選んでいる人がほとんどです。私もあまり大きくないコンパクトなのを選んでいます。
③値段で選ぶ
値段で選ぶのもありです。まだ始めた頃は安いのでも大丈夫です。潜っていくにつれてこだわりが出てきたときに、買い変えるといいと思います。安いものでは2万円からあるので、入門編にいいでしょう。
④電池の交換か、ソーラー式か、充電式かで選ぶ
他にポイントとしては、電池がどういったものなのかがポイントです。交換式なのか、メーカー取り替えなのか自分でも出来るのか、ソーラー式か、USB充電式なのか選ぶと良いと思います。
オススメは充電式やソーラータイプです。今後ダイコンはソーラー式や充電式が主流になると思います。電池交換は1年〜2年ごとにするので、その度に7,000円程度の費用がかかってしまいます。
また、電池交換式だといざ使おうとしたときに電気切れを起こしている場合も。そうなると数週間電池交換に時間を要するため、ダイビングに間に合わないということも。そうならないためにも、充電式やソーラー式がおすすめです。
写真はソーラー式タイプで、人気のあるダイコンです。
大人気!オススメするダイコンBEST5
AQUALUNG CALM
最近のダイバーは皆持っている!といっていいほどよく見かけるのが、アクアラングのカルムです。お値段は7万円代とそこそこしますが、人気の秘訣は色の豊富さ、そして男女共に普段使いにしても大丈夫な大きさが魅力的です。
ソーラー式なので、充電や電池交換の心配なしです。限定カラーが度々出ていて、オレンジをしている人をよく見かけました。是非お気に入りの色を見つけて使ってみてください。
参考価格:74,000円
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SUUNTO D4i NOVO
スントのDシリーズの中で一番安いD4iです。電池交換式ですが、未だに絶大な人気を誇る安定したダイコンです。D4iでも機能に問題はなく、小ぶりなので普段つけていても違和感はありません。
最近NOVOシリーズが発売され、淡いカラーが人気。
参考価格:74,000円
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Cressi LEONARDO
安いダイブコンピューターの中で人気なのがクレッシーです。普段使いには向いていませんが、画面が大きく見やすいのが特徴。入門編として購入する人が多く、使っている人をよく見かけます。
ボタン一つで簡単に操作できるのと、電池式ですが自身で取り替えることのできる仕様となっています。
参考価格:28,000円
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TUSA DC Solar IQ1204
10万円台と高いダイコンですが、新機能であるBluetoothと連携しスマホにデータが転送可能。電池はソーラー式の上に、3年間の水没保証がついています。
普段使いできるコンパクトなダイコンで、それでいてメタルパーツを仕様しているので高級感にあふれているダイコンです。
参考価格:100,000円
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SCUBAPRO Chromis
スキューバプロからは、Z1というソーラー式のダイコンが発売されましたが、あえて電池交換式のこちらのクロミスをおすすめします。
クロミスは海だけでなく、高度計や湿度計がついているので山にもおすすめ。ストップウォッチも単独で使用できます。
普段使いに最適な大きさで、色もオシャレです。値段は5万円で買えます。
参考価格:43,000円
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まとめ
いかがでしたでしょうか?お気に入りのダイコン、または欲しいダイコンはありましたでしょうか?
ダイビングにダイコンは必須です!購入してより良いダイビングを楽しんでください。ダイコンのレンタルでもいいですが、慣れていないと操作や表示方法がわからず、その能力を発揮することができません。
早めに、自分のダイコンをゲットしましょう。