こんにちは。留学ライターの高橋ミモザです。
日本の片田舎で育った高校生の長男が、ドイツの年間留学に旅立ってから早1年。先日、元気に帰国しました。息子は留学中、たくさんの人達と出会って、大きく成長させてもらいました。
このリアル留学ライフシリーズでは、息子の高校留学の体験を通じて得た留学情報や海外の高校生のリアルライフを、皆さんとシェアしています。
『留学編』では、日本の高校生がドイツで出会う人達との日常生活やドイツの高校生活、友達との交流など、リアルな高校留学の姿をお見せします!毎回「高校留学を成功させるための留学Tips」をお伝えしますので、こちらもどうぞお楽しみに!
Tips1:ホームシック対策!
Tips2:言葉の壁を乗りこえる方法!
Tips3:ホストファミリーと家族になろう!
Tips4:学校生活を充実させる方法!
Tips5:効果的な放課後や休日の過ごし方!
Tips6:留学中のお金の管理方法!
Tips7:帰国後のリバースカルチャーショック対策! ⇐今回はこちら!
前回『留学編vol.6』では、留学中のお金の管理方法について解説しました。未成年の高校生が留学する場合、お金まわりはなにかと不安になりますよね。留学先の国やライフスタイルに合ったお金の管理方法を選ぶことが大切です。
今回『留学編vol.7』では、「帰国してから日本の生活にはすぐに慣れた?」「復学したあとの学校生活は?」といった、留学を終えて帰国した後の疑問についてお答えします。
そして、留学生活から帰国した後に陥る留学生が多いと言われている「リバースカルチャーショック」についても解説します。
はたして息子は帰国後、リバースカルチャーショックになったのでしょうか?
後半は「高校留学を成功させるための留学Tips7:帰国後のリバースカルチャーショック対策!」についてお話します。
留学する前に帰国後のことを考えるのは想像もつかないと思いますが、帰国後をイメージすることで留学から戻ってきたあとの適応がスムーズになるメリットがあります。
この記事を読んで、お子さまの高校留学生活がポジティブなものになりますように。
・リバースカルチャーショックとはなにか
・リバースカルチャーショックの具体例
・リバースカルチャーショックの原因
・リバースカルチャーショック対策
目次
【体験談】留学を終えて復学後の学校生活
息子は、冬組と呼ばれる「冬に出発して、11ヵ月前後で日本に帰国する」プログラムに参加して留学しました。高校1年生の1月末まで日本の高校に通って、2月から休学しました。そして、2月末に出国してドイツで約11ヵ月のプログラムに参加して、翌年1月に帰国しています。
息子の場合、帰国してから復学するまで10日間ありました。
まず、帰国してから高校の復学手続きをするための面談の日までの2日間は、ほとんど寝て過ごしていました。留学している間に日本のクラスメイト達は2年生へ進級していますが、ひとつ下の年齢の子達が在籍している1年生へ復学しました。
※進級するか、保留(留年)するかは学校と相談して決められます。
※私費留学や語学留学では留学時期のアレンジが可能です。日本の進級時期に合わせて留学することが可能です。
留学のタイミングや時期について、詳しくはこちら⇒
>>【ドイツ高校留学#1】わが家の留学先の選定から出発するまでの手続きについて
>>【ドイツ高校留学#2】1年間の交換留学、利用したのはAFSの留学プログラム
復学後の学校生活
息子の学校では「留年」する人は、学年でも数人ほどしかいません。出席日数が理由で、留学を理由に留年する人はここ数年では息子以外にいなかったそうです。そもそも長期留学する人もほとんどいませんでした。
地方の公立高校ですので、同じ中学から進学してくる子も多くいます。同じクラスに中学時代の後輩がいるクラスに入って、日本の学生生活がふたたび始まりました。
2月に復学すると、高校ではすぐに学年末試験があります。さすがにほぼ1年間、日本の教育を受けていなかったので、(ドイツで学んでいたとはいっても)日本の高校1年生の間に学んだことはすっかり頭から抜けている状態でした。
本人も自覚があったのでしょう。
復学後は、学年末試験の勉強に集中していました。学年末試験が済むと、高校は入試期間に入るため自宅学習が続きます。この期間中に留学団体の事後研修会に参加したほかは、友達と適度に息抜きをしながら過ごしていました。
春休みになると、留学仲間と都内で再会しました。近況報告やこれからの目標などをお互いに話し合えたことで、これからの高校生活の目標が立てられたようです。
夏出発(帰国)組と冬出発(帰国)組は、復学後の学校生活で違いがでます。
【体験談】留年して復学するのってどんな感じ?
留学先で多様な価値観にふれると、考え方も変わります。息子に「留年」を選んだ時のことと、実際に復学してからの気持ちを聞いてみました。
留学する前に休学を申請するときに、先生から帰国後にどの学年に復学したいか聞かれたんだけど、大学受験を考えると、帰国してから1年で受験するのは自信がなかった。だから、1年生に戻って2年間準備できるようにしようと思った。
友達と学年が変わるのは気にならなかった?
うーん、少しだけ気になったかな…でも、生徒数も多いから同じクラスになれるかどうかも分からないし、そう考えると気にならなかったかな。受験のことを考えると、そのほうが(留年のほうが)しっかり準備ができていいかなって。
ちなみに、留学生仲間はどうしてる子が多いの?
3年生は当たり前だけど3年に戻って、1年生と2年生は進級して復学する子も留年する子も半々くらい。3年生に戻った子は、内部進学で大学行くような感じの人もいたし、受験するって人も。そのまま海外の大学進学を目指す子もいたよ。
実際に復学してからはどう?年齢差は気になる?
中学で仲が良かった後輩と同じクラスになったから、特に緊張しなかった。でも、同じ中学からきた後輩は、呼び捨てで呼ぶのに抵抗があるみたいだったけど…他の中学から来ている子達からは「さん付け」じゃなくて、呼び捨てで普通に呼ばれる。
実質1ヵ月くらいでクラス替えになったし、今はもう2年生のクラスに違和感はない。普段は3年生と遊んでて、2年生と3年生のクラスを行ったり来たりしてる感じ。向こうで年齢が違う子達と一緒に過ごしていたし、1歳しかない年齢差なんて今はとくに気にならない。
留学先で、同じ学年なのに異年齢の同級生達といることが自然だった息子は、年齢差にこだわりがなくなったそうです。今は、2年生にも3年生にも友人や知人がいることで、学校生活がより充実しているようです。
ほぼ1年間、日本を離れて異国で学んで生活してきた彼らや彼女達にとっては、年齢差や小さなことを気にしない大きな視野を持って帰国する気がします。
実は、日本にいる家族が復学後の生活について心配するようなことは、気にしなくてもよいのかもしれません。
・復学まで10日間あったことで、十分な休息が取れたこと。
・「学年末試験に向けたテスト勉強」という短期間の目標が立てられたこと。
・復学後すぐに高校入試の休校や春休みが始まったこと。
・留学仲間と再会できたこと。
この4つがあったため、息子は日本の生活への適応がスムーズでした。春休みまでのよい流れがあったので、息子は2年生に進級して新しいクラスにスムーズに溶け込みました。
帰国後に日本の学校にスムーズに戻れるかどうかについては、個人差があります。もし「留年」してひとつ下の年齢の子達の中に入る場合、人によってはつらく感じることがあるかもしれません。
学校生活を送るのはお子さま本人です。復学する学年をどのようにするかは、お子さまの性格や考えを尊重して決めることを強くおすすめします。
リバースカルチャーショックってどんなもの?
今回のテーマを見て『リバースカルチャーショックってどんなもの?』と、思った方もいるのではないでしょうか?
リバースカルチャーショックの解説の前に、「カルチャーショック」という言葉なら多くの人が耳にしたことがあると思います。
海外で長期間の生活していると、習慣や考え方、カルチャーなど日本のものと大きく異なる文化に触れることがあります。この時、自分との違いに戸惑ったり、ショックを受けたりすることがありますが、これがカルチャーショックと呼ばれるものです。
カルチャーショックは「文化的衝撃」だと言い表されているように、インパクトのある経験です。留学経験のある人は、ほぼ全員このカルチャーショックの体験があると言われています。
さて、今回ご紹介する「リバースカルチャーショック(リバースカルチャーショック)」は、ご存知でしょうか?
「リバースカルチャーショック」とは、海外での生活に慣れ親しんだ後に、母国へ帰国する際に感じる文化的衝撃を指します。特に、このリバースカルチャーショックは、留学のように海外に長期滞在して帰国する人に起こりやすいと言われています。
留学先から帰国すると、日本に対して良くも悪くもリバースカルチャーショックを経験する留学生が少なからずいます。慣れ親しんだはずの日本に戻ったのに、留学先との違いに驚きやショックを感じるのです。
リバースカルチャーショックの具体例
リバースカルチャーショックは、留学生自身だけでなく、まわりにいる家族や友人にとっても予想外のことでしょう。リバースカルチャーショックの具体例を紹介します。
・丁寧すぎる接客
・見た目や体型を気にしたり、他の人と比べる人が多い
・スケジュール管理が得意(待ち合わせ、時間割、予定や約束など)
・社交辞令やお世辞の多さ
・空気を読む力が浸透している
・謙遜する
・日本語表現の多さ・複雑さ(敬語、漢字など)
・街並み(緑が少ない、混雑している、建物が立ち並んでいる)
・黒や紺など同じ色の服装やスタイルが多い(制服への違和感など)
・自然体の人が少ない(ノーメイクの人が少ない、ラフな服装など)
「こんなことにショックを受けるの?!」と、驚いた人もいるのではないでしょうか?上に挙げた例は、日本で生活している中では、特に違和感を感じることがほとんどありません。
ですが、海外に長期滞在していた留学生にとっては、帰国して日本の生活や常識を自分の中で消化して再適応するためには、どうしても時間が必要なことが分かりますね。
リバースカルチャーショックの仕組み
リバースカルチャーショックの原因を知るために、留学すると内面がどのような変化をするのかを知りましょう。
留学中のこころのプロセス
留学先の文化に適応するために、留学生はさまざまなこころの移り変わりを経験します。そして、異文化に適応した後で再び元の自分の文化に戻る時に起こるショックや、それを受け入れるようになるまでのこころ(内面)のプロセスについて、ここでは考えてみましょう。
この典型的な内面の変化を「W」のような曲線で表す理論がありますので、確認してみましょう。
頭の中で「W」の文字を思い浮かべながら、こころのアップダウンをイメージしてみてください。
①
ハネムーン期:留学先の新しい環境にわくわくしています。目に映るものすべてが新鮮です。
②
カルチャーショック期:自国文化と留学先の文化や環境などの違いが気になり始めます。違いに混乱することもあります。
③
適応期:それぞれの文化や環境の違いに気付いて、自分なりに行動出来るようになっていきます。受け入れたり、調整していくことで少しづつ適応します。
④
リバースカルチャーショック期:留学を終えて帰国した後、自分がいない間の元の環境の変化や、自分自身の変化によって引き起こされるショックです。
⑤
再適応期:元の環境や新たな環境に慣れて、人間関係が確かなものになってきます。留学体験を振り返りつつ、次第に安定していきます。
参考:Gullahorn,J.T., & Gullahorn, J. E. (1963). An extension of the U-curve hypothesis. Journal of Social Issues, 19(3), 33–47
たしかに留学中の留学生のこころが「W」の文字のようにアップダウンを繰り返していますね。
リバースカルチャーショックの原因
留学を終えて帰国した後に起きるこころのプロセス(上記④⑤)について深めながら、リバースカルチャーショックの原因を探りましょう。
ここでは、ぜひ一度、留学生の気持ちを体験してみましょう!留学生がどのような気持ちで日々を過ごすのか、どのようなこころの変化をたどるのか。保護者の皆さんも留学生の気持ちになって感じてみましょうね。
それでは、イメージしてみてください。
あなたは、はじめてこの国に来たときの戸惑いや感動が、ずいぶん昔のことのように感じています。
新鮮で発見の連続だったあの頃に比べて、あなたはこの国での留学生活にだいぶ慣れました。ちょっとした悩みはあるかもしれませんが、あまり気になりません。今では自分のペースで生活して、穏やかな日々を過ごせるようになりました。
ですが、さまざまな経験をした留学生活が、もうすぐ終わろうとしています。日本へ帰る日が近づいてきました…
①帰国前の日々
帰国日が近づくにつれて、留学先の友人やホストファミリーとの別れについて考え始めます。留学中の楽しかった日々を思い出して感傷的になったり、帰国後の生活を考え始めて焦る気持ちも出るかもしれません。
帰国に向けて思い出作りを始めたり、荷物の整理や準備を進める中で『帰国したくない』という気持ちが湧くかもしれません。中には大きな喪失感や充実感で、こころに大きな揺れを感じる人もいます。
連日の帰国準備やお別れの挨拶や思い出作りなどで、疲れのピークを迎えたまま帰国の飛行機に乗る人も多いでしょう。
②帰国直後~
帰国すると、家族や友人との再会を楽しむ幸せな時間を経験します。離れていた時間を埋めるように、お互い話がはずむことでしょう。移動の疲れはありますが、気分は高揚している状態が数日間続きます。
③しばらくすると、最初の帰国の喜びが冷めてきます
留学中の思い出と現実のギャップに、不満や孤立感を感じるかもしれません。時には、学校や街が変化してしまったように感じて、自分の国にいるのにもかかわらず取り残されてしまったような感じや、アウトサイダーのように感じることもあるでしょう。
周りの人達もはじめは留学経験に興味を示します。ですが、彼らや彼女たちはすぐに日常生活に戻る必要があるので、あなたが思っているよりも早く周りの人達は留学に対する関心や興味を失うかもしれません。そのことに、あなたは悲しさや虚しさを感じることもあるでしょう。
ですが、それは当然の流れなのです。
周りの人達にとっては日常生活にあなたが戻ってきた状態です。家族や友人との間に壁や違和感を感じることがあるかもしれませんが、彼ら・彼女らにとっては日常生活にあなたが溶け込むのを待っている状態なのです。
④しだいにあなたは日本の生活に慣れていきます
友人や家族との関係を改めて築き、学校や社会に再び適応していくことができるようになります。このフェーズになると、多くの人が日本と留学先が異なることを受け入れて、それぞれの良い面や悪い面を認識できるようになります。そして、よりバランスの取れた視点を持てるようになります。
そして、留学で学んだことを活かしながら、時には留学での日々を思い出しながら、前向きに日本での生活を送るようになります。
いかがでしょうか?
留学すると、留学先でさまざまな経験を積んできますが、このようにイメージしてみると、帰国したあとにもこころの葛藤を経て成長することが分かりますね。リバースカルチャーショックの原因は一概に「これが原因だ!」というものはありませんが、こころに関わることが分かります。
リバースカルチャーショックは、ホームシックやカルチャーショックと同じで、経験するかどうかには個人差があります。また、再適応までのプロセスも人によってさまざまです。
すべての人が必ずしもこのようなフェーズを経験するわけではありませんが、リバースカルチャーショックについて理解しておくと、帰国後の生活への適応がよりスムーズになります。
>>カルチャーショックのフェーズを理解しよう – こころの探検
高校留学を成功させるための留学Tips7:リバースカルチャーショック対策Best7
リバースカルチャーショックの対策について、ここでは7つの方法を紹介します。
物事の捉え方や考え方を変えることで、気持ちの切り替えもしやすくなります。こころを固く閉ざしてしまわないように、やわらかなこころの状態をキープしましょう!
リバースカルチャーショックについて知っておく!
まずは、リバースカルチャーショックは長期海外滞在から帰国した人にはよくあることだ、と理解しましょう。帰国してから元の生活に適応するために、自然なこころの流れだと理解しておきましょう。
留学中に知り合った人達との関係を大切にしよう!
現地の友人やホストファミリーは、思い出や体験を共有できるかけがいのない存在です。また、留学生仲間とは帰国して日常生活を送る中で感じる違和感や発見など、お互いにシェアすることができます。
留学生活で知り合った人達との関係を大切にすることで、留学経験がより今後の生活により活かせるようになります。
自分の考えや気持ちを書き出しましょう!
なんだか気持ちがモヤモヤしていたら、紙とペンを用意して、ありのままに書き出してみましょう。「書く」ことでモヤモヤが解消されて、すっきりしますよ。
ブログやSNSに書くことはおすすめしません!吐き出したマイナスの感情はデジタルタトゥーとして永遠にネット上に残ってしまいます。紙に書いて、すっきりしたらパッと捨ててしましましょう!
積極的に国際交流活動へ参加してみよう!
地域やオンライン上の国際交流活動に参加してみましょう。
日本に住んでいる外国人達と交流を楽しみながら、日本と世界の差異を再認識して日本の良さに気付くこともあるでしょう。日本や日本人への理解を深めることや留学先の国の人と知り合って現地の話を楽しめる場合もあります。身につけた国際感覚をキープして、日本でも磨き続けましょう。
日本語の世界を楽しみましょう!
もしあなたが帰国してからの毎日がなんだか過ごしにくい気持ちになっていたら、ぜひ日本映画や日本の書籍やマンガの世界に飛び込んでみることをおすすめします!作品の中の日本語の世界に触れるうちに、自然と日本という国を受け入れることができるようになりますよ。
留学先での経験を忘れずに、留学経験に自信を持ちましょう!
多感な10代のうちに日本を出て、海外で生活してきた自分に自信を持ちましょう。
留学は特別な体験です。楽しかった思い出は何度でも反芻して幸せな気持ちになりましょう。逆に、つらかった体験はもう過去の話です。乗り切った自分を褒めて、消化しましょう。
さまざまな経験ができたことに対して、感謝の気持ちを忘れずに、自信を持って次のステップへ進みましょう!
リバースカルチャーショックの体験談を読む
ネット上にはたくさんの「リバースカルチャーショック」について書かれた記事があります。体験談を読むことで、実際自分に起きていないことでもまるで経験したかのように自分のこととして考えることができます。同じように留学から帰国して違和感や戸惑いを感じたことのある人達の体験談を読んで、共感してみましょう。立ち直っていく姿を知って、安心できますよ。
>>逆カルチャーショック。日本に戻るってそういうこと。 – 海外徒然
>>満員電車の静けさにビクビク!?日本に帰国した時の逆カルチャーショック6選 TABIZINE~人生に旅心を~
>>【体験談】住み慣れた日本への本帰国で感じる逆カルチャーショック
高校留学の帰国者ではありませんが、皆さん海外在住歴が長く日本に帰国されました。日本人の普通や日常生活がこんなにも違和感を持たれていることに驚かされます。
まとめ
今回は、帰国後の復学やリバースカルチャーショックについてご紹介しました。
カルチャーショックやホームシックと違って、リバースカルチャーショックは実は見過ごされがちです。
今回「高校留学を成功させるための留学Tips7:リバースカルチャーショック対策」でお伝えしたように、対策することで帰国後の生活にスムーズに適応できるようになりますよ。
息子を見ていると、帰国後はやはり色々なもどかしさがあったと思います。ですが、日本で高校生活や日常生活を送るうちに、もとの自分の居場所になっていったのだと思います。
リバースカルチャーショックは、自分が適応するためにこころの切り替えや整理をすることがとても大切です。安心してください!気持ちの整理がつくことで、必ず乗り越えられますよ!
考えたり整理する時間が必要になることなので、その意味ではリバースカルチャーショックは「時間が解決する」とも言えますね。
ですが、日本に帰国したのにこころが疲弊してしまってはつらいですよね。そのような時は、カウンセラーなど専門家に相談することも一案です。