中学校で習うお決まりの英会話フレーズの一つと言えば、
「How are you?」
「I’m fine, thank you, and you? 」
しかし、実際にネイティブスピーカーはこんなフレーズを使わない・・・という事も耳にしますよね。
そこで今回は、ディズニー映画を使ってリアルな英会話のフレーズを学びます。
ディズニー公式サイトはこちら:https://disneyplus.disney.co.jp/
ディズニー映画は、日常会話で頻繁に使う英会話のフレーズや英文法が沢山使われており、難しい文法や複雑な言い回しのものはほとんどありません。英語学習者がリアルな英会話を学ぶのにぴったりなのです!
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今回は、TOY STORY3から、ネイティブが日常会話で使う便利な10フレーズをご紹介します。
ネイティブが日常会話で使う便利な10フレーズ
① I haven’t see you. (久しぶり!)
アンディの母親がおもちゃを寄付するために保育園を訪れるシーンです。
日本語訳:あら、久しぶりじゃない。
教科書で「久しぶり」は、「Long time no see!」と習いましたよね。しかし、こちらのフレーズが一般的です。
字幕部分では「 I 」が省略されていますが、「I haven’t see you.」で、あなたに最近会っていないという意味になります。そこに「in ages」という単語がついて、「長い間会っていないわね、=久しぶり」というニュアンスになるのです。
相手が複数いれば、「I haven’t see you guys」と言えばOKです。
② go well. (うまく行く)
おもちゃ達が、持ち主のアンディに気づいてもらう為の作戦を実行した時の台詞です。
日本語訳:大成功だな。
うまくいったね、と何か物事が順調に進んだ時に使われます。現在形だと「go well」ですね。
How did it go? (どうだった?) 、It went well. (よかったよ) という様な掛け合いでもよく使われます。
③ Whatever happens. (たとえ何が起きても)
おもちゃ達の持ち主アンディが大学へ行く日、部屋を片付けています。そんな中、バズがウッディに言う台詞です。
日本語訳:何があっても皆一緒だ。
「Whatever」の意味の一つである、「たとえどんなことが……しても」というニュアンスで、何が起きてもという意味ですね。
慣用句で、「Whatever happens happens.」(なるようにしかならない)というものがあります。応用すると、「Whatever you do, (例え君が何をしても)」や、「Whatever he says、 (彼が何と言おうと)」などと言えますね。
④ grow apart. (合わなくなる)
持ち主のモリーに捨てられてしまった事を悲しんでいる人形のバービー。昔はよく遊んでいたのに、今はモリーが大きくなった為、遊ばなくなったことを話している台詞です。
日本語:モリーと心がだんだん離れていたんだけど
ここでは、「grow apart」という単語が使われています。あまり馴染みのない単語かもしれませんが、「grow = 育つ 」「apart = 離れる 」で、人と合わなくなる、距離ができるというニュアンスになります。
ここではだんだんと心が離れていったという過去から現在のことを指しているので、現在完了進行形の have been〜 ingの形がとられています。
⑤ How could ~? (よくもそんな事ができるね!)
アンディが大学に進学する為、おもちゃ達はアンディとは離れることに。アンディは屋根裏部屋に置いておこうとしたのですが、おもちゃ達は捨てられたと誤解してしまいます。そのことに怒っているミセス・ポテトヘッドが言い放つ台詞です。
日本語訳:よくもあんなことが!
「How could he do that? 」で、直訳すると「どうやって彼がそれを出来たんだ?」という意味になりますね。これは、「よくそんな事できたわね!」と、相手を非難したり責めている時に使われます。
英語らしい言い方ですね。話している相手に対して言いたければ、「How could you?」と使います。
⑥ make sense. (意味をなす)
自分たち(おもちゃ)が捨てられることに納得のいかないバズ。ポツリと言い放つシーンです。
日本語訳:どうも納得がいかない。
「make sense」で、「わかる」や、「意味をなす」の様な意味になります。ここでは、バズが納得が言ってない時の台詞ですね。
また、この「make sense」を使った頻出表現で、自分が言っていることを相手が理解しているか確認する時に、「Does it make sense?」と言うフレーズがあります。「Do you understand?」と言うと、とても高圧的に聞こえるので気をつけましょう。
⑦ can hardly wait. (待ちきれないほど楽しみ)
恐竜のレックスが保育園の子供達と早く遊びたくて言う台詞です。
日本語訳:待ちきれないよ
「I can wait」のcanとwaitの間に、「とても〜ない」という否定を表す副詞のhardlyを入れることで、「とても待てない=待ちきれないほど楽しみ!」という意味になります。同じ様な言い方で、「I can’t wait!」も良く使いますね。セットで覚えておきましょう。
⑧ It’s my fault. (僕のせいです)
アンディが皆を助ける為に保育園に戻ってきて、仲間に言う台詞です。
英語訳:いや、違うよ。君たちを置いて行った俺が悪いんだ。
直訳通り、「私のせいだ。」というニュアンスですね。とても良く使うフレーズです。自分に責任があり悪いと感じている場合に使います。
もう少しカジュアルな言い方だと、「It’s my bad.」友人間であったり、軽いミスに対して使われます。
⑨ as long as I can remember (覚えている限りは)
TOY STORYの名言などとも言われている印象的なシーンですね。アンディが、ウッディーの人形を近所の女の子に譲る時に言う台詞です。
日本語訳:ウッディは覚えてないくらい昔から僕の友達だった
「as long as」は「〜する限りずっと」つまり、覚えている限りずっと=覚えていないくらいから、と言う意味になりますね。「pal」は仲間や友人という意味のスラングです。ペンパルのパルですね。
⑩ mean a lot to me. (私にとってとても大切です)
ウッディが自分のおもちゃ達を少女にあげるシーンで、おもちゃ達がいかに彼にとって大切だったかを話しています。
日本語訳:僕の宝物なんだ。
「mean to me」で、「僕にとって重要な意味がある」というニュアンスですね。特に人やものに対して強い感情を抱いている時に使われます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
聞いた事があるフレーズも、そうでないフレーズも、実際に使われているシーンを想像するとイメージが湧きやすいのではないでしょうか。
紹介した10フレーズは、どれもネイティブが日常会話で頻繁に使うものです。他のシチュエーションに置き換えたり、単語を変えて応用できるものばかりです。ぜひ練習してみてくださいね!
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