TOEICで点数を上げるには同じ問題集を何回も繰り返す事が大事と言います。
ただ、これから本格的にTOEIC勉強しようとしている方や点数の伸び悩みをしている方は、おそらくご自身がお持ちの公式問題集ないし、模試の復習ちゃんと出来ていないはず。
そこで今回はTOEIC900点以上を取得している10名の方に、TOEIC問題集の2回目以降の復習方法についてお伺いしました。
この記事を読むことで・・・
「何回も復習した方が良いと言われるけど、本当にそんなにやるべきなのか?」
「実際、高得点取得者達は本当にやっているのか?」
「新しい問題集にとりかかるのはいつぐらいが良いのか?」
こういった点を解決するヒントが得られます。
TOEIC公式問題集「リスニング」の復習方法
700点台を目指す方は、パート1&パート2の繰り返し復習を!
最高点:920点
初回:730点
ペンネーム:NNN888さん
TOEICで高得点を取ろうとする時に、リスニングのパート1&パート2でほぼ満点に近い点数を取ることが一番の高得点への近道です。
TOEICの点数をあげようとする時には、リスニングの点数UPが全体の点数に大きく左右します。というのは、TOEIC試験の構造上、高得点を取ろうとすると、リスニングはほぼ満点が必要になり、リーディングについては必ずしも満点を取らなくても、満点になることがあります。
その中でも、一番時間をかけるだけ点数に結びつきやすいのが、パート1とパート2です。
私は、最初TOEICの点数をあげるために全文をまんべんなく解いていましたが、リーディングセクションやリスニングのパート3、パート4は総合力がテストされます。
そのため、勉強効果を実感するのに時間がかかり、また公式問題集を解いても、問題と解答は理解できても、次に同じ傾向の問題が出ても、リスニングを聞き間違えたりすると点数に結びつきません。
しかし、パート1、パート2については、基本的には一問一答ですので、使われる英語も複雑なものではありません。私は、TOEICの公式問題集を全てのパート1、パート2を何度も解きました。
これを何回もおこなっていると、一文だけについては聞き取れる英語力が身についてきます。また、問題の傾向として、何が問われやすいのかのパターンも見えてきます。
例えば、WhenとWhereさえ聞き取ることができれば、正しい回答が選択できるような問題です。
ここだけでも、リスニングの30%近くのボリュームがあるので、まずはここを安心して迎えられる準備をするだけで、他のパートへの勉強に移行しやすくなると思います。
最終的には、総合的な英語力が必要になりますが、それでも点数の成長が見えることで勉強へのモチベーションが維持されやすいと思います。
そういった意味では、パート1&パート2の勉強から、他のリスニング部分、リーディングへと進めて、スコアを高めていただくのが良いかと思います。
先読みは750点以上を目指す方におすすめしたい、リスニングの基本訓練!
最高点:910
初回:520点
ペンネーム:さとみさん
TOEICの点数がある程度伸びてきた人にとって、リスニングの後半の会話問題はなかなかやっかいなパートだと思います。
とくにPart3に関しては、Part4の留守電や広告などのシチュエーションやQ&Aが想像しやすいのに対して、誰と誰が話しているのか、どのようなシチュエーションなのかを想定するのが難しい問題が多いですよね。
Part2までの短文での会話から一気に長文のリスニングへと意識を変えるので、会話全体を把握しながらリズミカルに答えていく必要があります。
そこでこのPart3での高得点を目指すにあたり、実践したのが「いかに余裕のあるときに設問や選択肢を先読みするか」という訓練をすることです。
Part1や2のDirectionsのときに可能な限り、Part3の最初の方の設問や選択肢を先読みして会話の内容を予想しておくのです。
そして、実際にPart3のDirectionsのときには、さらに先の設問と選択肢を先読みします。
そうしておけばある程度パターン問題であれば選択肢を絞ることができますし、Part3に入ったときに落ち着いて取り組むことができます。あとはリスニング本番で音声に集中して聞き、音声が終われば素早く3問とも解答し、次の問題の先読みをしていきます。
リズムよく解答してスコアアップを狙う上で、この公式本を使った先読みの訓練は有効でした。ぜひ皆さんも実践してみてくださいね。
TOEICリスニングパート3・4を攻略して、後半に余力を残そう
初回:550点 最高点:975点
ペンネーム:がんばろうTOEICさん
TOEICは問題数が多く、英語力だけでなく時間や集中力との戦いも大事です。
とくにリスニングは録音されている問題のペースについていくのに必死になりがち、、、ちょっとでもぼんやりしたり、終わった問題を気にしていたりすればたちまち置いていかれてしまう。
そしてそこで焦るとパニックに陥り、頭と耳が拒絶反応・・・なんてことにもなりかねないませんよね。
試験前半でそんな状態になれば、後半のリーディングにも影響してしまいます。リスニングの中でも、この状態になりやすいのがパート3とパート4ではないでしょうか。
パート3とパート4は1つの会話もしくはナレーションに対し、設問が3つあり、それぞれに選択肢が4つあります。
音声が始まる前にこの12文をさっと読んで理解し、会話・質問を予測しておく。実際に音声が流れたら、これらの文を目で追いつつ、話の内容を理解する。これが基本です。
とにかく目も耳も頭もフル稼働で忙しい!(苦笑)
そこで、私が公式問題集で実施したのは、まず出来るだけ本番に近い環境を作ってテストをやってみることです。
一人よりも、TOEICに興味のある友人などを集めてやってみることで、集中が難しくなります。
音声もヘッドホンなどで聞きやすくするのではなく、プレーヤーなどで流すことで自分との間に多少の雑音をわざと入れます。
そのような環境で、自分がどれくらいできるのか、弱点は何かをまず把握しましょう。
答え合わせをしたら、間違った問題だけでなく全ての問題文、説明文、音声スクリプトに目を通し、知らない単語をしらみつぶしにします。
時間がない中で、「この単語どんな意味だっけ?」と考えるのは、時間のロスにつながるため、ボキャブラリは最重要です。
次は会話文とナレーションを、ほぼ同じ速度で追いかけられるまでシャドーイング!
とにかくテンポに耳と頭を慣らします。
最初はスクリプトを目で追いながらのシャドーイング。これは目と耳と口を同時に使う練習になります。
何度か繰り返して慣れたらスクリプトは見ずに、音声を聞き、ワンテンポ遅れたシャドーイングに切り替えます。
耳からの音声に集中し、イントネーションや強弱を出来るだけ真似て話す。これはスピーキングにもとても役立つ勉強法なのでやっておいて損はないです。うまく言えるようになる頃には文章をほぼ覚えてしまう。
ここで最後にディクテーションをして細部を漏らさず拾う練習をします。
とにかくTOEICの英語テンポに慣れる、目と耳(と口)を同時に使う練習をすることで、本番も楽になるはずです。
リスニングを攻略し、自信と余力を後半のリーディングにつなげていきましょう!
Part4を徹底攻略すれば、リスニング全体の点数までアップする!
最高点:905点
初回:725点
ペンネーム:ぱるこさん
TOEIC公式問題集のPart4を徹底的に攻略すれば、リスニングの満点が狙えます。
なぜこのパートが一番重要かというと、Part4はひとりの人物が長文を話し、それに対する質問文3つに答えなければいけません。また、内容は電話のメッセージ、会議、駅でのアナウンスなど多岐に渡ります。そのため、一番リスニングパートでの難易度が高いからです。
私自身リスニングは好きでしたが、Part3、4に苦手意識を持っていました。
そこで、Part4の復習に時間をかけることにしました。最初は内容によっては最初から最後まで聞き取れない問題もありました。しかし、負荷をかける意味で、聞き取れるようになるまで、Part4に時間を割く事にしました。
方法としては、最初は普通のスピード。慣れてくると、1.1倍速などで再生するのです。
聞き取れなければ、普通のスピードで繰り返し聞きます。
すると、Part4のひとりの長文が聞き取れるようになると、結果的にPart3の2人の会話までもが聴き取れるようになったのです。
2人の会話であれば、声色が異なり、何についての話であるのか、ひとりでの長文よりも、会話の中で理解しやすいからです。そのため、復習の効率アップとしても、Part4から対策し始めることをおすすめします。
私はこの方法で、リスニング満点を叩きだすことができました。ぜひ、このやり方を信じて、勉強してみて下さい!
TOEICのリスニングpart4 長文の復習方法
最高点:960点
初回:560点
ペンネーム:さらんさん
私は自分が口に出して言えない英語の単語やフレーズ、会話は耳でも同様に聞き取ることができないと考えており、少しでも知っている単語を増やしたり、フレーズや会話を耳に鳴らすことで、英語力のリスニング力アップにつなげました。
今回はTOEICのリスニングでも一番文章が長く、ナレーションやアナウンスなどの難しいリスニング問題が出てくるpart4の復習方法について解説したいと思います。
私は、TOEICの模試問題やリスニング問題に特化した参考書などを購入し、一度通常通り問題を解いていました。
その後、聞き取れなかった文章のみ、大体の意味が分かるまで2.3回繰り返してCDで聞きました。
それでも聞き取れなかった英単語はカタカナ書きでメモしておいたり、どうしても分からない問題は空白にしておきます。
その作業の後、ようやく解説に目を通します。
解説全体に目を通して、自分が考えていた意味が合致しているか、聞き取れなかった箇所の意味は何だったのかを調べます。聞き取れなかった箇所の単語の意味やフレーズを読んでも意味が理解できなければ、辞書やインターネットで調べます。
自分でも音読して頭に入れるとより効果的だと考えています。全て終了した後に、最終的に問題をもう一度解いて、次の問題の復習に進むようにしました。
TOEIC公式問題集「リーディング」の復習方法
パート5を1問10秒以内で解くには、質より量!
最高得点:925点(2018年)
初回:685点(2001年)
ペンネーム:natsukowattsさん
あせらず読めば手ごわくない「パート7」で点を取るために、「パート5」は考えずに解けるように何度も復習しましょう。
TOEICのリーディング部門の1番の敵は時間配分です。最初の「パート5」で迷って考えたり何度も読みなおしをしていると時間がなくなり、「パート7」落ち着いて読めば選択肢はすぐに見つかるのに、焦ってミスするケースがあります。
リーディングのほとんどの時間(私は75分中60分)を「パート7」に使えればその心配がなくなります。
そのために「パート5」の文法・語彙問題は一目見たら迷わず選択できるくらいに、数多くの問題にあたりました。
公式問題集では正解した問題もそれだけで終わり!にするのではなく、そこから派生する文法も勉強していきました。
例えば動詞のあとに原形がくる問題だったら、~INGがくる場合は?両方くる場合は? など広げていきます。
「1粒で2度、3度おいしい方式」です。公式問題数は30問、ただ30回解くだけではなくその30問を倍の60問、3倍の90問に広げていくことで、問題のはじめを見ればすぐわかるくらいの反射能力が徐々についてきます。
さらに繰り返していけば、1問10秒と言わず5秒あたりで解ける問題も判別できるようになります。量をこなすことで質をあげる、「パート5」の量をこなすことで「パート7」の質もあげられます。
TOEIC高得点を目指すのに必須のリーディングPart7の勉強法
最高点:915点
初回:710点
ペンネーム:Rinarinさん
私が初めてTOEICを受けたのは大学生の頃でした。当時、大学受験で培ってきた単語力・読解力を持ってしても、TOEICを高得点を取るのに必要とされる速読力は、全く歯が立たないレベルでした。
リスニングはまだしも、リーディングでは文章を読む時間が足りなくなり、泣く泣く解くのを諦めた時もありました。
特に試験後半のパート7は、最も時間が足らず苦しめられました。ですが、このパート7こそ、TOEICスコアの底上げに重要であると説明させてください。
他の方もそうだと思いますが、私がTOEICを受ける時は必ず公式の問題集で勉強をしています。
一冊に2回分の試験が入っているだけの問題集ですが、速読力を上げる効率の良い使い方によって正答率を高めることは可能でした。TOEICで最も大切とされる速読力が上がれば必然的にパート7での得点が増え、確実にスコアは上がります。
私の勉強方法では、パート7における文章問題において初めから最後まで英文を読んでから設問に移るのは厳禁としました。
TOEICの試験を受けると分かると思いますが、パート7に辿り着いた段階で時間はかなり削られていると思います。
パート7の文章問題(シングル・ダブル・トリプルパッセージ問題いずれも)は、まず一つ目の質問に目を通してその回答に関係有りそうな部分を探し、ピンポイントにヒントを見つけて答えます。
そして次の質問を読み、その設問が聞いている該当箇所を探して回答するというのを繰り返しを行います。
最初のうちは、設問の中身に当たる箇所を探すのに時間を要するかもしれませんが、ここでポイントなのは、公式問題集を””最低2冊””使って同じ解答方法を何度も復習しつつ繰り返し解いていくことです。そうするうちに、ヒントを探すスピードは確実に速くなります。
このヒントを斜め読みで探す力こそ速読力につながると私は考えています。
私が社会人になり、仕事で英語力が必須となったためTOEICのこの勉強方法を反復して練習しましたが、この勉強で身についた長文速読力は今でもしっかり自分のものにできていると実感しています。
パート7の即座な対応を極めるには、文法力
最高点:930点
初回:600点
ペンネーム:kkさん
私の重に力を注いだ勉強はリーディングのパート7の攻略です。
なぜ最も重要視するのかというと、単純に一番英語の内容が難しいからです。
パート7が瞬時に理解する能力を持っていれさえすれば、リスニングなどで使われている表現は聞き取り方の勉強は必要であるにしても、簡単に感じることができます。
過去に勉強方法として、効率の悪く失敗したやり方は、とにかく次々に量をこなそう、という考え方で、長文の内容を完璧に理解しないまま、「なんとなく」の理解で次のページ次のページ、と問題集を進めようとしたことです。
結果としてやった量の割に記憶に残りません。沢山の問題集を沢山解くというのは正しいように思えてしまうのですが、結局一番成功した方法は、あるひとつの問題集を暗記するまで、無意識に口から出てくるまで内容を理解し、何度も繰り返し繰り返し叩き込むのが一番遠回りなようで近道でした。
しかしパート7は文法力が必要で、ただ問題集を解いているだけでは息詰まります。復習方法として、問題集とは別に、文法書を常備した状態でひとつひとつの文を着実に理解していくように努めました。
「なんとなく」の理解度ではパート7の選択問題は絶対にどれも微妙なニュアンスでひっかかりますので、一文一文を細部まで理解すること、そして同じ問題を日を改めて何回も何回も解くことが大切です。
公式問題集以外も含めた「TOEIC問題集・TOEIC模試」の使い方と復習方法
私のTOEIC問題集の復習方法(1回目、2回目、3回目編)
最高点:930点
ペンネーム:おかしさん
TOEICの勉強法で大切なことは多くの問題集や参考書に手を出すよりも、一つの本をまずは完璧にすることです。
公式テキストを使う場合、一回目
前提として公式問題集を使った場合の話をします。
まず、1回目は普通に模試として本番と同じ時間設定で問題を解きます。その後答え合わせをしながら解説を読みます。ここで、知らなかった単語などの意味を確認しておきます。
この確認作業は辞書を引きながらというものではなく、解説に載っている訳や語注で確認するのみにしておきましょう。
なぜここで辞書を引いたり単語帳を作らないかというと、それをやりだすと時間がかかり、進まなくなるので嫌気がさしやすいからです。
1回目は自分の実力を知ることと、自分の知らなかった単語等の初回のインプットが目的です。
公式テキストを使う場合、ニ回目
2回目の復習はじっくり行っていきます。
①再度問題を解く
②答え合わせ
③解説のスクリプトを見ながらヒアリングとリピート
④解説のスクリプトを見ながらシャドーイング
⑤単語帳の作成
問題を解くのは2回目なので当然1回目よりはできるはずですが、全問正解とはいかないことが多いです。
つまり、1回の復習ではそれだけ忘れているのです。
ヒアリング対策には音読、声を出すことが最も有効です。この方法を1か月行っただけで100点UPしました。
単語帳の作成に関しては、わからないもの全てを記載する必要はありません。前にも見たけど、覚えていないなとか、よく見るなというのだけを記載していけば時間も節約できますし、頻出語が自然に記載されるようになるので効率的です。
①再度問題を解く
②答え合わせ
③単語帳の作成
PART5-6に関して
上記に加えてできなかった問題が語彙問題なのか、文法問題なのかを把握し文法問題であれば該当の文法部分を文法書で確認します。
文法書もすべてをやり直す必要はなく、自分の弱いところできないところを中心にやり直します。また5,6に特化した別のテキストを何度もやっておくと良いです。
PART7に関して
パート7は基本的な読解力が必要になります。
なのでまず、和訳と長文を照らし合わせ構文解釈しながら精読します。その後はその構文と和訳を頭に入れながら音読。音読は各文章10回もすれば大部身につくと思います。
公式テキストを使う場合、三回目
①再度問題を解く
②答え合わせ
③シャドーイング(ヒアリング問題)
④音読(PART7)
となります。
そして問題が全問正解になったら、あるいは文章が暗唱できるくらいになったら復習完了です。
ここまでやると1冊で充分力が付きます。
2回目の復習は一番時間がかかるので、いっぺんにやる必要はないです。
今日はPART1と2、明日はPART3、といったような感じで各パート単位で行うといいです。
ただし、なるべくPART2とPART5のように、ヒアリングとリーディングを同日にセットにしながらやった方がより効果的です。
最後にTOEICの勉強は反復が非常に重要です。同じ問題で何度も間違えると失望しますが、復習からが本当の勉強と思っているくらいがちょうど良いです。
1冊10回分のTOEIC模試を「10周」繰り返した私の勉強法
最高点:TOEIC945点
ペンネーム:ボールペンさん
自己流なので効率的かどうかはわかりませんが、自分の場合は最初のうちはとにかく問題を解いて答え合わせの繰り返しだけをやっていました。
復習せずにスコアアップ
1つの本に10回分の模試が付いている本をやったのですが、テスト1から順に解いていきテスト10まで終わって、特に復習せずにテスト1をやるとそれだけでスコアが上がっていました。
同じようにテスト10まで解くと、全部のテストでスコアアップしました。
一度やったテストなんだから当たり前と思われるかもしれませんが、復習もしていないのにスコアが伸びたということは確実にTOEICの問題や英語に慣れてきたということです。
これを3周目4周目と繰り返すとだんだんスコアの伸び率が落ちてきて、5周目ぐらいになるとスコアの更新ができない回も出てくるようになってきました。
・・・・が!
それでもそのまま10周ぐらいまで続けました(笑)。
すると、これだけの数をこなしていると問題なども覚えてきて、この単語さえわかれば意味がわかるのにというものが出てきます。
10回終了後に意味を調べる
その段階まできたら一度意味を調べながら時間を気にせずに問題を解いていきます。そうすることで完全に問題を理解できます。
単語だけで覚えようとしてもすぐに忘れますが、文章の中に入っているのを何度も目にしていると一度意味を調べただけで覚えられる割合が高まります。
文章中にあることで前後の単語から予測しながら思い出すことができます。それをテスト10までの気になっているところの意味調べる。
気になっていた部分の意味がわかると記憶に定着する率がすごく高いので、やはりかなりの英語力アップになります。
その後また時間通りに模試をやります。すると意味調べの前と比べるとまた飛躍的にスコアアップしています!!
新しい問題集へ
その問題集も何度もやっているので、時間も余裕で余るようになってきます。
私はそうなってきてから新しいテキストに移りました。
何度も繰り返したテストだから点が上がっただけなんじゃないか?、という不安があったのですが、新しいテキストでも高得点を獲得することができましたよ。
またそのテキストでも気になる部分が出てくるので、そうしたらまた意味調べをしての繰り返しです。ただpart5や6の熟語などは知らなきゃ解けない問題も多いので少しずつ身につけなければできません。
知らない問題はいくら考えてもわからないので感覚で塗って次の問題に移ることが大切。繰り返し問題を解くことで英語の感覚も身につくので、勘で当たる問題も多くなります。
英語の勉強は質より量だと思っています。
パート別:TOEICの効率的な勉強法
TOEICを試しに1度受けられた方は、自身の得意パート、点が意外に低かったパートが分かるかと思います。そこで2回目のTOEIC受験に向けてより効率的、効果的な勉強法を考えたいと思います。
まずリスニング、リーディングパートに限らず全体として言える事ですが、過去問をしっかりこなすべきかと思います。何故かと言いますと、やはりTOEICテストは似通った問題が数多く出題されるからです。
リスニングパート
リスニングに関しては過去問を解いて、間違えたところを集中的に全ての語が聞き取れるくらい聞きなおします。
一方で一度でしっかり内容が理解できたものは時間短縮のため次回以降飛ばします。どの単語が聞き取れなかったのかをしっかり認識し、耳を慣らすべきです。
そして過去問を1題1題しっかりとマスターすることにより、自然と語彙力も向上しリーディングパートにも良い相乗効果をもたらしますと考えます。
リーディングパート
リーディングに関しても文法は得点を飛躍的に伸ばすパートだと思われますので、過去問題集を購入して徹底的にマスターすべきかと思います。
ここで時間をかけなければ、長文読解に時間を割くことが出来、より余裕を持って試験に臨めます。なお語彙に関してはTOEIC試験問題集や過去問などを解きながら、分からない単語が出てきたらその時メモしておき、暗記するようにすれば良いかと思います。
TOEICの点数向上を図る際は、TOEIC関連問題集のみ使い効率的に語彙暗記をすべきです。英語教材は沢山ありますが、TOEICで出題される単語、言い回しは結構同じものが繰り返されるので、より効率的に勉強すべきでしょう。
今回は2回目以降の勉強方法に関して検討しましたが、TOEIC初受験の際も過去問を事前に解いてどういったことが聞かれるのか、どのくらいのスピードで話されるのかなどを把握しておくと良いかと思います。
数ある英語教材の中で、TOEIC試験問題集や過去問題集に絞って勉強をしたほうが効果的かと思います。ただリスニングにしてもリーディングにしても、1つ1つ完璧にマスターすることを忘れないで欲しいですね。
あわせて読みたい:オンラインで受講可能なTOEIC講座【15選】zoom、skypeを使った短期TOEICセミナーを随時更新