今ではだいぶ「語学留学=セブ島」といっても過言ではないほど留学といえばセブ島というイメージが世の中に定着してきたのではないでしょうか?
アメリカやカナダ、イギリスに留学に行く方ももちろん多いですが、費用と日本からの距離などからいって、語学留学ならセブ島での留学は本当におすすめです。
ところで、セブ島留学といえば英語を学びに行く…というイメージだったのですが、最近よく耳にするのがセブ島IT留学!
そう、セブ島でITを学ぶというプログラムがあるらしいのです。なぜ?ITをセブ島で学ぶのか?日本でいいじゃん…と思う方が大多数だと思います。
ですが、実際にいくつかの学校でIT留学を体験してみると、想像していた以上にセブ島でITを学ぶメリットがありました。
今回はセブ島でITをなぜ学ぶのか、セブ島にあるITが学べる語学学校、そしてプログラミングを学ぶ上で役立つサイトなどを紹介していきたいと思います。
目次
なぜ今、セブ島でIT留学なのか
なぜセブ島でIT…つまりはプログラミングを学ぶのか?日本ではダメなのか?または他の国でもいいのではないか…
様々な疑問が浮かぶと思います。もちろん日本でプログラミンを学んでもいいと思います。ですがセブ島で学ぶメリットがいくつかあります。
1.挫折率を少なくさせる
プログラミングを学ぶにあたって1番の問題は、挫折率です。
プログラミングを1人で勉強しようと思うと、半分以上の確率で挫折する人が多いのではないかと私は思います。専門学校やスクールなどでも講座式で教えてくれるところが多くありますが、プログラミングはどうしても自分との戦いです。
わからないところは聞いて進めて行きますが、基本的には自分で考え、調べてひたすら書いて失敗して調べて…の繰り返しです。そこで挫折する人はかなり多いです。見えない無限ループにはまっていきます。
挫折率の高いプログラミングの勉強ですが、「新しいことをはじめるには環境を変えなさい」とどこかで聞いたことがあるように、日本で1人で勉強するのではなく、環境を変えてひたすら打ち込むととてもいい効果が出ます。
また仲間がいるので続けやすいです。
2.暖かい気候と緩やかな環境でストレスゼロ
セブ島は常夏の国です。最高気温は夏は30度以上、冬の時期でも常に28度前後はあるので、とても過ごしやすくストレスを感じにくい環境にあります。
プログラミングの勉強というのはどうしても部屋に閉じこもって1日パソコンに向かうことになりがちですが、セブ島では適度にリラックスできる環境にあります。
カフェでは電源・Wi-Fi完備は標準なので、環境を変えて勉強することもできます。タクシーに乗って30分走れば青い海を望むことができます。実はプログラミングの勉強をするのに南国はぴったりな環境です。
私も日本の石垣島でプログラミングの勉強をしましたが、本当にストレスがなく、しかもしっかりと学べる上にのんびりとできるのでおすすめです。
日本の現在住んでいるところでは誘惑が多いですよね。私も東京で勉強しようにも他にもやりたいことが多すぎて集中できません。
場所を隔離させ、しかも常に暖かい南国で勉強するのは実はとても効率がいいのです。また、南国は基本遊ぶ場所も少ないのでなにかに集中しやすい環境です。
3.フィリピンには優秀なエンジニアが多い
フィリピン人といえば、働いてなさそう…や、テキトーな人が多そうなどマイナスのイメージを持つ方が多いと思います。フィリピンタイムという言葉があるくらいですから、フィリピン人は怠け者!と思っている人が多いです。
ですが、フィリピン人は実は優秀なエンジニアがたくさんいます。また、フリーランサーという世界最大規模のサイト利用者の第3位はフィリピンです。なぜフィリピン人がインド、アメリカに次ぐ第3位なのか?
フィリピンでは英語は公用語の1つで、小学校から英語を学びます。なので英語が主であるプログラミングを学び理解する能力が高いのだと思われます。
なぜ英語も一緒に学ぶのか
フィリピンセブ島留学でやっているIT留学は、IT×英語が基本です。細かくいうと英語の授業が1日3〜4時間、ITの授業が1日3〜4時間というスタイルです。ITの授業だけという語学学校はありません。
まぁ、それだと本当に日本でスクールに通った方がいいということですよね。
ではなぜ、英語の授業も一緒に学ぶのか?その答えは、プログラミングは英語でできている、そしてグローバル化が進む世の中、英語が必須になってきているということです。
プログラミングだけではなく、英語も一緒に学ぶことで理解度はもっと深まります。英文のエラーを理解することができたり、わからないことを日本語で検索すると3000件程度の検索結果が、英語で検索すると10000件以上の検索結果が出ます。
日本語だと知りたい情報がない場合も、英語だとすぐに解決できる場合があります。
なので、英語を一緒に学ぶことによって会社のグローバル化に対応できたり、外資系に就職できたりするだけではなく、知りたい情報を英語ですぐに理解することができるのです。
セブ島でIT×英語留学が出来る語学学校
それでは実際にセブ島でIT留学が出来る語学学校を紹介します。以下の学校はすべて日本人経営の学校ですので、日本語でサポートを受けることが可能です。
Kredo(クレド)
>>Kredo IT留学公式サイト
対応コース:Webデベロップコース、インターン型実践プログラム
授業と英語比:プログラミング授業1日4時間+英語の授業1日4時間
受講期間:14週間または26週間
まずご紹介するのが、Kredoです。校舎・宿舎共にITパーク内にあります。Kredoの特徴としては、フィリピン人エンジニア講師による英語でのプログラミング授業です。
英語レベルはTOEIC350以上推奨となっています。ですが、多少プログラミングをかじっている人であれば英語力はもう少し低くてもなんとかなります。実際に私も体験留学しましたが、英語力はありませんがITの語句が理解できるので授業についていくことは出来ました。
また、クラスもだいたい3〜4名ほどなので、英語力は低くても先生のきめ細かい対応がしっかりと受けられるので安心です。
英語の授業に関しても、内容は生徒それぞれに合わしており、上級者にはビジネス英語、初心者にはカランメソッドや日常英会話を中心に勉強していきます。
シードテックスクール
対応コース:エンジニアコース
授業と英語比:プログラミング授業1日3コマ+英語の授業1日3コマ
受講期間:12週間
人生を変える12週間がキャッチコピーのシードテックスクール。コースはエンジニアコースのひとつのみで、開講日も決められています。定員は7名で、12週間一緒に学びます。
アクトハウス
対応コース:1ヶ月コース、3ヶ月コース、6ヶ月コース
授業と英語比:プログラミング2コマ、英語2コマ、ビジネスorデザイン2コマ、自習1コマ
受講期間:4週間〜
アクトハウスは「プログラミング/英語/ビジネス/デザイン」の4つのスキルを学ぶセブ島のIT留学です。起業やフリーランスとして活躍したい方にぴったりのIT留学です。
コースは何ヶ月かによって分かれており、1ヶ月は主に基本「HTML/CSS」だけ、3ヶ月で全てをインプット、6ヶ月コースはインプットとアウトプットをします。ITは日本人講師、英語はフィリピン人講師から学びます。
日本でプログラミングが学べるスクール
日本でプログラミングが学べるスクールをいくつか紹介したいと思います。セブ島留学から帰ってきてから、追加で自分の興味があるのを勉強しても良いと思います。
例えば、フロントエンドを中心にセブ島留学時に学んできたのであれば、RubyやPHPを追加で受けるといいと思います。または、セブ島留学前に少し勉強したいなという場合でもおすすめです。
ただ、留学前に少し勉強したい程度であれば、次の項目で紹介する無料で使えるサイトを利用して勉強する方がいいと思います。
TECH CAMP
>>TECH CAMP公式サイト
通学プランとオンラインプランが選べるテックキャンプ。エンジニアコースのみで、短期集中コースだと最短10週間でカリキュラムを終了します。転職保証制度もあり、教育訓練給付制度を利用するとかなりお得に受けることができます。
WebCamp
>>WebCamp公式サイト
全部で14もの講座があるのが特徴。はじめてのプログラミングコースからjavaやPythonなどの言語コース、デザインコースもあります。金額は基本コースで1ヶ月169,800円からです。
1人だとつい挫折してしまう人にはおすすめです。
TechAcademy
>>TechAcademy公式サイト
コースははじめてのプログラミングからWEBデザイン、フロントエンドから、アプリ開発やAIを学べるコースまであります。複数コース受講もあり、どれがいいか迷ってしまう方は、おすすめコース診断もあります。
本格的に学ぶ前に!無料で使えるおすすめサイト
プログラミングを学びたいけど、お金をかけずに勉強したい。でも独学だけでは限界がある…そう思っている人は、以下の無料で使えるプログラミングの勉強サイトで勉強していくことをおすすめします。
無料ですがどのサイトもかなり詳しく説明しており、動画を用いているのでとてもわかりやすいです。この言語について学んでみたいけど、本格的に学ぶかどうかわからないけどどんなものか見てみたいというときでもおすすめです。
ドットインストール
>>ドットインストール公式サイト
プログラミングを勉強している人は利用している人が多いかと思います。HTMLやCSSの他にもPHPやRubyなど様々な言語を取り扱っています。ひとつひとつの講義が3分以内となっているので、ちょっとした隙間時間に勉強することが可能です。
主に無料公開しているのは初心者向けの動画で、一部プレミアムとなっている中上級者向けの講座は有料です。月額980円で全ての動画を見ることができます。
progate
>>progate公式サイト
このサイトは無料で公開されていますが、無料とは思えないほど作り込まれたサイトです。
主にイラスト中心のスライドショーでわかりやすくプログラミングの説明がしてあり、演習に入ると実際に画面にテキストエディタが表示されて、横に書いてある説明書きを見ながら実際にコードを書いていきます。
間違えた入力をすると日本語で何が間違っているのか解説され、一個一個手順を踏んで学べるサイトになっています。動画解説を見るだけでは手を動かしていないのでダメです。このサイトは実際に手を動かしていくのでおすすめです。
paizaラーニング
>>paizaラーニング公式サイト
こちらのサイトはドットインストールと似ていて、3分前後に動画がまとめられており、手軽に毎日勉強できるサイトになっています。イラストや可愛い絵を使用しているので見た目がとても可愛くまたわかりやすいです。
就職・転職に直結したカリキュラムになっているのが最大の特徴です。
Webクリエイターズチップス
>>Webクリエイターズチップス公式サイト
主にフロントエンド向けのサイトです。HTMLやCSSの他、イラストレーターやフォトショップなどの動画が無料で公開されています。フロントエンドエンジニアを目指す方は、フォトショップやイラストレーターは必須なので、こういったところで学びましょう。
chot.design
>>chot.design公式サイト
その名の通り、毎日ちょっとずつデザイン・プログラミングを学べるサイトです。PhotoshopやIllustratorなどの使い方のほか、HTML・CSS、WordPressやデザインツールの使い方などの動画がたくさんあります。
番外編
以下二つは、無料ではありませんがプログラミングを学ぶ上でおすすめするサイトです。
Schoo
>>Schoo公式サイト
プログラミングやデザイン関連、英語やビジネスなど様々な動画を配信しているサイトです。生放送で見る場合は無料ですが、その他録画されている動画を見る場合は月額980円のプレミアムプランに入る必要があります。
プログラミングだけではなく、社会人として役立つ動画がたくさんあり面白いです。
Udemy
>>Udemy公式サイト
プログラミングを学んでいる人は利用している率が高いのがUdemyです。講座を買うタイプで、定価ですと1万円前後ですがキャンペーンでうまく買うと1万円の講座が1,200円前後で買えたりします。
私もここでWebデザインコースやCSSの講座をかなり安い値段で購入して見ています。かなり質が高く、内容も豊富なのでもしキャンペーンをやっているのであれば購入するべきです。
まとめ
セブ島でIT留学も面白いですね!
特に文系に通う大学生におすすめしたいのがこのIT留学です。大学在学中にセブ島へ語学留学へ行く方は多くなったのですが、英語を学ぶのもとても重要ですが、そこにプログラミングがあると就職にもっと有利になります。
最近では休学を選択する大学生も増えてきています。実際に出会う大学生は休学をして色々と経験をしている方が多いです。特に、大学休学中にプログラミングを学ぶ人は多いです。それを就職に直結させるかはわかりませんが、その知識は絶対に将来役に立つはずです。
また、大学生の次に多いのが、社会人3年目や30歳目前の方々です。転職としてプログラミングを学ぶ人が多い印象です。
もし、大学生で就活やこれからの人生に悩んでいる方、すでに社会人で転職やスキルアップを目指している方がいるのでしたら、セブ島でのIT留学をおすすめします。
英語とプログラミングを同時に学べ、就職の幅がぐっと広がるはずです。