セブ市内またはマクタン島から車で約1時間ほどの場所に、ファミリー向けの大型アミューズメントパーク「パパキッズマリーナ&フィッシングラグーン (Papakit‘s Marina & Fishing Lagoon)」があります。
その広大な敷地にジップライン、乗馬、空中自転車、ウォールクライミング、釣り、吊橋の他、カヤックなど海水が溜まった湖を利用したウォータースポーツまであり、大自然の中で一日中遊ぶことができます。
また晴れた日には最高の景色を楽しめますよ。
海のアクティビティ以外でお子様と共に楽しめる場所を探している方は、セブオーシャンパークもチェックしてみてくださいね!
目次
パパキッズの場所・行き方
セブ市内からですと、セブ島とマクタン島を結ぶニューブリッジに向かう道から更に進んだ先の「リロアン(Liloan)」という場所にあります。マクタン島からはニューブリッジ後にセブ市内に入ったら、右手に折れて北へ向かいます。
どちらからも約20kmぐらいの距離、車で1時間です。
携帯の電波はギリギリ通じるので、帰りはグラブタクシーを利用することができます。ただ、利用客の多い夕方の時間帯には取れないこともあります。
グラブタクシーが使えない場合は、一般タクシーやはほとんど通っていないため、近くにあるショッピングモールの「ガイサノモール(Gaisano Mall)」まで行く必要があります。
特にお子様連れの方や英語に自信がない方は、タクシーやグラブカーはオススメしません。ドライバー付きのレンタカーを予約して行きましょう。
レンタカーの場合は、8時間4,000ペソ、1時間延長500ペソです。(レンタカーDEセブの場合)
ワゴンタイプの値段なので、セダンやミニバンサイズですとさらに安いです。詳しくは下記にお問い合わせください。
レンタカーDEセブ(日本語対応可)
wildcebu@gmail.com
料金・チケットの買い方
ゲートに着きますと、ガードハウスのような場所でチケットを販売しています。
エントランスチケットは2019年時点で30ペソ。日本円にすると約65円!100円もしないという驚きの値段設定!
ジップラインやスカイバイシクルなどの各アトラクション一つ一つの料金は別料金で、200ペソ前後です。
ランチ付きのアトラクションし放題のフリーパスもあり平日は999ペソ、週末は1,199ペソとなります(税別)。
ただチケット売り場はここだけなので、一回利用したアトラクションが面白くて再度やりたくなった場合は、ここまで戻って再びチケットを買わないといけけないので注意が必要です。
色んなアトラクションを思い存分楽しみたい場合は、フリーパスの方をおすすめします。
園内はとても広くて暑い中、歩き回るのは厳しいです。車で来ている方は、園内も車移動することができます。
片道だけタクシーで来たという方は、専用のシャトルバスが園内の各スポットを廻っているので、こちらを利用して各アトラクションまで行き来ができます。
時期や天気にもよりますが、蚊は基本的に少なく、快適でした。これは子連れも安心ですね!それにしても念の為に、虫除けスプレーは持参してくださいね。また晴れるとやけるので、サンブロックや帽子なども忘れずに。
園内ではいくつかのクジャクを放し飼いしていました。動物園以外で見たのは初めてでしたので不思議でした。隣にいた子供達もクジャクの出現に大喜び!
様々なアトラクション
それでは、パパキッズ内にあるアトラクションを紹介いたします。
まず、山系アクティビティとしては、セブ島最長の「ジップライン」、ワイヤに固定された自転車に乗って空中を横切る「スカイバイシクル」、また円型の器具に入って、同じく空中をコロコロと回る「マムスタホイール」、「ウォールクライミング」、ミニアスレチック施設の「ジャングルオブスタクル」、吊り橋の「ハンギングブリッジ」そして「乗馬」など。
また湖で楽しめるアトラクションとしては「釣り」、「カヤック」、「パドルボット」、「ウェイクボード」、7人乗りの「ボートライディング」、水中アスレチックの「アクアクアトロ(別途料金)」などがあります。
それでは、主なアトラクションのそれぞれの魅力をさらに紹介していきます!
ジップライン(Zipline)
ワイヤーにぶら下がって下降しながらスリルと共に大自然を満喫できる「ジップライン」。パパキッズでは、200ペソで、片道400メートルというセブで一長いジップラインを体験することができます。
一旦向かい側の島に降りて行ったら、また最初の乗り場に戻ってくるため2度楽しむ事が出来ます。
乗り場の下には、ヘルメットが用意されています。ここからお気に入りのヘルメットを選んで着用してください。
見てください、この高さ。地上から約60フィット(約180メートル)の乗り場までは、階段をくるくると何周も回って登ります。
体に安全装置を付けると準備完了!落とさない自信があれば、スマホやGoProなどのアクションカメラを片手に持って乗ることもできます。
もちろん年配の方でも怖くなければ全然乗れます!ちなみにパパキッズのジップラインには年齢や身長に制限はありません。お子さんができるかどうかは親御さんが判断してあげてください。
ここの親切なところは、スタッフに頼めば反対側のジップラインからビデオを撮ってくれるのです!もちろん追加料金とかはありません!
降りていくスピードは、案外速くないので、思うほど怖くないそうです。逆に、戻ってくる方のジープラインの方が速かったという…
天気がいい日は最高に爽快です!日本では体験できないこの景色をぜひセブ島で体験してみてください。
ウォールクライミング(Wall Climbing)
ジップライン乗り場のすぐ隣には、約10メートルの高さウォールクライミングがあります。パパキッズでは、100ペソでチャレンジすることができます。
今回は編集長、斉藤さんが体験してみました。
見るだけでもこれはキツそうです。相当な筋力と握力が必要そうです。
最後のパートは、ほぼ直角に近いです。これは大変でしょう!もし皆さんもチャレンジするなら、登る前に体のウォーミングアップやストレッチは必須ですよ!
乗馬(Horseback Riding)
次は馬に乗って池の周りを巡る「ホースバックライディング」。パパキッズでは、15分乗りでわずか100ペソという超お得な値段で体験できます。
チケットを払うと、綺麗に管理されている馬を出してくれます。
馬一頭毎にトレーナーも一人ずつ付きますので、初心者でも安心です。散歩に出る前に、フォトタイムもありました。
緑茂る日陰のある道を、馬の背中に乗ってカタカタとゆっくり進んで行きます。
側には湖があったり、のどかな風景を楽しむこともできます。
行った道から乗り場まで戻ってくると終了です。
馬屋のすぐ隣には、大きな木に繋げたブランコがあります。
怖くて馬に乗れなかった5歳児も待ってる間にブランコに乗ったり、小屋で休んでいる馬を観察したりするなどして、時間を過ごすことができました。
釣り(Fishing)
ジップラインや乗馬など、山系アクティビティだけではありません。パパキッズでは、巨大な釣り堀を利用した釣りも体験できます。
ゲートで釣りのチケットを買い忘れた方は、釣り堀の入り口に位置したレストランでチケットを購入することもできます。
お値段は、釣竿や魚のえさを含めて一人100ペソです。なぜか時間制限もありませんでした。笑
チケット代を払うと、スタッフがレストランの外にある釣りスポットまで案内してくれます。当日は土曜日の11時ごろでしたが、既に何組かの親子が釣りをしていました。
天気にも恵まれ結構暑かったので、日陰の方に場所を取りました。これで準備完了!
フィリピン人スタッフがリールも巻き方や、釣りの要領を親切に教えてくれます。既に釣りの経験がある方なら難しいことではないと思います。
袋に入っている餌を撒くと魚たちが集まってきます。
何かきたぞ!
やった!15分もしないうちに約20cmもする魚が釣れました!
釣り堀の中には魚がたくさんいて、約30分の間に2匹の魚を釣ることができました。これは嬉しくて貴重な経験になるでしょう!
ちなみに、釣った魚はスタッフさんにより釣り堀の中にまた戻します。持ち帰りたい場合は、1KG当たり200ペソで買い取ることができます。
また50ペソの追加料金を払うと、釣った魚をレストランで調理してもららうこともできます。
スカイバイシクル(Sky Bicycle)
また山系のアクティビティに戻ってきました!「スカイバイシクル」という名前の通りの空中自転車に乗ってみましょう!
乗り場までには階段を登ります。料金は200ペソです。
反対地点からの素敵な眺めです。ワイヤに固定されているため、墜落することはありません。でもやっぱり怖いのも事実です。笑
乗り場の下で借りたヘルメットやワイヤーなどを付けると準備完了!
向かい側の島に向かって出発です。
自動的に降りていくジップラインとは違って、これは自分でペダルを漕がないと進みません。
返還地点まで行って帰ってくる様子です。
スカイバイシクルもジップラインと同じく、片方にはパパキッズのスタッフに乗ってもらい、写真や動画を撮ってもらうこともできます。もちろん友達同士で乗ることもできますよ。
ハムスターホイール(Hamster Wheel)
スカイバイシクルの乗り場には、またハムスターの回し車みたいなものが設置されています。
こちらは「ハムスターホイール」というパパキッズの中で、水中アスレチックと並び、最難関のアトラクションです。難易度を比べると、「ジップライン>スカイバイシクル>ハムスターホイール」と言えます。
皆がギブアップしたので、斉藤さん一人で体験することに。(お願いします!笑)
腰にベルトを付けるものの、バランスが取れないと左右に揺れますし、風が吹くと更にとんでもなく揺れます。覚悟を決めないと高所恐怖症でない人でもかなりビビって先に進めなくなる可能性があります。
一度足を踏み切ってしまったら、反対側に走り切るまで逃げられないので、乗られる方は覚悟を決めて取り組んでください。
スカイバイシクルと同様に、片方にはパパキッズのスタッフさんに頼んで撮影してもらいました。
ホイールの中で歩かないと行けない人は間違いなく大変そうですが、いい絵が撮れました!
帰りは、スタッフさんに代わりにホイールに乗ってもらい、自転車にすることも可能でした。こういう融通が効くのもフィリピンならではの良さでしょう!笑
アクアクアトロ(Aqua Quattro)
次に紹介したいアトラクションは、 海上アスレチックが楽しめる「アクアクアトロ」です。
このウォーターパークは一見簡単そうに見えますが、実物はかなり巨大で大人でも1周回るために体力がかなり必要で、若干危ない箇所もあります。そのため、高校生以上ぐらいからがおすすめです。
なお、同じ敷地内でもパパキッズとは別の運営会社のため、別途料金がかかります。
利用料金は1時間500ペソ、2時間900ペソ、半日券は1,500ペソとパパキッズに比べたら少し高めの設定となっています。水シャワーを浴びる施設や、着替えのスペースもあります。
覚悟を決めたら陸地からアトラクションまで繋がっている桟橋を渡りましょう!
スタッフが常に監視しており、かつライフジャケットを着るため溺れる心配はありません。
まずは、アトラクションに慣れているスタッフに見本として一周してもらいました。
トランポリンの上で高く跳ね上がったり、バランスの取れないはずのつなぎ橋を走りながら通り抜けて行きます。
蜂の巣のような場所では、真ん中のホールから海の中にダイビングも!(絶対真似はしないでくださいね!)
前に進むためには、このウォールクライミングのような滑り台も上がらなければいけません!
登りきったら次は海に向かって下降!
また写真のように、皆んなで上手くバランスを取らないと傾いてしまう乗り物もあるなど、友達同士でお互い助け合ったり競い合うことができるアトラクションです。
メインオフィスの隣にはお子様のプールもあるります。
ウォータースライダーはスピードが出ますので、小学生高学年以上ぐらいからがおすすめです。
レストラン
こちらは釣り堀の上に建てられた園内のメインレストランです。
ここでは釣り組と休憩組に分かれましたが、11時過ぎごろはまだレストランも空いており、風通しも良くて快適でした。
しかしなぜか正午12時なると、シャトルバスを含めた全てのアトラクションが停止し、全員強制ランチタイムになります。笑
そして12時からはレストランは一気に混み始め、料理の提供スピードが遅くなりますので、11時半には席についてオーダーしておくことを強くおすすめします。
ポークバーベキュー、アドボチキンなど一通りのフィリピン料理を頼みました。中では、骨つき牛肉のスープの「ポチェロ」と鉄板の上で炒めたエビの「ガンバス」がオススメできます。
全体的にお味は悪くないですが、やはりサービスは遅いです!
まとめ
パパキッズは、天気さえ良ければ家族や友達と体を張って大自然に触れながら一日中楽しめる素敵な場所です。
より快適に過ごすために、注意しておくことをいくつかご案内しますので、これから訪れる方は、是非参考にしてください!
– 土日もそこまで混みませんが(特に午前中)、朝9時ぐらいには着いて早めに遊び、お昼過ぎに帰るぐらいのプランをオススメます。
– 敷地内はとても広いので、専用のシャトルバスか車やタクシーをチャターして廻るのがベターです。
– 蚊などはほとんどいなかったですが、虫除けスプレーと日焼け止め、お水の持ち込みをオススメします。
– アトラクションの切符はゲートでまとめて販売しているので、再度利用したい場合は、ゲートまで戻る必要があります。事前に買っておくかフリーパスにしましょう。
– ドローン撮影は事前に許可を得た上で撮影しています。使用される方は予め連絡入れておいた方が良いと思います。
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・住所:Silot Bay, Poblacion Liloan, Cebu
・お問い合わせ: 505-4595 / 0922-402-2828
・パパキッズの公式Facebook: https://www.facebook.com/PapakitsFishingLagoon
・アクアクアトロの公式Facebook: https://www.facebook.com/aquaquattro/
・営業時間 : 午前9時~午後5時
・予算:約1,500ペソ/1人(交通費含まず)
・定休日 : 不定休