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ライセンス取ったら海へ出掛けよう!ファンダイビングを楽しむ!

ライセンスを取ったあとはステップアップとして上のランクのCカードを目指すのもいいですが、1番の上達はひたすら潜り続けることです。

ライセンスを取ったら是非、色々な海へと出掛けてみてください。国や地域によって海の色は様々です。お気に入りの場所を見つけましょう!

今回は、ライセンスを取ったけど今後どうしたらいいかわからない、という人のためにファンダイビングをするにはどうしたらいいのかをご説明したいと思います。

場所は?行き方は?予約の仕方は?なにを注意すればいいのか?持ち物は?1人でも平気なのか?最初のファンダイビングは不安もいっぱいだと思います。

この記事を読めば初めてのファンダイビングも怖くない!今回も例に沿って解説していきます。

そもそもファンダイビングって何?

ファンダイビングとは、ライセンスを持っている人がダイビングをすることを指します。ライセンスを持っていない人がダイビングすることを体験ダイビングといいます。

ファンダイビングは自由度も増し、自分で泳ぐことができ、自由に海中を散策できます。深度も18メートルまたはそれ以上行くことができ、体験ダイビングでは見ることのできないもっとディープな世界を見ることができます。

ファンダイビングは絶対に自分の器材を持っていないとダメ?

そんなことはありません。ファンダイビングにもレンタル器材があるので最初のうちはそれを利用しましょう。もちろん最初からすべて器材を購入してもいいですが、なにがいいのかわからないはずです。

最初のうちはいろんな器材を使ってみて、自分に合った器材を探してみてください。それから購入しても遅くはありません。

1人ですごく不安なのですが…

大丈夫です!ダイビングは実は1人で始める方、1人で海に来られる方が大勢いらっしゃいます。またダイビングは決して1人では潜りません。かならずガイドがついていますし、他のお客様がいる場合でも1人の方が多いです。

同じ共通の趣味を持つ同士です。すぐに仲良くなって今後一緒に潜りに行くという人も大勢います。

ライセンス取得後のはじめてのファンダイビングの流れ

実際ライセンスを取得後、はじめてフィリピンのセブ島に旅行ついでにファンダイビングをしてみようという例を想定して解説していきます。

1.HPや雑誌などで現地のダイビングショップを探す

まずはこれから始めましょう。『セブ島 ダイビング』で検索すると様々なダイビングショップが出てきます。1つずつクリックしてどんなお店なのかチェックしていきましょう。

見るポイントとしては、日本人スタッフが在籍しているか、ファイダイビングの値段やレンタル器材にかかる値段、大手なのか少人数制を取っているところなのか、ブログなどきちんと最新の情報を更新しているかどうかを見るといいと思います。

1人だと他のお客さんが沢山いる大手のダイビングショップがいいかもしれませんが、少人数制をとっているアットホームなお店も初心者にはオススメです。マンツーマンでしっかりと見てくれる可能性があるからです。

また、レンタル器材無料というところもあります。レンタル器材の値段も高いのでそこもしっかりとチェックです。

2.お店を決めたら、予約フォームまたはメールで問い合わせる

お店を1つに絞ったら、予約フォームまたはメールから予約の旨を伝えましょう。飛行機を使った旅行の際は、搭乗12時間、もしくは18時間以内のフライトは禁止です。フライト前日にダイビングする場合でも、早朝のフライトだと要注意してください。

潜る日にち、1日に何本潜るか(2本なのか3本なのか)、ポイントのリクエストがあれば書く、レンタル器材の有無、滞在先ホテル、フライトの日にち・時間、住所名前電話番号などの個人情報をだいたい書き込むかと思います。

備考欄があれば、ライセンス取ってはじめてのファンダイビングですと書いておくといいかもしれません。

返信のメールが来て特に問題なければ予約が完了となります。メールに何日、朝何時にホテルのロビーにいてくださいと書いてあるので、寝坊せずに夜はしっかりと寝ましょう。

3.予約が完了したら、セブの海を軽く下調べします。

他の海でもそうですが、様々なポイント、ポイントによって見れる魚が違います。また、初心者ポイント・上級者ポイントなど割り当てられているところもあります。

船で行くところ、ビーチからエントリーするところなど様々です。潜るポイントは他のお客様との兼ね合いや、当日の海の状況でリクエスト通りにいかない場合もありますが、見たい魚、行きたい場所がないか調べてみてください。

あれば当日もしくはメールでここに行きたいとリクエストしてみましょう。可能な限り対応してくれるはずです。

4.当日の朝、準備や持ち物をチェック

ファンダイビング当日の朝がやってきました。今回はすべて器材はレンタルとします。

知識ゼロから始める!ダイビングライセンスの取得方法

持ち物は、ライセンスのCカードまたはテンポラリーカード、ログブック、水着はあらかじめ着ていきます、着替えの服、タオル(無料レンタルのところもあります)、サングラスや帽子などの日焼け対策、濡れてもいいパーカーなど防寒対策、ダイビングをするだけのお金(多額の現金を持って行っては危険です、ホテルのセキュリティーボックスに預けます)です。

ダイビングに関係ないものは、ホテルに置いておくよう心がけてください。

5.お迎えが来たら車に乗り込み、お店へ

ダイビングショップの方がお迎えにきてくれます。そこからお店へ行き、ダイビングについての説明や申し込み用紙を記入します。

内容としてはお店の使い方(トイレ・シャワー・飲み物)の説明、今日行くポイントの説明、1日の流れ、他のお客様がいれば挨拶、申し込み用紙の記入、持病や今日の体調のチェック、器材レンタルの確認やサイズ合わせです。

それらすべて終わったら海へ行きます。

6.いざ海へ!船やビーチでダイビングを楽しみましょう

ボートダイビングの場合は船に乗ってポイントまで移動します。酔い止めは飲んでおきましょう。移動中にポイントの説明やダイビング中の注意点を説明するブリーフィングと呼ばれるものをします。

必ず話を聞き、勝手な行動は避けるようにしてください。

ビーチでダイビングする場合は、ビーチまで船または徒歩で移動して、浜辺でブリーフィングを受けます。

その後、各自でダイビング器材をセッティングします。初心者のうちは必ずインストラクターまたはガイドのチェックを受けてください。

セッティング方法を忘れた場合も恥ずかしがらずにきちんと聞きましょう。適当なセッティングは絶対にダメです。しっかりと自分でセッティングできるまで何度も何度も聞いて覚えてください。

セッティングが終わったら、ウェットスーツを着てマスクの曇り止めを忘れずにして海へ入ります。

船の場合は、ジャイアントエントリーと呼ばれる足から飛び降りる方法と、バックロールエントリーと呼ばれる船のヘリに座って後ろから飛び込む方法があります。その船に合った方法でエントリーします。スタッフの指示にしたがってください。

ビーチの場合は歩いて入ります。

7.海を思いっきり楽しもう!

海に入ったら、あとは楽しむだけです!スタッフの指示に従いながら、魚観察しましょう。チームからはぐれてはいけません。周りを見渡しながらしっかりとついていくように心がけてください。

8.ダイビングが終わったら、タンクを変えます

次のダイビングがある場合は、スタッフの方が新しいタンクを用意してくれるので受け取って交換します。初心者のうちはやり方など聞くようにしましょう。使用したタンクはキャップしてはいけません。そのままにします。

タンクを交換し、残圧があるか確認して器材を横に倒す、もしくはタンクホルダーにセットし、約1時間水面休息します。

9.ダイビング後は必ず水面休息があります

ダイビング後は体から窒素を抜く関係上、必ず1時間ほどの休憩を取ります。スタッフや他のお客様と会話をしたりして、ダイビングの知識を深めましょう。

10.すべてのダイビングが終了したら

1日のすべてのダイビングが終了したら、タンクから器材をはずしてメッシュバックもしくは指定のカゴにしまいます。その後お店に戻り器材を各自で洗います。スタッフの方が洗ってくれる場合もあります。

器材はとてもデリケートです。最初のうちはどう洗ったらいいか、スタッフに聞いて学んでください。器材が洗い終わったらシャワーを浴びて着替えます。
その後にログ付けをします。

今日の日付、場所、水深、水温、ウェイト量、開始時間、終了時間、見た魚などを記録します。最後にガイドのサインをもらいます。他のお客様がいる場合はみんなで感想を書きあったりします。交流してどんどん友達を作りましょう!

ログ付け、お会計が終わったら終了です。帰りも送迎してくれるのでホテルに帰ります。

初めてのファンダイビングをしてみて

以上がファンダイビングの流れになります。お店選びから、予約の仕方、当日お店についてからの流れなどを説明しました。だいたいお分かりになりましたでしょうか?

ライセンス講習では教えてくれないことは沢山あります。タンクの変え方やバックロールエントリーの方法、器材の洗い方などはファンダイビングを通して知ることとなると思います。恥ずかしがらずに聞いてください。

ダイビング時の姿勢や泳ぎ方、手は使わないなどこういったこともファンダイビングを通じて学びます。他の人の泳ぎ方を見て真似したりして自分に合った泳ぎ方を見つけます。最初から中性浮力が取れる人はそうそういません。

だいたい50本過ぎたあたりから自由に一定の深度で止まることができるようになるので、そこまで諦めずに潜ってみてください。

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美穂 ライター兼プロダイバー
美穂 ライター兼プロダイバー
ライター兼プロダイバー
マナビジン(及び俺のセブ島留学PRO)ではライターの仕事をしています。

現在世界17カ国、日本43都道府県制覇。目標は世界100カ国、日本制覇。
スキューバダイビング好きで、プロとしてダイブマスターランクを所持。

《現在訪れたダイビングスポット》
サイパン・グアム・パラオ・プーケット・バリ島・セブ島・沖縄本島・石垣島・宮古島・奄美大島・小笠原諸島父島・大島・神津島・三宅島・八丈島・御蔵島(スノーケル)・伊豆半島・葉山などなど...
タンク本数はトータル500本以上。

《資格》
ダイブマスター

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