2021年 12月6日 月曜日
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統計でわかる年収1000万円稼ぐ人たちの本当の英語力【英語力×年収の関係性#01】

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社会人なら年収1000万円を超えることを、一つの目標にしている方も多いのではないでしょうか。

そのための必須スキルとして、まず挙がってくるのが「仕事で使える英語力」です。

実際に転職を通じて英語力がある人は、年収が100万円〜200万円アップするケースも少なくありません。

また年収だけではなく、英語ができれば仕事の幅が大きく広がるため、より自由に職業や職種を選択できるようになります。

そこで気になってくるのが、英語力と年収の関係性(相関)です。

「英語力が高ければ年収も上がる」とよく耳にしますが、本当でしょうか?

マナビジンでは英語と年収に関係する様々なデータを調査し、まとめました。シリーズ第一弾の今回は、年収1000万円を稼ぐ人たちの英語スキルを見ていきます。

果たして、年収1000万円を稼ぐ人たちの英語力はどのぐらいなのでしょうか。また、実際にどんな英語スキルを持っているのでしょうか。。。

早速見てみましょう。

英語力と年収の相関性の真実

①英語上級者の58%は、年収1000万円以上!?

グローバル人材に特化した人材紹介・人材派遣会社であるエンワールド・ジャパンが同社のサービス登録者のなかから正社員として働いている1,928名に「英語レベルと年収」のアンケート調査を2020年に実施しました。

英語レベル別にまとめた「現在の年収を教えてください」に対する回答は、次のとおりです。

年収1000万円以上と1000万円未満の英語力比較
英語レベルと年収実態調査|https://www.enworld.com/blog/2020/02/English_level_salary |あくまで対象は正社員であり、フリーランス・自営業は入っていません。

英語レベルを上級(流暢)・ビジネス・中級(日常会話レベル)・初級(挨拶レベル)の4段階に分け、それぞれのレベルごとに年収を表したグラフです。青系統が年収1000万円以上、黄系統が1000万未満です。

グラフをひと目見れば、英語力が高いほど年収の高い割合が大きくなることがわかります。

英語力の習熟度合によって、収入にかなりの差が生じていることに注目してください。

英語レベル「上級」ともなると、年収1000万円以上が58%を占めています。さらに、そのなかの半数は年収1500万円以上です。

逆に英語力が初級レベルに留まっている場合、年収1000万円を超えている人は、わずか12%に留まっています。

片や58%、片や12%、約5倍差があります。

②中級レベルとビジネスレベルでは、可能性が2倍違う!?

更に、この統計から年収1000万円以上の割合のみを抽出してみます。

年収1000万円以上の割合 中級者とビジネス以上ではどう違う?

このグラフで注目すべきは、中級者とビジネスレベルの差です。
ビジネスレベルは初級・中級に比べて、年収1000万円以上になる可能性がはるかに高くなっています。

つまり、将来、年収1000万円を実現したいと思うならば、中級レベルではなく、はじめからビジネスレベル以上の英語力を目指す必要があるということです。

コラム:1000万円稼ぐ人は国民の5%

ちなみに英語力を離れ、一般国民の給与で割合を調べてみると、「国税庁が令和元年9月に発表した「平成30年分 民間給与実態統計調査」(※1)によると、年収1000万円以上の人は国内の給与所得者の5%でした。

給与階級別分布 年収1000万円以上は5%
※1▶「平成30年分 民間給与実態統計調査」国税庁 https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2018/pdf/001.pdf

英語力を高めれば、このトップ5%に入れる可能性が高まるということですね!

1000万円以上稼ぐ方々の共通点として、これほどデータとして明確にあらわれているスキルはありません。

だから、こんな言葉は鵜呑みにするのは危険です。
 

「日本には1億2千万人のマーケットがあるんだから、英語ができなくても稼げる」
「最近は翻訳機能が充実しているし、いざとなったら通訳でなんとかなる」
「AIが何とかしてくれる」

なぜなら、上記のデータによれば、英語力が初級レベルのまま、年収1000万以上を達成している人は12%しかいないからです。

もちろん、今回の「エンジャパン」のデータが全てではありませんので、他のデータを見れば数字が違ってくることもあるかもしれません。

ただ、一般的に考えて、、、

英語ができない方は、英語以外で会社から評価を受ける必要があります。
世の中は英語ができる人より、出来ない人の方が圧倒的に多いわけですから、その世界での戦いは熾烈です。

上記のデータは見方によっては、「年収1000万円以上をもらえる価値のある仕事とは、英語が絡んでくる仕事である」とも読み取れます。

もしあなたが英語ができないなら、そのハンデを物ともしないぐらいの価値を(英語ができる人たちより)会社に提供する必要があるということです。

そう考えると、わずか12%の狭き門をくぐるためにがむしゃらに頑張るよりも、英語を身につけ、英語力が中級者〜上級者の人たちと同じ土俵に乗る方が賢明に思えてきませんか?

もちろん、英語を身につけることは簡単ではありません。

しかし、一度身につけてしまえば一生役立つのが英語です。
英語を身につけると年収が100万円〜200万円底上げされることは、様々なデータで証明されていますので、時間をかける価値は十分ありそうです。
3年後には毎年200万円のリターンを手にできる、損のない投資とは!?

③1000万円稼ぐ英語力とは、社内会議レベルのこと

では、先程のグラフのボーダーラインになっていた、「ビジネスレベル」と「中級レベル」の線引きは、どこにあるのでしょうか?

その答えは、同じ調査における「仕事のどの様なシーンで英語を使用しますか。(複数回答可)」との質問に対する回答を見ればわかります。

英語力中級者とビジネスレベルの差
英語レベルと年収実態調査 https://www.enworld.com/blog/2020/02/English_level_salaryより引用

英語力が「ビジネス」以上になると、「電話対応」や「社内会議」、「本社・親会社との会議」「応接、来客対応」など「人との対話」が必要な業務の割合が高くなっています。

一方、「中級レベル」で過半数を上回っているのは「Eメール」と「レポート・資料作成」に限られ、あくまで読み書きが中心であることが見て取れます。

社内会議で必要とされる英語力
日常業務である「会議」での英語使用は「中級」では3割未満ですが、「ビジネス」では約6割にも達しています。

こうしたことから、英語力が「ビジネスレベル」か「中級レベル」かの分かれ目は、「対人コミュニケーションが取れるかどうか」にあるといえます。

つまり、高収入に繋がるのは英語の読み書きではなく、スピーキング力ということです。

ポイント
Emailや資料作成はあくまで間接的な仕事ですが、会議やプレゼンは「人」と直接関わる重要な仕事です。英語で対人コミュニケーションをとれるようになると、職務の範囲が広がり、成果を出したりアピールが出来る。その結果として年収アップにつながっていると推察できます。

まとめ

今回の話をまとめます。

1. 英語力と年収には大きな相関関係がある
→ビジネスレベル以上の英語力を持つ人達の半数以上が、年収1000万円以上というデータがある。年収1000万稼ぎたいのであれば、英語力をつけるのは統計的に見て効率的といえる。

2. ビジネスレベル以上でなければ効果が薄い
→1000万円を稼げる可能性が一気に高くなるのは、ビジネスレベル以上の実力者。逆に中級レベルの英語力では、1000万円への可能性は低いままなので、現在中級レベルならビジネスで使える英語力まで持っていくとよい。

3. 会話こそ、年収1000万円へのカギ
→ビジネスレベル以上と中級者レベル以下の違いは、会議・商談・プレゼンなどで活躍できるレベルの英語力かどうか。Email、資料作成、電話対応ではあまり差別化にならないため、年収1000万円も期待できない。

今回の統計データから、英語力をビジネスレベルまで上げると、年収1000万円以上稼げる可能性が高くなることがわかりました。
また、企業が求めている英語が使える人材とは「会議・プレゼン・商談」などで使える英語力、つまりスピーキング力といえます。

英会話は英会話の練習をすることで身につきます。

オンライン英会話海外留学駅前の英会話スクールなどに通って、対人コミュニケーション力を実践でどんどん鍛えていきましょう!

英語と年収の相関関係では、TOEICの点数がよく題材にされます。
次の記事では、「TOEIC900点台の英会話力」をいくつかのデータを見ながら、紹介していきます。

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斉藤淳 / マナビジンの代表
マナビジンの代表

TOEIC300点台、英会話力ほぼゼロから、さまざまな試行錯誤した果てにフィリピン留学にたどりつき、4ヶ月の留学で英会話力が伸びるコツを会得。

その後、自身で立ち上げた留学メディアを8年運営しながら、多くの英語学習者を見守るうちに、短期間で英会話のスキルを身につけた成功者には、共通点があることに気がつきました。

マナビジンでは英会話を身につけるための勉強法を、色々な角度からご紹介していきます。

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