「カランメソッドの奇跡」という言葉を、最近よく耳にしませんか?
カランメソッドについての口コミが広がっていることは、そのような問い合わせが当編集部にも、寄せられるとからもわかります。
では、なぜ目に見えて英会話スキルがアップするのでしょうか?
そこで今回は、
・カランメソッドとは具体的にどのような英語学習法なのか
・なぜカランメソッドを受けるだけで英語が話せるようになるのか
・カランメソッドがおすすめな人、おすすめでない人
など、カランメソッドについてご紹介します。
目次
カランメソッドとは?
カランメソッドとは、第二外国語として英語を学ぶ人のために開発された英語トレーニング法のひとつです。
「教養や学識としての英語」ではなく、「聞いて話せる英語」を身につけるためのメソッドで、いわゆる「英語脳」を徹底して鍛える軍隊式学習法です。
レッスンでは、教師の質問に対して生徒は間を置かず答えなくてはいけないということに加え、教師は通常より早いペースでしゃべらなくてはいけないという決まりがあります。
ネィティブは1分間に150~180単語を話すと言われていますが、このカランメソッドの教師は1分間に200~230単語のスピードで話すことを要求されます。このように非常に速いスピードで英会話を行うのがカランメソッドという方法です。
皆さんも英語を用いるとき、例えば
「Nice to meet you」⇨「お会いできて光栄です」
「私もです。」⇨「me too」
のように英語を一旦日本語に置き換えて、返答を日本語で考え、その返答を英語にする、というプロセスをで英会話を行う方が大半だと思います。
しかしカランメソッドでは速いスピードで話され、かつ質問に対して迅速な回答を求められるので、英語を母国語に一旦変換して考える過程をを強制的にやめさせることができます。
これによって「英語脳」を構築していくのです。
「英語脳」とは、英語を日本語に置き換えることなく、英語のままに理解する脳内の働きのことです。私たちはなにかを考えるとき、常に日本語を介しています。
ところが、英語に限らず何らかの外国語をコミュニケーションツールとして使いこなすためには、日本語を一切介することなく、その言語のみで思考する回路を脳内に新たに作らなければいけないことが、最先端の脳科学によって証明されています。
英語を流暢に話すためには「日本語と切り離された、英語専用の回路を脳内に新たに構築する必要がある」ということです。
カランメソッドの最大の特徴は、講師が質問を投げかけ、生徒が即座に答えるという反復練習を通して、英語の反射力を鍛えることにあります。講師の回答を頭のなかで日本語に直すという過程を強制的にやめさせることができます。
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1.リスニングとスピーキングを徹底的に鍛える学習法
カランメソッドの最大の特徴は、リスニングとスピーキングに特化することで、英語を聞き取る力と話す力が大幅に伸びるレッスンが行われていることです。
カランメソッドで採り入れられているのは、「ダイレクトメソッド(直接教授法)」で日本語に訳すことなく英語を教えます。そのため、レッスン中に日本語を用いることは一切ありませんし、新しい単語や文法について教える際も、すべて英語を介して行われます。
カランメソッドでは、英語をしゃべる量が桁違いに多くなりますのでリスニング力も当然、鍛えられます。
こちらがQQイングリッシュのカランメソッドの様子です。このような感じで進められていきます。
https://www.youtube.com/watch?v=fludfbcT-mc&feature=emb_title
2.矢継ぎ早の質問に答えることの繰り返し
カランメソッドのレッスンの流れは、常に同じです。講師が質問を2回繰り返したあと、生徒は素早く、その質問に答えます。その繰り返しです。
答えた際に文法が間違っていたり、発音が正しくないときは、すぐに講師が間違いを正します。何度も何度も同じ間違いを訂正されることにより、自分の弱点を確実に克服できます。
また、カランメソッドではスピードがとても重視されます。講師の質問に対しては、反射的にすぐに答えることが求められるため、質問の答えを頭の中で考えている余裕などとてもありません。
さらに、ネイティブは通常1分間に150~180語を話しますが、カランメソッドの講師は1分間に200語以上のペースで話します。つまり、ナチュラル・スピードよりも速い英語を聞き取ることが求められますのです。
このスピード感により、従来の英語学習法と比較すると、カランメソッドでは約4倍のスピードで英語が習得できると言われています。
Callanメソッドの授業時間は、他のあらゆる英語学習法の 1/4です。平均的な学生がケンブリッジ英語検定試験(PET)のレベルに到達するまでに、通常は350時間が必要とされることに対し、Callanメソッドで必要とされる時間は80時間です。ケンブリッジ試験準備(FCE)コースの時間は、たったの160時間です。
引用:https://www.callan.co.uk/preface/jp/
3.答える際のルール -フルセンテンスで答え、短縮形を用いること-
講師の質問に答える際にはルールがあります。必ずフルセンテンスで答えること、かつ短縮形を用いることです。
”Yes” や “No” という単純な答えだけで逃げることは禁じられます。
さらに「Is the book under the table?」と質問された際に、「No, it isn’t.」と答えるだけでは正解とはなりません。
つまり、「No, the book isn’t under the table, but it’s on the table.」と答える必要があります。
フルセンテンスで答える訓練を繰り返すことは、英会話初心者が中級者にステップアップするうえで欠かすことのできない大切な過程です。このような縛りをおくことで、リスニング力もスピーキング力も強化される仕掛けになっているのです。
4.目指すは効率性のみ、無駄は一切なし
カランメソッドではストイックなまでに、とことん効率性を突き詰めています。1秒たりとも無駄にすることなく、リスニングとスピーキングのトレーニングに時間が割かれます。
たとえば、説明するために黒板に文字を書く時間がもったいないため、黒板やホワイトボードを一切使いません。時間を有効に使うためレッスン中に生徒から講師に質問を投げかけることも禁じられています。
単語の意味や用法がわからなかったり、理解できない文法があったとしても、レッスンを進めていけば同じ単語や構文が何度も出てくる工夫がカランメソッドではなされていますので、何回かレッスンを受けているうちに答えは自然に見つかる、ということです。
5.復習に時間を割き、記憶の定着化を図る
カランメソッドのレッスンを受ける際、予習の必要はありません。大切なのは復習です。
毎回のレッスンは、復習から始まります。何度も反復練習をするからこそ記憶に定着することは、科学的にも証明されています。過去に学んだ単語や文法の記憶が薄らいだ頃に、反復練習を通して再度接することにより、記憶に長いこと留まるようになります。
復習を終えると新たな単語や構文が示され、講師の矢継ぎ早に繰り出す質問に生徒が瞬時に答える反復練習が繰り返されます。
6.レッスンはステージ1から順を追って!
カランメソッドには全部で12のステージがあります。
難易度の目安としては、
・ステージ1~4は英検5級~準2級レベル
・ステージ5~9は英検2級~準1級レベル
・ステージ10~12は英検1級レベル
となります。
ステージ1は、「It’s a pen.」のように中学1年で習う英語レベルです。カランメソッドでは誰でも必ずステージ1からレッスンを始めなければいけません。
英会話中級者にとっては抵抗を覚えるかもしれませんが、カランメソッドは完全にシステム化されているため、ステージを飛ばしてレッスンを受けることはできません。数多くの中学や高校の英語教師もカランメソッドを受けていますが、全員例外なくステージ1から始めています。
基礎となるステップを飛ばしてしまうと、科学的に組み立てられたカランメソッドの効果が失われるため、しっかり基礎が築かれているかを確認するためにも、ステージ1から順番にこなしていく必要があるのです。
ただ、英会話中級者以上であれば基本的なステージは早めに終えて、どんどん先に進めるため、時間とお金を無駄に使う心配はありません。
カランメソッドの歴史
カランメソッドが産声を上げたのは、今からおよそ60年前の1960年のことです。イタリアで英語を教えていたイギリス人言語学者のロビン・カランによって開発されました。
メソッドの創始者であるカランは、もともとESLの教師でした。英語を母国語としない人たちのために、第二言語としての英語を指導する専門家です。
カランはイタリアで英語を教えている間に、聞いて話せる英会話スキルを身につけるために最も重要なことに気がつきます。英語に対するレスポンス・スピードを上げることこそが、英会話スキルを伸ばすための鍵だと気づいたのです。
そこでカランは、試行錯誤を繰り返しながらも独特の反復練習により、英語をまったく話せない人でも短期間でヒアリング力とスピーキング力をマスターし、英会話ができるようになる画期的なメソッドを考案します。
イギリスに帰国を果たしたカランは、自ら編み出したメソッドを実践に移すためのテキストを書き上げました。そうして1960年に創立したのが英語学校「カラン・スクール・オブ・イングリッシュ(Callan School of English)」です。
カランメソッドが従来にはない優れた英語トレーニング法であることは、まもなく周囲に認められます。英会話ビギナーであろうともカラン・スクールに通うだけで、普通の英会話学校に通うよりもはるかに短い時間で流暢に英語を話せるようになることを、数多くの受講生が証明してみせたからです。
カラン・スクールはたちまち評判になり、ヨーロッパ屈指の英会話学校へと急成長を遂げ、今日カランメソッドは世界中の多くの語学学校で採用されています。メソッドを世界展開する事に注力をするために、カラン本校自体は今から3年前に閉校しています。
カランメソッドの実際の効果
ここまで概要についてご紹介しましたが、実際にカランメソッドを用いて英語のトレーニングを行うと、どれくらい英語力が上達するのかが一番気になりますよね。
実際に、このカランメソッドを用いて実験が行われました。
明治大学による実証実験
実証実験を行ったのは明治大学の「文明とマネジメント研究所」内に設置された「社会連携教育研究会・英語教育分科会」です。
分科会のメンバーであるフィリピン・セブ島にある語学学校QQEnglishの全面的な協力のもと、明治大学の学生から募集した受講者21人を対象に、カランメソッドによる「英語コミュニケーション特訓講座」が開講されました。
レッスンはSkypeを利用したオンラインによって行われ、受講者は1回25分、全部で160レッスンを受けます。受講者全員に「特訓講座」の始まる前と、すべてを終えた後に TOEIC を受験してもらうことで、具体的な効果を計りました。
その結果、受講後の点数は平均で110点以上アップという結果です。そのうち7人の受講者は、150点以上もスコアを伸ばしています。なかには250点以上も上げた受講者もいました。
この結果を踏まえ、明治大学政経学部では2013年度より「留学促進プログラム」において、留学前の英語力を強化するためにカランメソッドによるオンラン授業を導入することを決めています。
さらに、実証実験に参加した共愛学園前橋国際大学にや実践女子大学も、実験での成果をプラスに評価し、カランメソッドを正式に導入しています。
カランメソッドのメリットとデメリット
カランメソッドのメリット
1つ目は、スピーディーで息をつく暇がないぐらい英会話に集中できる点です。決められたフォーマット(表現やフレーズ)を使うため、フォーム固めに良く、英語脳への切り替わりに繋がる学習法といえます。
英会話初心者の方は、先生のと会話が止まることを心配する方が多いです。ですが、カランメソッドを受講すればその心配がないぐらい、ずっと英会話を喋り続けますので、安心して受講できます。
2つ目の特徴は、間違っても講師が素早く修正してくれる点です。
フリートークの場合は講師によって訂正したり、しなかったりバラバラですが、カランメソッド中なら基本的に間違いを全て訂正してくれます。ガッツリ注意されるのが苦手な方にはおすすめできませんが、発音、文法の間違いをどんどん修正してほしい方にとってはおすすめの学習法です。
3つ目の特徴はどんな人もステージ1からスタートするため、基礎から復習が出来る点です。
カランメソッドはステージが12まであり、これを一つずつクリアしていく段階で英会話力が見違えるほどレベルアップします。きちんと続けていけさえすれば、ほぼ効果を保証できる英会話勉強法といえるでしょう。また、講師が写真やイラストを使ってくれるので単語はイメージ化できるため覚えやすいかと思います。
カランメソッドのデメリット
1つ目は飽きやすい点です。軍隊式トレーニングと言われており、反復練習を徹底的に行います。そのため、簡単にいえば飽きやすい英語学習法です。
やり続けることが出来れば効果があるのですが、その前に投げ出してしまう人も少なくありません。また、フリートークのように好きな言葉を喋り、好きな教材を使って、、、ということが許されません。なにか思いついても授業でそれを遮るわけにはいきません。
こういった自由度が少ない点を、面白くないと捉えてしまう方もいます。
2つ目は初心者でない場合も、基礎から学び直す必要がある点です。その人の現在の英語力云々に関わらず、必ずステージ1から順にやる必要があります。
カランメソッドの効果を最大限得るためには意味があることなのですが、レベルが既に中級者以上の方にとっては、ほぼゼロからやり直すのは辛いといえます。また、ステージごとに教材費用もかかります。この点も予め念頭に入れておきたいところです。
カランメソッドがおすすめな人、おすすめでない人
ここまでカランメソッドについて解説をしてきましたが、カランメソッドをおすすめする方と、そうでない方がいます。
カランメソッドをおすすめする方
カランメソッドを受けたほうが良い方は、英会話が初心者で「何から手を付けてよいか分からない」と悩んでいる方です。初心者の方からの評判がかなり良いです。
リスニングにもスピーキングにも自信がないなか、できるだけ早く効率的に英語脳を獲得したいのであれば、カランメソッドは一つの選択肢です。
英会話がまったくできない状況であっても、なにも問題ありません。最後までやり通すだけの情熱があるなら、現在の英語力の程度にかかわらず、カランメソッドをおすすめします。
カランメソッドをおすすめしない方
逆にカランメソッドをおすすめしない方もいます。それは、自由に英会話を楽しみたい方です。
たとえば、講師と英会話を通してコミュニケーションすること自体に楽しみを見いだしたい場合は、カランメソッドは不向きです。
なぜならカランメソッドは、あくまで英語脳を獲得するためのトレーニングの場であって、講師とのコミュニケーションを楽しむ場ではないからです。
カランメソッドははっきり言って、全く面白くありません。
ひたすら軍隊のようにトレーニングをしますし、融通が利きませんので場合によってはストレスがたまります。
スポーツに似ていますね。野球にしてもサッカーにしても、試合をしているときが最も楽しいはずです。しかし、日頃の筋トレや1000本ノックだとわかっていても「楽しい」と感じることはまずありません。
カランメソッドも同じです。講師の質問に答える反復練習を繰り返す時間は、けして楽しいものではありません。自分の個性を出していきたい方は、カランメソッドではない別の方法が良いかもしれません。
通常の勉強や他のメソッドと何が異なるのか?
カランメソッドとDMEメソッドの違いは?
カランメソッドに似ているメソッドにDMEメソッドがあります。DMEメソッドとは一言で言うと、カランメソッドで使われる古い表現を省き新しくしたものです。また、その他いくつかの点で改善を行っています。
ただカランメソッドも改善を続け、ニュー・エディションを出していてるため、現在はどちらが良いとは一概に言えない状況です。実際にトライアルを受けてみてからどちらを受けるか決めるのがよいでしょう。
カランメソッドはどこで受けられるのか?
必ず正式認定校から選ぶ
カランメソッドによるオンライン英会話を提供している学校は複数ありますが、そのほとんどはフィリピンに集中しています。
ほとんどの語学学校では本格的に受講を始める前の段階として、無料でレッスンを受けられる体験授業が用意されています。実際にどのようなレッスンが行われているのかを体験できるため、積極的に利用するとよいでしょう。
選ぶ際の基準ですが、もっとも大切なのは講師の質です。カランメソッドにおいては通常のオンライン英会話以上に、講師の質が重要になってきます。いえ、講師が全てと言っても過言ではありません。
ここまで紹介してきたように、カランメソッドでは英語脳を獲得するために科学的なアプローチに基づく反復練習を繰り返します。講師の話す英語のスピードや生徒が答えるまでの間の取り方、発音や文法の矯正の仕方、ジェスチャー一つにしても、カランメソッドでは厳格に定められています。
正しいカランメソッドのレッスンを受けられるかどうかは、すべて講師のスキル次第です。
つまり、レッスンを仕切る講師のスキル次第で、本場さながらのレッスンを受けることもできれば、とてもカランメソッドとは呼べないレッスンを受けざるを得ないこともある、ということです。
そうなるとどうなるか?
カランメソッドの形式を真似ただけのレッスンでは、思うような効果は得られない可能性が出てきます。実際にカラン本校が「カランから正式に認定を受けた学校やトレーナーでない限り、効果は保証できない」と発表しています。
講師の質を見極めるためには、まずはカランメソッド正式認定校を選ぶのが間違いありません。
「カランメソッド」の看板を掲げていても、イギリスのカラン本校から正式に認定された学校と、そうでない学校とでは、レッスンのクオリティが大きく異なります。
さらに、一口に「認定校」とはいっても、カランメソッドを教えることのできる講師の数は、語学学校によって大きく異なります。
認定校の講師がカランメソッドで教える資格を得るためには、少なくとも数週間にわたるトレーニングを受けなければいけないためです。
カランメソッドで教えられる講師の数が、どれだけ充実しているのかも、語学学校を選ぶ際の重要なポイントになります。対応できる講師が何人いるのか、カランメソッドを教えるスキルを高めるために、どのような取り組みを行っているのかを慎重に見極め、自分に合った語学学校を選ぶとよいでしょう。
オンライン英会話こそが最適解
現在圧倒的な人気を誇るのは、オンラインで受講できるカランメソッドです。
オンラインであれば自分の都合に合わせて24時間いつでも好きな時間に、自宅にいながらにしてレッスンを受けられるため、語学学校に足を運ぶよりも、はるかに便利です。
コロナ禍の影響もあり、留学できない今日ではオンラインでの受講一択といってもよいでしょう。
オンラインの最大のメリットは、マンツーマンのレッスンを受けられることです。
カランメソッドはもともと、講師1人に対して生徒13人ぐらいのグループレッスンを行うことを想定して開発されています。欧米の語学学校では、グループレッスンが当たり前のためです。
そのため、通常の語学学校に比べればカランメソッドだけに会話量は多いものの、グループレッスンゆえに1人あたりの会話量は、どうしても制限されてしまいます。
そこで、カラン本校では同じレッスンを2度受ける生徒が、全体の半分ほどにも達しています。グループレッスンゆえに発声量が少ないため、あえて同じレッスンを2回受けることで、自分の発声量を増やしているのです。
ところがオンラインのカランメソッドでは、講師1人に生徒1人というマンツーマンレッスンが基本となります。講師を独占しながら、時間いっぱい自分一人で発声練習を繰り返せるため、その効果は抜群です。
イギリスのカラン本校のグループレッスンは50分、オンライン英会話は25分が基本ですが(50分で1コマのオンライン英会話もある)、どちらがより発声量が多いのかは比べるまでもありません。
英語の発声量を増やし、なおかつ発音にしても文法にしても間違いがあれば講師から即座に訂正が入ることにより、口唇・口蓋・舌・歯・歯茎・咽頭といった調音器官は徹底的に鍛えられます。
つまり、正しい英語の発声量を増やすほどに、英語脳の獲得は早まるのです。
カランメソッドによるレッスンをマンツーマンのオンライン英会話として受ける方が、対面式のグループレッスンよりも「早く結果に結びつく」ということです。
現状ではオンライン英会話がベストな選択といえそうです。
カランメソッドが受講できるオンライン英会話スクール4選
以下では現在オンライン英会話でカランメソッドのレッスンが受講できる「正式認定校」のみをあげてみました。
是非スクール選びの参考にしてください。
QQEnglish
講師の国籍:フィリピン
教材数:不明
コースや価格:月8回(1回25分)/¥3,685(税抜)、月16回/¥7,348、月30回/¥9,680
最安値:¥3,685
無料体験:
・初回限定無料体験レッスン(25分レッスン×2)
・4レッスン分無料チケット(無料体験を2回受けてから、24時間以内に契約した場合)
特徴:TESOL資格を持つ優秀なフィリピン人講師によるマンツーマンレッスンです。24時間好きな時に受講でき、またフィリピン最大級の語学学校を運営している会社だけに、実績も十分です。
またキッズ専用コースでは「We Can!」という教材を使って、フィリピン人講師がレッスンを進めていきます。未就学児、小学校低・中・高学年と年齢にも分けて適切な指導が行われています。
キッズ専用コース:QQキッズ、月4回/¥1,980
選ぶメリット:QQイングリッシュは約1300人の先生がおり、研修中の先生を抜かしたほぼ全員がカランメソッドを教えることが出来ます。そのため、他のオンライン英会話スクールのように、カランの先生が選べないという事がありません。また、オフィスで行っているため回線速度も安定しており、まずおすすめできる英会話スクールです。
ネイティブキャンプ
講師の国籍:フィリピン
教材数:29
コースや価格:①プレミアムプラン(1回最大25分まで)¥6,480/月、②ファミリープラン¥1,980/月
最安値:¥6,480
無料体験:・7日間無料トライアル・人気講師予約無料(1講師1回まで)
特徴:毎日24時間世界中の講師とのレッスンを受講することが可能です。しかも1回につき25分までという上限はあるものの、回数無制限の受け放題になります。7日間も無料レッスンを受けることができ、また教材もその期間に確認することができるので、安心して契約しやすいでしょう。ファミリープランはプレミアムプランを受講している生徒の家族が特別価格で受講できるためのものです。こども向けのコースではLET’S GOやLET’S GO Phonicsの教材購入が必須です。
キッズ専用コース:キッズコース、価格同一
ジオスオンライン
講師の国籍:フィリピン
教材数:7
コースや価格:毎日プラン1日1回7,980円、固定プラン週2回5,600円
最安値:¥3,000
無料体験:無料体験レッスン1回
特徴:通学型の英会話教室で有名なジオスのオンラインバージョンになります。基本受け放題か回数制のどちらかで、都合に合わせてさらにいろんな種類のプランから選ぶことができます。
教材はジオスオリジナルになりますが、データのみは無料なものの、書籍版になると¥2,000(税抜)が別途必要になります。またキッズコースでは、例えば兄弟プランでは兄弟間でレッスンをシェアできるユニークなものもあります。講師はフィリピン人で24時間受講可能です。
キッズ専用コース:こどもコース、中高生コース
Ays English
講師の国籍:フィリピン
教材数:5
コースや価格:月定額コース1日2レッスン6,800円
最安値:¥4,000
無料体験:無料体験レッスン2回(スパルタコース以外)
特徴:カランメソッドをメインに、スパルタコースや資格試験対策コースが用意されています。また中学生のお子さんまでを対象にしたキッズコースもあり、「Let’s Go Forth Edition」、「Side by Side」が教材として使用されます。ポイント制で、選択するコースは毎回異なるなど選択は自由ですが、コースの種類によって消化ポイントがちがいます。
キッズ専用コース:キッズレッスン
カランメソッドが受講できる通学型英会話スクール3選
神奈川県:3Rイングリッシュ
愛知県:Alpha ECO
新潟県:I.E.C.S.
カランメソッドが受講できる海外留学先
フィリピン・セブ島:QQEnglish
1日4時間〜8時間のマンツーマンレッスンを低価格で、1週間から留学ができます。カランメソッドを中心とした英会話コースで、「効果をすぐ実感できる」と英語初心者の方から大人気です。
まとめ
英会話の勉強は何からスタートしてよいかわからない方は、ぜひこのカランメソッドを試してみてください。
とはいえ、カランメソッドだけが英会話ができるようになる唯一の方法、というわけではありません。英会話が出来るようになるためにはカランメソッドであろうとなかろうと、それなりに時間がかかります。
結局は自分が続けやすいものを選ぶのが一番です。
それぞれのオンライン英会話スクールも、カランメソッドだけを提供しているわけではありません。
数回チャレンジして合わなければ、別の授業に変えればよいだけです。もしくはカランメソッドを中心に、息抜きとして普通の英会話レッスンを差し挟むこともできます。
次に「カランの奇跡」を手にするのは、あなたです!
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