大学や大学院、ビジネススクールなどを目指してTOEFLを受験する人は、リーディングやリスニングはできて当たり前!
高得点を目指すためには、一に単語、二に単語と、特殊ともいえるような単語も含めて語彙力を強化する必要があります。
語彙力を強化するためには、スキマ時間を利用したアプリでの学習は必要不可欠の学習です。
語彙力がアップすることで、日本人が最も苦手とするスピーキング力も向上させることに繋がります。
ここでは、TOEFLで高得点を取るためのスキマ時間に利用したアプリを紹介していきます。
目指せTOEFL高得点!隙間時間学習におすすめのアプリ9選
旺文社のTOEFL対策英単語アプリ
TOEFL®英単語3800(4訂版)(2200円)
旺文社のベストセラー「TOEFL対策英単語3800」の英単語帳アプリです。品質については折り紙付きで、語彙の難しさに応じて4つのランクで構成されています。
ランク1はTOEFL61点前後までの単語(956語)、ランク2は同じく80点前後までの単語(956語)、ランク3は同じく100点前後までの単語(956語)、ランク4が同じく105点を超える単語(956語)となります。
ちなみに、各ランクごとでの購入も可能ですが、まとめて一括購入すると割安価格で2200円となります。
キクタンでTOEFL対策
キクタン【All-in-One版】(1800円、サイト内課金あり)
アルクから、キクタン【All-in-One版】が登場しました。TOEFLに特化した単語集ではありませんが、TOEFL対策として利用することができるようになっています。使いやすい英単語学習アプリとして人気のシリーズの「Basic」「Advance」「Super」すべてが収録されています。
受験対策から英検、TOEIC、TOEFLまで計画的に学習できるような構成となっており、単語学習の正確なレベル判定から、英検・TOEIC・TOEFLの点数も表示されます。
アルクですから価格がある程度のものであるのは仕方ありませんが、例文音声1200円、総合テスト1200円、単語レベル診断600円、3つまとめて購入すると2400円となります。
TOEFL対策に最適なリスニング学習アプリ
TEDITC(360円)
有料アプリですが、240円って間違いではないの?と思ってしまえるような秀逸なリスニングアプリです。
世界最高峰のスピーチ講演会「TED Conference」の学術・エンターテイメント・デザインなど様々な分野のプレゼンテーションを教材として利用できるという、TOEFL対策には最適なリスニング教材です。
このアプリでは、スピーカーの話を聞き、キーボードに入力すると文字別に確認してくれるという、英語学習の上で効果の高いディクテーションが可能となっています。
動画はダウンロードできるので電波の届かないところでも学習可能、さらに、TED Conferenceの講演は際限なくダウンロードできるというおまけつきです。
スピーキングを付けるならこのアプリ
Real英会話(600円)
TOEFL試験における日本人のスピーキング得点の惨憺たる状況は有名ですが、スピーキング力をつけるのに最適だと評判なのがこのアプリです。試験対策としてのみならず、実際に留学した際にも大変役立つアプリです。
近年、英検もTOEICもTOEFL同様にスピーキング力重視の傾向がありますが、このアプリがあればほとんどの日常会話はこなせるようになるはずです。
ただし、TOEFLの学術的な問題などには今のところ対応していません。
その正誤判断がとても厳しく、特にネイティブにとって自然な抑揚をつけないと不正解になるため、実践的なスピーキングを学ぶのにもってこいでした。このアプリで話の骨組みに使えそうな様々な熟語を覚えつつ、スピーキングの練習を行うことで、リーディングやリスニング等と異なり一人で練習することの難しいスピーキングの学習が行えました。
リスニング過去問48回分が何と無料で!
PLAN TOEFL
TOEFLリスニングテストの過去48回分を解きながら、リスニング力を高めていきます。スクリプトの確認も可能で、無料とは思えないくらいの豊富なコンテンツがあり、TOEFLリスニング対策として十分機能します。
ちなみに、無料なので広告付きですが、広告削除に240円、再生速度調整に240円、2つまとめて申し込むと360円です。
米国発のTOEFL試験対策アプリ
Magoosh TOEFL Prep(無料)
アメリカのTOEFLやGMATの試験対策会社が作成しているアプリで、すべて英語対応となります。TOEFL対策の勉強ですから、これくらいの英語は問題ないでしょうが初心者向きではありません。
TOEFL対策としての疑問や勉強方法など詳しく解説されており、レビューテキスト、ビデオレッスンなどがあります。もちろんすべて英語です。無料版と有料版がありますので、まずは無料版で試してみましょう。
スマホでスピーキングの練習
Magoosh TOEFL Speaking Prep(無料)
上記と同じアメリカの会社が作っているスピーキング対策のアプリです。無料で、本試験と同レベルのスピーキング問題をIndependent×8個、Integrated×16個演習することが可能です。
こちらもすべて英語となりますので、初心者向きというよりも中級者以上向きとなります。
TOEFLおすすめの単語アプリ
Flahcards – TOEFL vocabulary (無料)
TOEFLで重要となってくるのが単語。このアプリでは、TOEFLでよくでる200の単語をフラッシュカードを使って勉強することができます。
単語のほかにも、単語ごとに定義と例文、難易度に応じた勉強、進捗状況の確認ができます。無料で使える単語帳としては優秀なので、ダウンロードしておくことをおすすめします。
時間のあるときにパラパラめくって知らない単語があるかどうかを調べる程度です。で、わからなくなったらその語に関する用法を読んだりします。最初に登録という面倒なことをしなくてもいいのもポイントです。費用もかからないのも好ポイントのひとつでしょう。有料で粗悪品というのも結構ありますので。
ジャンルごとに単語がわかれていて使いやすい
TED(無料)
TEDは、世界各国のスピーチが聞ける動画アプリです。色々な分野・テーマを英語で聞け、英語字幕、一部は日本語字幕もあるので内容理解もしやすいのが特徴です。
TOEFLに直接関係するアプリではありませんが、息抜きにこのような英語動画を見て、知らない単語を調べる、耳を慣らすことが大事です。
ここでは色んな分野の人が話す英語なので、まず幅広い単語を知っていなければならず、さらに単語の発音も聞き取れなくてはいけません。
このアプリはキーになる文章が表示されるので、それを理解することでワンランクアップの勉強ができます。わたしは知らない分野は映像を見て流れを把握し、知らない単語は調べる。次に映像なしで聴き取れるか確認する。これをすることで、文法からリスニングまでカバーすることができました。
また英語の音のつながりを意識して、シャドウイングや音読していきなるべくネイティブに近い発音になる様に意識していきます。そうすることで、リスニング力が格段に向上するしまたリーディングスキルも一緒に向上するので一石二鳥です。また扱われている内容もかなり専門的な内容なので、知識力のアップにも繋がると思います。
まとめ
TOEIC好きの日本では、TOEFL対策用アプリはTOEICほど多く出ていませんが、英単語関係に関しては優れたアプリが多く出ていますので、積極的にスキマ学習で利用したいところです。
日本人が苦手なスピーキング対策に関しても、英検、TOEICがTOEFL同様にスピーキング重視に傾いていることもあり、TOEFL対策として使えるアプリも増えてきています。