英語力の中でも特に重要度が高まってきているのが「英語を書く力=ライティングスキル」です。
「書く力?話す力ではなくて?」と思った方もいるかもしれませんね。
ライティングスキルについては、あまり意識していない人も多いのではないでしょうか。でもよく考えてみればビジネスでのやり取りは会話よりも圧倒的にメールやメッセージが多いですよね。
そのため、ビジネスで活かすためには、英会話も重要ですがライティングスキルもある程度身につけておきたいところ。
とはいえ、ライティングスキルはリーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4項目ある中で、一番難しい科目です。なぜなら文章を作るという、いわばごまかしの効かないスピーキング能力が必要な上に、単語も正確に暗記していないといけないからです。
更に、そのため力をつけるには時間がかかり、書くという行為を自然に続けていくのはなかなか難しいものなのです。
ではどうしたらよいのでしょうか?
ライティングスキル向上のために、継続できるかどうかのポイントは「人に見てもらえるか」「続ける動機が得られるか」です。
そこでご紹介したいのが、オンライン英会話スクールです。
「英会話スクール?身につけたいのはスピーキングじゃなくてライティングなんだけど…」と思った方もいるかも知れません。実は最近は、オンライン英会話スクールでライティングの添削をしてくれるところもあるのです
・わずかなスキマ時間を活用してレッスンが受けられる。
・時間の制約が少なく、朝早くから夜遅くまでレッスンが受けられる(スクールによっては24時間いつでもレッスンが受けられるところも!)
・料金が安めの設定(ライティングは月額1万円前後から)
お仕事をされている方など、忙しい方にこそメリットを実感してもらえると思います。英会話スクールですので、ちゃんと講師がついて自分の英文を評価、添削してもらえます。これなら続け甲斐がありますよね。
また、安いとは言えお金も払っていますので、「やらなければ!」という気持ちが生まれやすく、続けられる動機となります。
ではどんな英会話スクールがあるのでしょうか?
ライティングが学べるオンライン英会話10選
ライティングを学ぶことができるオンライン英会話スクールのうち、特におすすめのものを下記にご紹介します。それぞれ特徴があり、費用体系も異なりますので、ご自身に合ったものを選択すると良いでしょう。
Best Teacher
7つあるコースの中で通常英会話コースにおいてライティングの勉強ができます。
このコースではまず1,000ほどあるテーマの中から好きなものを選んでライティングすることからスタート。
それが添削され完成したものを使って、リーディングやスピーキングなどの練習につなげられるのも強み。月額制で24時間好きな時にレッスンをスタートさせることができるので、通学型がなかなか難しい方におすすめです。
私も以前数ヶ月受けましたが、ライティングを学べるオンライン英会話スクールでは、コスパが良く、おすすめのオンライン英会話です。
mytutor
オンライン英会話のスクールですが、スカイプによる従来のオンライレッスンとは別に「添削くん」という英文添削専用のプログラムがあります。試験対策から、ビジネス、コラムなど幅広いテーマで可能。
180単語まで1ポイント、181~350単語で2ポイント、351~500文字で3ポイントと、単語数によってポイント消化量が異なります。ポイントの有効期限は6カ月。「添削くん」以外にも、各種試験対策であれば、ライティング特訓コースもあります。
Cafetalk
一般的なオンライン英会話スクールではなく、マッチングサイト。英作文で検索するだけでも何百という講師のレッスンや添削を受けられます。
マッチングサイトというと不安になりがちですが、24時間体制でカフェトークスタッフのサポートも受けられるので、安心して利用できます。中にはいい加減な人もいるので選ぶ際に注意は必要ですが、基本的に質の高い講師が多いとの高評価。
IDIY
料金は使った分だけのポイント支払いと定額支払いがあります。料金設定は細かく設定されており、例えばテーマが持ち込みであるかどうか、和文英訳、英文Eメールなど、また添削に解説がつくかどうかなどで料金が変わります。
24時間、世界中にいる講師を指名して添削を受けることができるので、社会人など忙しい人にもおすすめ。
Fruitful English
いろんな添削コースがありますが、有効期限なしで好きな課題で英作文ができるコースと、日記添削のコースが一番人気。TOEICなどの試験に向けたコースやビジネス英文コースなどもあるので、幅広い目的で利用可能。
Go!GO!えいご!
医療と法律を除いてテーマは自由でメールにて提出、添削結果がメールで送られてくる。解説が必要な場合はオプションとなり1回につき500円かかります。
リンギン
日記、メール、エッセイ、試験対策などテーマは自由、毎回添削とともにコメントや解説もついてくるのでありがたい。また英会話レッスンのポイントと共通のものなので、英会話とセットで学びたい人にもおすすめ。
BBTオンライン英会話
NHKの様々な英語教育関連番組でお馴染みの関谷英里子による映像講義が全8回、さらにテーマに沿った英作文の添削が丁寧なコメントと共に全8回行われます(BTTオンライ英会話のスタッフによる添削)。
「英文Eメール講座」なので、グローバルスタンダードな英文を書くコツを学びたい人や、TOIEC700点を目指すレベルの人におすすめ。ブランド力のあるオンライン英会話スクールですが、その分かなり高いのでその分の価値を引き出せるかがポイントになりそうです。
名称 | 価格 | 無料体験の内容 |
---|---|---|
IDIY | 1回(50単語)166円~ | なし |
Fruitful English | 月々約1,800円 (一番定番のコースで) | 英文添削チケット2枚 ※例えば約120単語の英文の添削にチケット1枚、さらに詳しい解説を希望の場合には計2枚となる。テーマは自由。 |
Best Teacher | 月額12,000円 | ライティングから添削、そしてそれを使ったレッスンの一連の流れを体験できる。 |
mytutor | 20.000円(30ポイント)~55,000円(120ポイント) | マイチューターに登録することで2ポイントもらえるので、それを添削くんにあてることができる。またスカイプレッスン1ポイント+添削くん1ポイントという使い方もOK。 |
Cafetalk | レッスンによる | レッスンによる |
AEON | 3カ月約23,000円前後 | 1人1回好きな1トピック |
クラウド英語教室ユーフォン | 月額約5,000円(週2回)~16,000円(週5回) | 無料体験レッスンはないが、無料英語力診断を受けることができる。電話番号を登録すると電話がかかってくる。 |
Go!GO!えいご! | 最低1単語100円~最高300単語1,550円 ※レッスンは5,000円以上より、1回の添削が300単語を超える場合は、301単語目からまた1としてカウントする。 | 1回30分無料とあるが、恐らく英会話レッスンだと思われる。 |
リンギン | 300ポイント:13,284円 60ポイント:2,830円 ※添削には最初の200語まで30ポイント、以後30語ごとに5ポイント必要 | 1回30分無料とあるが、恐らく英会話レッスンだと思われる。 |
BBTオンライン英会話 | 36,000円 | 英文Eメール講座の無料体験はなし。他はあり。 |
ますます重要になるライティングスキル
英語は
リスニング(聴く)
リーディング(読む)
ライティング(書く)
といった4項目が挙げられます。
日本人はなんとなく「英語の読み書きはできるけど、話すのは苦手」という感覚を持ちがちで、「だからスピーキング力の向上が必要」という意識が根付いているところがあります。
外国人とのコミュニケーションでスピーキング力が重要なのは間違いありません。
しかし、英語を使った交流において、特にビジネスのシーンにおいては、必要スキルはスピーキングよりもむしろライティングではないでしょうか。
HPやSNSでのコミュニケーションで使用
今や企業が自社サイトを持つのは一般的なことで、小さなお店であってもホームページで商品紹介をしていたり、オンラインストアを持っていたりするところも珍しくありません。
そのため、商品や企業に興味がある人は、まずはネットで検索してみるというのが最初のアクションとなります。
商品についてより深く知りたいと思ったり、ビジネス的な協業をしたくなったりした場合は、ホームページ上に載っている問い合わせ先にメールをしたり、フォームから連絡をしたりするでしょう。
メールを見たお店や企業側は、そのメールに返信し…という形で話が進んでいきます。
それが現代流のコミュニケーションです。
ビジネス要件で、いきなり初対面の人に会いに行ったり、電話をかけたりといった機会はほとんどないのです。
また個人でYoutubeやInstagramで活動していると、突然見知らぬ外国人から英文でメッセージをもらうことがあります。最初のコンタクトが文字によるコミュニケーションで行われることは、多くのシーンで一般的なことになっているのですね。
この流れができた理由としては、インターネットの発達によるものが大きいでしょう。電子メールやSNS、チャットなどが重要なコミュニケーション手段として確立しました。
その結果、「書く」ことによるコミュニケーションの重要性が「話す」ことよりも高まっているのです。
契約や提案などビジネスシーンで使用
海外とのビジネスをされている方ならイメージが湧くと思いますが、ビジネスにおいて、特に外国企業とのビジネスにおいて、「文書」は非常に重要です。
提案や報告、契約に関する各種の条件の記載などなど、口頭で済ませることはまずありません。
文書での取り交わしが基本です。
文書は記述内容が曖昧だと、あとで見返したときに困ってしまいます。
日本人同士でしたら習慣や価値観も共通する部分が多いため、暗黙の了解で問題が出ないこともありますが、習慣も価値観も異なる外国企業には通用しません。
明確に誤解がないよう文書を記載する必要がありますので、しっかりとした文書を書くスキルは必須なのです。
また、口頭と違い取り消しが聞かないという点もライティングの難易度を上げています。
外国企業との連携は今後も増加していく中で、ライティングの必要性はより高まり、優れたライティングスキルを持つ人はより重宝されるようになるでしょう。
ライティング力を上げると得られる2つのメリット
ライティングの重要性について説明してきましたが、「必要だからやらなければならない」というだけの話ではありません。
ライティングを経験することによって得られるメリットもあるのです。
以下にご紹介します。
1,語彙力が身につく
ライティングのメリット1つ目は、語彙力が身につくことです。
スピーキングの場合、その時点で知っている単語しか口から出てきませんので、同じ単語を連呼してしまうようなこともあります。それでも顔を合わせてボディランゲージなども駆使すれば、意外と通じてしまいます。
ただし文章でその手段は通用しません。
きちんと文字で意志伝達を図るためには、論理の筋道を通した上で適切な単語を選ぶ必要があります。
結果的に、より多くの単語を使い分けたり、状況に合わせた言い回しをしたりといったことが自然とできるようになるのです。表現のバリエーションが増えることにより、より丁寧なコミュニケーションができるようになっていくでしょう。
フィードバックにより効率よくスキルアップ
こちらも、言葉を文字に書くライティングならではのメリットです。
ライティングは伝えた内容が文字に残るため、あとから読み返すのが簡単なのです。
「このシーンでこんな単語を使ったら別の意味で解釈された」とか、「こういう言い回しをしたらとてもよく伝わった」など、結果も踏まえて振り返ることで、より適切な表現に修正していくことができます。
スピーキングはその場のノリや空気感で伝わることもある上に記録も残しにくいため、自己評価がしづらいのですね。
ライティングならば自分の英語力を客観的に評価できるため、良いものは残しそうでないものは修正するなど次の行動に繋げやすくなります。
効率的にスキルを高めていくことができるでしょう。また、ライティング自体が自分の頭での英文の整理につながるため、英語力自体も向上しやすいメリットがあります。
ライティングスキルを身につけるには「ひたすら書く」
さてライティングの重要性やメリットがわかったところで、具体的にどのような方法で身につければ良いのでしょうか?
ライティングの方法は極めてシンプルです。
「ひたすら書くこと」です。
「そう言われても…」と思う方もいるかもしれませんね。
継続的に書くためには、それなりの理由だったり、書く場だったりが必要になります。
例えば以下のようなものが考えられますね。
1,ネイティブの友達を作って交流
2,SNS発信や英語での日記
1のネイティブの友達との交流は、まず友達を作るということがそう簡単ではないというところに難があります。
友達作りの手段として、ペンパルやランゲートといったサイトを活用するという方法もあります。
→今日から外国人と友達に!無料ペンパルアプリ&サイト15選
ただそういったサイトは多くの人がいろいろな目的で使用していますので、必ずしもライティング力向上に繋がるとも限らないですよね。
2のSNSや日記ですが、こちらは一人で黙々とやる形になると思います。
ただでさえ慣れていない英文を、一人で長々と書くのはなかなかの苦痛です。また、書いたものを誰が読んでくれるという保証もありません。
自分の文章が、人が読んでもちゃんと理解できるように書けているのかはよくわからないという状況になってしまいます。
どちらも課題がありますね。
なのでやはり、プロフェッショな「オンライン英会話」で習うのが効率がよいといえます。
色々な英語ライティング学習方法
以下で、上記でご紹介したオンライン英会話を含めた、色々な英語学習法を口コミとともに見てみましょう。
スタディアプリEnglish
私自身、使用したのが、スタディアプリEnglishと呼ばれる英語アプリケーションを利用しました。なぜこのアプリを選んだかというと、目的別にレッスンが用意されていまして、私の場合ですとビジネス英語レッスンが特に自分の仕事の状況とマッチングしていました。
英文もビジネスでよく使われるものが使用されており、シャドーイングの機能もありますので、英語を聞き、日本語の文章から英語にしたり、800以上の語彙をクイズ形式で学べるのでそれを元に英文を行ったりなど独自にも色々と考えながら学び、活用しました。(Kouさん)
IDIY英文添削アイディー
アメリカに暮らしていますが、テキスト、メール、ソーシャルメディアなどライティングのスキルは非常に大事です。IDIY英文添削アイディーを使ってみました。初級-上級のレベルに対応します。
日替わりの英作文、写真を見て自由に英語で描写する、簡単なビジネスメールを書き添削していただく、などのサービスは充実していました。添削結果も素早く返ってきました。ただ、料金的には、決して安くない印象を受けました。ポイント(お金)を節約しようとすると受けられるサービスは限定されます。
決められた期間かなり自由に使える定期券などのサービスもありますが、金を払えば払うほどサービスが充実するという感じです。個人的な印象では中級レベルの方が金を払い作文力を上昇させる、あるいは、受験生が短期間に英作文だけを金をかけて集中的に学習するなどの使い方が良いのでは、と思いました。
英語力にはそこそこ自信があり始めのうちはライティングを学ぼうとは思ってもいませんでした。ある日、外国人の上司へメールを出すと「日本語で言うなら君の書いたメールは古文のような英語だよ。」とはっきりと言われてしまいました。文法通りに書くことは大切ですが、その表現次第ではものすごく変な文章になることを初めて意識しました。そこからオンラインでIDIYを使用することにしました。
課題英作文を選択し自分で書き上げた文章を添削してくれポイントなどを教えてくれました。そのおかげで少しずつですが書き方がわかるようになりました。外国人の上司からも「なんか少しずつ良くなってきているね。」と評価されるほどになりました。この課題英作文コースは改めて効果があるのだと実感しました。
英語日記ドリル
英語日記ドリルのアプリを利用して、英語で日記をつけていました。(*アプリは現在停止、書籍はこちら)それほど、英語の知識がなくてもアプリ内に日記の表現に使える基本フレーズや例文があるので、それを基に英語のライティングをしていくことができます。アプリ自体も分かりやすくて使いやすいので、英語で日記をつけることがそれほど難しくなくできました。
添削つき英作文アプリ ベストティーチャー
「添削つき英作文アプリ ベストティーチャー」を活用してライティングの勉強をしたことがあります。
使い方は簡単で、初めに好きなシチュエーションを選んだら、そこでされた質問に英語で回答すると添削してもらえる、というものです。返信が遅かったり講師の質にばらつきがある点が気になりましたが、基本的にはスマホ1つあれば隙間時間に気軽にライティングを学べるのでおすすめです。
Grammarly
私が今まで使った中で、ライティングの学習に最も効果的だったのは、Grammarlyというアプリです。このアプリは人工知能を使って、英作文の間違っている点、不自然な表現などを校正するというものです。精度も高く、また日本人がよく間違えがちな文法範疇なども、非常に簡単な操作で指摘してくれるため、学習にとても効果的です。
ダウンロード版のアプリとともに、Chrome用のプラグインもあり、こちらを使ってGoogle翻訳などど併用すれば、より完成度の高い英作文を身につけるためにこの上ない助けになります。無料版でも十分すぎるほどの機能があるので、英語を学習している方には是非おすすめです。
Hello talk
Hello talkというアプリを利用してライティングを学びました。いろんな国の方と話したり、電話したりして、お互いの言語力を生かして教え合うアプリです。自分が作った英作文を投稿して、それに対して評価をもらうことができ、間違っている箇所がある場合には訂正してもらったり新しい表現の仕方を教えてもらうこともできるのがとてもいいです。
DMMオンライン英会話
DMMオンライン英会話公式HP
DMM英会話はその名のとおり、英会話をやっているサービスです。しかしながら、DMM英会話ではトピックを見ながら議論したり、教材を見て、先生が教えてくれたりします。それはライティングをする上で、いろいろな表現が書けるようになるチャンスです。
ライティングでは文法が大事なのはもちろんですが、さまざまな単語、表現を使っていくことが求められます。そのスキルをつけるためにDMM英会話ではたくさん学べたと思います。
なぜ英語の必要性が上がるのか?
まず、日本における英語力の必要性についてご説明します。
冒頭で触れたとおり、日本国内で暮らすにあたっては、日本語さえ使えれば特に困ることはありません。
例えば学問のシーンにおいては、小中高校で使用する教科書はもちろん、大学で使うような高度な学術書や文献に至るまで、多くのテキストが日本語訳されています。
映画や小説を楽しむというシーンにおいても、各作品には日本語訳がついているものがほとんどですよね。日本語さえしっかり使えれば、必要な情報が得られなくて困ると感じることはないでしょう。
これだけ見ると、特に英語力を身につける必要はないのでは?と考えるのも自然なことです。
インバウンドと海外生産比率に注目!
しかし日本の産業構造は大きく変化してきています。
具体的には、日本国内の産業は成長鈍化の状態にあるのです。
原因は少子高齢化による労働人口の減少をはじめとする様々な要因によるものですが、結果として下記のような環境変化が起きています。
1,インバウンド(就労などを目的とした訪日外国人)人口の増加
2,日本企業の海外進出、海外取引先の増加
日本国内のみでは日本の産業を支えきれない構図になっており、海外各国との連携機会が増えてきているのですね。
インバウンド人口の増加を示すグラフをご紹介します。
年別訪日外国人数の推移(1964年以降)
参照:出所:日本政府観光局 (JNTO) 発表統計よりJTB総合研究所作成
急激な右肩上がりといった状況ですね。要因としては様々ありますが、アジアからの旅行客が一気に増えたのは、日本政府によるVISAの緩和が最大の要因と言われています。
日本がインバウンドにより経済を活性化させようとしているのは明白であり、当然我々はその流れに載っていくべきでしょう。
近年は首都圏中心だった観光客が、地方にも流れている傾向にあります。英語がどの地域でも更に重要になるのは間違いありません。「インバウンドに興味がない」なんてもう言ってられません。なぜなら、英語が出来ない人よりも英語ができる人の方が、仕事の選択肢が増え続けるからです。
また、下記が日本の製造業における、海外生産比率の推移です。
参照:経済産業省 大臣官房調査統計グループ企業統計室 貿易経済協力局投資促進課(PDF)
日本企業が、生産活動をどんどん海外に移していることがわかりますね。国としては出したくないデータかもしれません(苦笑)。
このデータは製造業ですが、製造業ではないウェブ関連事業の方が顕著です。2018年、メルカリの新卒の半分以上が外国人だったニュースは我々に衝撃を与えました。
メルカリのような大手だけでなく、中小企業もガンガン東南アジアを中心にオフショアを行っています。外国人をこれだけ雇うということは、それを管理する日本人も必要です。英語ができてITスキルがある人材は、特にこれからの時代は重宝されていくでしょう。
これらのデータが示しているとおり、日本と海外との連携は年々増えているのです。
外国人とコミュニケーションはもちろん英語
インバウンド人口の増加に加え、日本企業の海外進出や海外取引先の増加があるのですから、必然的に外国とのかかわりは増えていきます。
今まで日本人で外国人と交流するのは一部の人に限られていましたが、今後はより多くの人が外国人と直接交流する必要が出てくるでしょう。
そこでコミュニケーションの課題が出てきます。
外国人と意思疎通を図るなら、やはり実質的な世界公用語である英語力を強化しなければならないというわけですね。
まとめ:無料〜有料まであるライティング学習方法
上記でご紹介したように、英語のライティング学習方法は無料から有料まで様々あります。
無料はただで出来る分、曖昧だったり、そもそも正しいかどうか分からなかったり、give and takeの関係からこちらも添削することで時間を割かれたり・・・などのデメリットがあります。
そのため、効率よく学習するという点では有料プランがおすすめです。
特に自分だけで完結するものではなく、相手がいるものが好ましいでしょう。
ぜひこういった英会話スクールやアプリ、ウェブサービスを利用して、ライティング力を高めましょう!