1.自身の英語勉強歴
皆さん、こんにちは!私は今は40代ですが、30代から英語力の向上のため、勉強を始めている者です。
少しでも英語力をつけるために、私は、2014年5月からオンライン英会話であるDMM英会話を始め、週1回のペースで勉強を続けています。
勉強を続けた成果、最初はTOEIC Listening & Reading Testのスコアが375点であったのが、680点までスコアを上げることができました。
しかしながら、DMM英会話だけでは英語力の向上に不足を感じていました。
そこで、DMM英会話以外に英語力向上のため、他の教材を利用して勉強を行っていたこと、今でも行っていることがあります。
今回はDMM英会話以外で行っていた、もしくは今でも行っている勉強教材を8つご紹介していきます。
少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
2.過去行った勉強について
最初は、今は利用していませんが、過去に行っていた勉強教材を自身の体験、感想を入れつつご紹介していきます。
2-1.中学の英文法の復習
この勉強は、DMM英会話を始める前に、行っていた勉強になります。
DMM英会話を見つけてはじめようとしたのですが、その際、先生が日本語を話せない外国の方なので、最低限中学の文法は復習しておくとよいというアドバイス項目があったため、中学文法の復習をしようと決意しました。
文法の復習に利用した書籍は『カラー版 CD付 中学3年間の英語を10時間で復習する本』 (著:稲田 一)です。
主な勉強法は、
・家で暇な時間を見つけては黙読する
・練習問題を解く
・例文を声に出して音読する
といった内容でした。不定期に30分から1時間くらい勉強して、トータル10〜15時間、勉強しない日もあったので2週間程度で勉強を終了しました。
良かった点、微妙だった点は以下です。
・中学英語の復習ができ、オンライン英会話の勉強をスムーズに進めることができた
微妙だった点
・もっと文法を使った英作文の練習ができればよかった
最初は中学の文法くらいは全部理解しているという認識でしたが、いざ読んでみると、忘れていること、認識していないことが沢山ありました。
もし、DMM英会話を始める前に復習していなかったら、先生の指摘する文法の説明も、理解できていなかっただろうなと感じることがレッスン中に多々あったので、復習してよかったなと感じました。
今になって思いますが、文法を読んで理解しても、文法を使って自由に利用できるようにならないと意味はないかなと感じています。もっと文法を使った英作文練習ができればよかったと感じました。
2-2. 洋書の多読
洋書の多読は、DMM英会話を始めた頃に行っていた勉強法です。
当初、DMM英会話だと、主に英語のリスニングスキルとスピーキングスキルの向上にしか役立たないと認識していました。
そのため、英語の習得に必要なリーディングスキルを向上する方法がないか探していた時に、これもビジネス雑誌を読んでいると洋書の多読というものを発見し、始めてみることにしました。
選んだのは「Pearson English Readers」(ペンギンリーダーズ)というピアソン社が出版している英語学習者用の洋書でした。
個人の英語のレベルによってレベル分けされており(上記リンクから各レベルは確認可能です。)、選び安くなっています。
主な勉強法はただ1つ!
・辞書を引かずに読む
この1点だけでした。わからない単語も前後の意味から想像してとにかく読み続けました。
EasyStarts(一番易しいレベル)のレベルの本を購入してDMM英会話と並行して1年くらい、休みの日の1時間前後、英文に慣れるに従って洋書のレベルも上げつつ、読み続けました。
良かった点、微妙だった点は以下です。
・英文を読むことに慣れ、英文を読むことに抵抗がなくなった
微妙だった点
・40冊前後読んだが、成長をあまり実感できなかった
・洋書に1冊購入にコストがかかる
英文を読むことに慣れはしたのですが、読んでいても成長している実感がなく楽しくないと感じることが多かったです。
結局、DMM英会話内でデイリーニュースという毎日のニュース記事を読むことでリーディングスキルアップを見込めるようになり、洋書を買う必要もなくなったので、洋書の多読は辞めました。
2-3. 英語学習アプリ TOEIC® presents English Upgrader
このアプリはDMM英会話を始めたものの、通勤に片道1時間くらいかかっていたので、通勤や何かの合間に勉強できるものはないか探していた時に見つけたものになります。
「TOEIC® presents English Upgrader」は、ビジネスや日常で出てくるシチュエーションを英文と音声を聞きながら学習できます。
私は、通勤の電車の中や、ジムでの運動している合間に利用していました。仕事で疲れている時とかもあるので、余力があれば大体30分から1時間程度、実施していました。
主な勉強法は、
・アプリの音声を聞く
上記のみでした。今思うと勉強法も良くなかったかと思うこともありますが、良かった点、微妙だった点は以下です。
・気軽に時間の合間にできる
・無料のアプリで追加コストがかからない
微妙だった点
・エピソードが60前後しかなく、面白みに欠ける
・エピソードの追加、バージョンアップがない
利用料金がかからず、気軽にでき、リスニングに耳が慣れる一助になったのはよかったのですが、半年くらい続けていると全てのエピソードを聞き終えてしまいました。
同じエピソードを何度も聞いていても面白みに欠けるのと、一番残念なのは、エピソードの追加、機能のバージョンアップが一切ないので正直飽きてしまいました。
*アプリのシリーズは増えているみたいですね。
そのため、上述の通り半年くらいで辞めてしまいました。
2-4.NHKのラジオ英会話、入門ビジネス英語
DMM英会話以前に試していた内容です。
NHKのラジオ英会話、入門ビジネス英語のテキストを購入して、ラジオ講座は特定の時間には聞けないので予約録音して、休みの日にまとめて聞いて勉強していました。
主な勉強法としては
・ラジオのテキストの指示に従って練習する
のみでした。これも勉強法が良くなかったかと思いますが、良かった点、微妙だった点は以下です。
・楽しく視聴ができ、英語に親しみを覚えた
微妙だった点
・録音し忘れると、CD、MP3といった音源を購入する必要がある
・具体的な勉強方法の情報が乏しい
英語に慣れるという意味ではアプリや洋書と効果は近いものがありますが、実感は多少ありますが、具体的な成長は残念ながら感じられませんでした。
また、ラジオの録音を忘れると、別売りCD(今ならMP3音源も購入可能)を購入しないとならないのでコスト面でも今一つの部分を感じました。
あとは個人的にラジオ教材を使った勉強法の情報が乏しいかなと感じていたので、結局DMM英会話を始めてからは上記のラジオ講座は辞めてしまいました。
2-5.TOEIC 公式問題集
この方法は、後述するスタディサプリEnglishのTOEIC®L&R TEST対策コースを行う前まで、TOEIC Listening & Reading Testの試験対策として行っていたものです。
主な勉強法としては
・Part 1 と 2 は問題を解く、音声を聞いてシャドーイングとディクテーション
・Part 3 と 4 は問題を解く、音声を何度か聞く
・Prat 5、6、7 は問題を解く、不明な単語はノートに書き出す
事前にネットなどで調べて、ただ単に問題を解くだけでは意味がないというのは調べていたので、問題を解く以外にパート毎に追加で練習をしていました。
これも休みの日に合間をみて1〜3時間くらい勉強をしていました。特にTOEIC Listening & Reading Test試験前は多く時間を割いて勉強をしていました。
良かった点、微妙だった点は以下です。
・Part 1 と 2については、聞き取りができるようになり、正答率が上がった
・Part 3 と 4について、時間の合間に先に問題を見ておく癖がつき、本番でも余裕が出た
・Part 5、6、7について、各パートでの時間配分を考える必要があると理解できた
微妙だった点
・問題が2セットしかない
・本番に比べて少し問題が簡単になっている
TOEICが出している公式問題集のため、とても役に立つ問題集です。そのため、本番の時間配分、テストを解くコツ、本番の音声の耳慣れと非常に多くのメリット、効果を感じました。
少し残念なのは問題が2セットしかなく、最近感じたことですが、本番より難易度が易しくなっているところが難点です。
今は中断していますが、TOEIC Listening & Reading Test試験の直前では少し時間を割いてやろうと思っています。
3.今行っている英語の勉強について
ここからは、今行っている勉強についてご紹介していきます。現在も継続中の内容のため、現時点での評価になります。
3-1.スタディサプリEnglishのTOEIC®L&R TEST対策コース
ここまでの勉強の成果で、TOEIC Listening & Reading Test 680点を取るまでになりましたが、最終的な自身の目標はTOEIC Listening & Reading Test 800点以上と定めています。
TOEICの公式問題集で一定の成果を上げましたが、お金をかけてもいいので短期間で効果のあがる教材を探していたところ、「スタディサプリEnglishのTOEIC®L&R TEST対策コース」がネットでも評判になっていたため、2019年11月から初めてみました。
上記はPCのWebサイト、スマートフォンアプリで勉強が可能です(データは連動しています。)
勉強の進め方ですが、以下のように場所、環境、勉強内容を使い分けて、ほぼ毎日15分から1時間は勉強しています。
・休みは自宅PCのWebサイトでリスニングパートの問題を主に勉強
・通勤中などの合間は、アプリで単語や文法、リーディングパートの問題を勉強
スタディサプリEnglishのTOEIC®L&R TEST対策コースを始めてから、TOEIC Listening & Reading Testは受験していないので数字に見える成果は上がっていませんが、現時点での良かった点、微妙だった点を挙げていきます。
・非常に豊富なトレーニング方法と教材
・実践の問題集が非常に多い
・文法や、問題の解説動画もついている
微妙だった点
・コストがかかる(1か月 2,980円)
正直、コストがかかる点以外は非常に満足しています。
単語、文法、実践まで非常に多くの教材が揃っており、且つ、本番の問題も20セット用意されています。
公式問題集が1冊につき2セットしかない点と比べても、破格かなと考えています。また、各TOEIC Listening & Reading Testのパート毎の勉強法の解説動画もあり非常に参考になります。
実践の練習においてもリスニングパートでは音声を聞いて英文をタイプするディクテーション、音声のあとで声に出すシャドーイングをひたすらやることになります。めげずに続けていると確かにリスニング力はついていると実感ができますし、反復練習の重要さを痛感しました。
リーディングにおいても文法の実践問題と解決もそろっていますし、リーディング問題も音読することで早く読んで理解できるようになることを学びました。
コストはかかりますが、それに見合っただけの効果を実感しました。引き続きお金を出しても続けていきたいと考えております。
3-2.You Tube チャンネルで勉強
上述のスタディサプリ、EnglishのTOEIC®L&R TEST対策コースがかなりハードと感じているので、最近気分転換を兼ねてPC やスマホで気がむいたとき、長くても30分程度で行っています。
今メインで見ているのは「Learn English With TV Series」というチャンネルです。
このチャンネルは映画、有名人のインタビュー動画から英語の表現を学ぶというチャンネルです。
現時点での良かった点、微妙だった点を挙げていきます。
・コンテンツが多く、1週間に2-3個追加されるので楽しい
・無料で利用できる
・ネイティブの表現、発音を学ぶことができる
微妙だった点
・解説は英語のみ
楽しいコンテンツが多いので、見ているだけで楽しく勉強になります。特にネイティブの発音方法(単語と単語がくっついて発音したり、違う発音になったりなど)が理解できます。ただ、解説が英語のみなので初心者にはオススメはできないです。
3-3.英会話カフェ
最後は英会話カフェです。こちらは実際に札幌市内にある英会話カフェで、実際に生身の外国人と話してみたいと感じて行ってみました。
行ってみた英会話カフェは「CHIT CHAT CAFE」というカフェです。
1時間1,000円で、コーヒーやお茶をのみつつ外国人のスタッフと、同じ時間にいる日本人とグループでフリートークになります。
良かった点、微妙だった点を挙げていきます。
・生身の外国人と実践して話ができる
・同席している日本人も含めて楽しく色々な人と交流ができる
・多少日本語も出来る方だと不明な英語を教えてくれる
微妙だった点
・外国人のスタッフ1名につき、日本人何名かのグループで話をするので1対1で話したい場合は微妙に感じる
・同席する日本人の英語のレベルで話す内容も考慮しないといけない場合がある
楽しく色々な人と交流する、生の外国人と話す経験を積みたい場合はとてもいい機会になります。しかしながら、日本人も同席するので(もちろん英語のみで基本は話しますが)同席する人のレベルによっては、英語力向上には直結はしない難点もあると感じました。
楽しいことにはかわりないので、また暇を見つけては行ってみたいとは思っています。
4.まとめ
ここまでのまとめとして、英語力向上のため必要なのは
勉強を楽しく継続すること!!!!!
これにつきます。
今まで行った勉強で今続けていない勉強法、教材は、何らかの理由で飽きてしまったり、楽しくないと感じてしまったりで続かなかったことが主な原因です。
そのため、多少辛くても楽しく続けられる教材、勉強法を自分なりに見つけて、毎日英語を勉強し続けることが英語力の向上の一番の近道であると感じました。
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