英語には日本語にない発音や、日本人にとって言いづらい発音があります。また、スペル通りに読まない発音もあり、発音は英語学習するにあたって初心者が必ず挫折する理由の一つになっています。
RやLの発音やAからZまでの発音からスペル通りに読まない単語の発音まで、英語の発音を網羅した動画を紹介します。
実際に下の動きをチェックしながら練習できるので、是非動画を見ながら練習してみてください。
発音矯正が学べるYouTube動画
『大人のフォニックス』英語 waterの発音
今回の記事を作るにあたって様々なYouTubeの発音動画を見ましたが、この「『あいうえおフォニックス』英語発音」は、もっともおすすめできるチャンネルです。
内容のわかりやすさ、アニメーションのクオリティ、テンポ、更には見ている側への丁寧な空気感など、作り込みレベルが一つ抜き出ています。
今回の動画では日本人にとって発音がしづらいと思われる「アメリカ英語のTの発音」について学ぶことができます。
water,heaterなど、日本人が使用するカタカナ英語の発音とのギャップを埋めることができます。最初にアメリカに住むネイティブの発音を聞かされますが、単に音と発音記号で説明されるだけではありません。
口と舌のイラストを交えて、なぜそのような発音になるのか、アクセントの位置による違いやネイティブの感覚を非ネイティブである日本人にも感覚的に掴めるよう、丁寧に説明されています。
また、動画の後半は数多くの単語や短い英文を利用した発音の練習が数多く用意されていますので、実際に動画を視聴しながら発音の訓練が可能です。
公式サイトも非常にわかりやすく、使いやすいです。
一撃で英語が聞こえるようになる！魔法のワーク
日本人が英単語として認識している英語と、実際に話す英語の聞こえ方に大きなギャップがあることを気づかせてくれる動画です。
わかりやすいように、有名な映画「タイタニック」のあるシーンのセリフを例にあげています。字幕で見て、抜き出したセリフをフリップに書いてくれます。それだけならみんな読めて意味もわかります。
ですが、実際に言葉として聞くとネイティブ英語すぎて何を言っているのかわからない、という不思議な現象があることに焦点を当てています。
知っている単語なのに、自分の思い込んでいる音と違うから耳に入ってこない。そのズレを非常にわかりやすく説明してくれています。
この母音がマジで厄介パート4！英語ガク習塾 Lesson 13
この動画では、母音eの発音と、母音uの発音について解説されています。鏡を見るように指示され、口の形を確認して発音を直していく内容です。
日本人が母音を発音する時の口の形と、英語での口の形の違いを説明してくれ、練習を繰り返しながら矯正していくので、発音矯正に特化した内容です。
Gacktさんが口腔内の大きい模型を持っていて、手を舌に見立てて舌の動きも表現してくれるので、真似しやすく口の中での舌の動きに気づかされます。
発音トレーニング1 apple&up
小学校の英語の先生向けに、日本人が発音しづらい音や苦手な音を練習できる動画です。
appleとupのアの発音の違いを繰り返し発音し体が覚えたところで、次にアから始まる単語例をたくさんあげて発音してくれるので頭に入ってきやすく非常にわかりやすい工夫がなされています。
動画中に他に喋っている単語も、英語初心者でもわかるほど簡単な単語を使っていて聞き取りやすく、英語をはじめたい人や英語に興味のある子どもでも見やすいと思います。
発音上達法！目からウロコ？の英語勉強法
発音を矯正するにあたって、どうして発音がダメになっていくかという根本的な部分に触れられている動画はあまりないと思います。
この方の意見ではありますが、文字を学び出すという点に注目し、また日本人が学校でよく学ぶのは筆記に重点をおいた英語学習なので、より自分の学び方に問題があるのでは？と説明しています。
そのため、英語の発音を上達するためのテクニックや知識を学ぶことができます。Siriと会話をするなど、日常生活において利用できそうな上達法を提示してくれるので楽しく気楽に取り組めると思います。
発音矯正したい初心者、第一段階の方におすすめできる動画です。
3分で解説 ｢hello｣ の発音方法《サマー先生の英語発音講座#41》
日本人が本当に学びたい「ネイティブ」の「外国人が」おしてえてくれる動画です。日本語も英語も両方ネイティブレベルに使いこなしているので、自分の欲しいと思っている発音の基礎を学ぶことができます。
日本人に有りがちな発音の間違えやすさをポイントポイントで直してくれ、初級でつまづいている人にとても役に立つ動画です。一本あたりの動画も３分から５分と短めなので、しっかりと集中して毎日みていくことができます。
こちらは日本語にない６つの英語の母音という動画。
日本人には難しいと言われる、LとRの発音の違いと、簡単にできるコツの動画。動画の最初の方で、Lは『舌を歯の後ろに強く押し付ける』、Rは『口の奥で舌を巻き、舌を上顎に付けない』と説明があります。
こんなにも実は違う！英語のLとRの発音方法！
日本人が発音することが難しいと言われている、LとRの音をわかりやすく説明している動画。一緒に練習ができるところがこの発音矯正動画の魅力です。
正面からの動画だけではなく、上からの角度の映像や口元のアップの映像があり、口の動かし方や舌の位置もわかりやすく発音強制に向いていると思います。
動画時間も長すぎずちょっとした勉強の合間や休憩などの隙間時間にサッと見れるのでおすすめ。舌の力の入れ具合や位置など細かく説明してくれているのでわかりやすいです。
American English – AA Vowel – How to make the AA Vowel
日本語にはない母音の唇や舌の使い方について、分かりやすく説明してくれています。日本語では使わない音ないので、すぐに出来るようにはなりませんが、根気強く毎日練習すれば、発音が身につきます。
このシリーズは非常に役立つので本当にオススメです。母音だけでなく、子音についても別の動画で説明してくれています。
全て英語での説明ですが、ゆっくりハッキリと話してくれるので、英語初心者でも分かりやすいと思います。他にもイントネーションやリダクションについての動画もあるので、非常に勉強になります。
Pronunciation of ‘ed’ – English Speaking Lesson
英語で英語を学ぶので、発音矯正のみならず英語の文法、どのように文を構成して組み立てるかと言うことが学べます。
全く英語ができないのであれば日本人講師に頼るしかないですが、将来的に外国の語学学校に行きたいと思っている人は、学校でやる主なレッスンと同じような構成でレッスンを見ることができますよ。
発音を矯正するたけでなく、その発音に付随する他の文の正しい発音も自然に学ぶことができるので、留学をしようと考えている人は特にチェックしてみてください。
フォニックス A-P I 子供から大人まで発音・リスニングに効果抜群！[#134]
日本語は「声」の音、英語は「息」の音、として英語は息をどのように繋げて言葉を発声していくかが分かり、リスニングの向上にも役立ちます。
レイコ先生は英語だけでなく日本語の発声も滑舌がよくきれいなので、参考になると思います。この動画のように実際に身体を動かしながら発音練習をするのは大人は恥ずかしいかもしれませんが、YouTubeなら周りを気にせず自宅で一人で取り組めるのでおすすめです。
０歳から学べる、A~ZまでABCフォニックスの歌集め
たとえば｢B｣の音ならスイカのたねを飛ばす時のような口の使い方、｢H｣は寒くて手をハッハッと温めるときのような息の出し方、など図説で英語の発音の仕方を学べます。
英語のフォニックスをマスターすることで、75パーセントの単語は読めるようになると言われているので、フォニックスをマスターすることは英語学習において必要不可欠です。
この動画ではAからZまでのそれを学ぶことが出来ます。また、それぞれのアルファベットにフォニックスの要領を生かした単語例が紹介されるので、発音も語彙力も高められて一石二鳥です。
『There is』は「ザーズ！？」英語発音｜音声の変化と発音記号と口の形（#149）
日本人の苦手なＲの発音を使った単語や、聞きづらくて苦手意識のあるThere isの発音を、先生が日本人に分かりやすい説明と表現でネイティブの発音に近づける様に工夫して解説されています。
発音だけでなく、流れのあるリズムも分かりやすいです。文全体の中で強調する単語と、単語の中で強調するアクセントの両方が紹介されています。口の形もホワイトボードの文に絵が表示されているので、パッと見て分かるのもポイントです。
まとめ
以上、YouTubeの発音矯正が学べるおすすめ動画を12選ご紹介しました。
どの動画も素晴らしいクオリティですが、特にこだわりのない方は、一番最初にご紹介した『あいうえおフォニックス』英語発音がおすすめです。
他のサイトは発音以外にも英会話や中にはVLOG系も混ぜている動画がありますが、この「あいうえおフォニックス」は発音専門チャンネルのため、チャンネル内で体系化されているのがよいです。
こちらの再生リストが役立つはず。
→https://www.youtube.com/channel/UCX2tvXwAItLs5RhFFSGn9LQ/playlists
こちらもおすすめ→YouTube【英語字幕付き】英語学習におすすめ動画ベスト50 前半
