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英語のスラング・ことわざ・略語は何をどれほど勉強すればよいのか?

ビジネス英会話でスラング・ことわざ・略語は必要?

英語の学習を一通り終え、いざ外国人の人と会話をしようとしても(ビジネス英会話に限らず)なぜか上手く聞き取れない、習ってきた英語と違う英語が返ってくることがあります。

全て教科書や参考書で学習したはずなのに、なぜかみんな自分の話す英語と違うことがあります。

いったいなぜなのでしょうか。

それは、教科書に載らないような英語特有の慣用表現やスラングが使われているためであり、言い換えれば砕けた英語を話しているからなのです。言語は生き物といわれていますので、時代や場所によって様々に変容します。更に口語表現なのか文語表現なのかによっても大きく異なります。

英文法などの学習が英語の基礎であるとすれば、これらの慣用表現などはさらに一歩進んだ実践とも言えます。それらの全てをマスターすることは気が遠くなるほどの時間と努力を要するものですので、簡単に学べるものではありません。

しかし、ビジネスシーンという文脈でそれらを見てみると、必ずしもマスターする必要がないことが分かります。ですので、今回は何をどれほど勉強すれば良いのか、スラング・ことわざ・略語の三つの観点から見ていきたいと思います。

スラングの必要性

まずスラングです。スラングとは俗語のことを指し、日本語でいうところの「めっちゃ」「やばい」などが当たると言えば理解しやすいのではないでしょうか。慣用的に作られた言葉で非常にカジュアルな言葉ですので、一般的にあまり教科書や参考書に載ることはありません。

そのカジュアルさから、ビジネスシーンなどのフォーマルな場面ではあまり適切とされていませんので、使う機会はほとんどないでしょう。むしろビジネスシーンでは使うことを避けたほうが良いでしょう。

例えば、取引先の相手との会話の中で、突如非常にカジュアル過ぎる単語を使うと場違いですし、相手への失礼となりかねません。例外的に場を和ます、冗談を言うなどの場面が想定されますが、スラングの多くは汚い言葉に当たるものが多いですので、確実に使い分けることができる人のみが使うことを許されるといっても過言ではありません。

このような理由から、ビジネスシーンにおいてスラングを覚える必要性はほとんどありません。中途半端に覚えてしまうと、口から誤って出てしまったり、間違った印象を与えかねないといった意味では、むしろ覚えないほうが良いのではないかとも思われます。

中途半端な知識は自身の墓穴を掘ることに繋がりかねませんので、覚えるのであれば使い分けられるほど学習する、覚えないのであれば全く覚えないといった選択をすると良いでしょう。

ことわざの必要性

次にことわざです。ことわざは日本語に限らずもちろん英語にもあります。日本語と英語で共通することわざもあれば、英語にしかないことわざもありますので、覚えておくといつかどこかのタイミングで使うことができるかもしれません。

ことわざは少ない言葉で多くを語る時に非常に便利で、ことわざでしか言い表せられないといった状況もありますので、覚えておくと非常に便利です。

使いどころとしては、ここぞというときに自身の意見をサポートしたり、相手の意見を一言で肯定する時などに使われます。ことわざを上手く使うと表現が豊かになるため、非常に教養があるように見えます。ビジネスシーンでもことわざを上手く使えば好印象になるでしょう。

注意点としてはことわざばかりを使うと、相手の揚げ足を取っているかのようにも見え、自分の意見がないようにも見えてしまうので、あくまでも「ここぞ」といったときに使うのが良いでしょう。

自分の意見をサポートするためのことわざという立ち位置を忘れないようにしましょう。

ことわざに関しては、余力があれば学習すれば少しずつ覚えていけば良いです。無理に覚えようとせず、あくまでも英語の基礎が終わったあとに勉強しましょう。

また、ことわざのような短い言葉で多くを語るような文には、その地域の先人の知恵や含蓄が多く含まれています。ことわざをそれぞれ暗記していくような作業をするのではなく、先人から知恵を学ぶ目的として覚えていけば、きっとそのことわざを使う機会も多くなります。

略語の必要性

次に略語です。略語とは言葉を短くして表現する言葉を指して、主に書き言葉で使われることが多いです。例えば、”centimeter”の略が”cm”であるように、様々な言葉を短くするのが略語です。

”ttyl”は”talk to you later”の略、”asap”は”as soon as possible”の略といったように、普段一般的に使われる言葉を短くし分かりやすくすることを目的とします。

ビジネスシーンで必要かどうかは、どのようなビジネスシーンを想定するかによって変わります。

例えば、メールで取引先の人に略語を使うことはもちろんNGです。ビジネスメールにはビジネスメールの様式がありますので、しっかりそちらに則りましょう。

一方で、チャットなどの社内でのコミュニケーションツールを使うときは略語の使用はOKな場合が多いです。カジュアルで簡単なチャットですので、気軽に英語を使うことができます。上記のような略語を使った方が時間短縮にもなりますので、上手く使えば業務効率化になります。

とはいえ、英語を略語にして全員が理解できるかといえばそうでもなく、略語にしたところで短縮される時間はほんの数秒です。理解できない人が一人でもいるとその人がその略語の意味を調べることになり、結果として工数が増えるといった事態を招きかねませんので、略語に関しては場の状況に応じて使うのが良いでしょう。

スラング・ことわざ・略語は何を学べばよいのか?

次に何を学習していけば良いのでしょうか。スラングと略語に関しては時代や場所によって次々に作られていきますので、ここでは未来志向の言葉としておきます。

未来志向の言葉は新しいものを常にアップデートしていく必要がありますが、それらの表現は無数にありますので、自分が使えそうだなと思ったものから覚えていくことをオススメします。

一方で先人の知恵を集めたようなことわざは、過去志向の言葉だといえます。過去志向の言葉に関してはあまり増えることがありませんので、既存のものを一つずつ覚えていけば良いでしょう。

しかし、あまりにマニアックなことわざを覚えたところで、相手に伝わらなければ意味がありませんので、有名な順でことわざを覚えていくのが最良の方法です。

スラング・ことわざ・略語はどのように覚えればいいのか?

未来志向の言葉(スラング・略語)は先述したように常にアップデートしていく必要がありますので、それらが生で使われている環境に入る必要があります。

例えば、英語でチャットが盛んに行われているスレッドを見に行く、英語を母国語とする外国人とチャットをするなどがそれに当たります。

未来志向の言葉の参考書も売られていますが、参考書で一つ一つ覚えていくよりも、実際に文脈の中でどのように使われるのかを知ったほうが良いので、あまりオススメはできません。

さらに参考書が出版される間に死語になっている可能性もありますので、未来志向の言葉は今すぐにそれらが使われている環境を覗いてみるのが良いでしょう。

過去志向の言葉(ことわざ)に関しては参考書やグーグルで調べれば十分でしょう。既存のことわざはそう簡単に変わるものでもなければ、新しく作られるようなものでもありませんので、本やネットで調べれば十分です。

スラング・ことわざ・略語の注意点

スラング・ことわざ・略語に共通する注意点があります。それは中途半端に使わないということです。

スラングに関しては特に注意が必要で、一言間違っただけで相手の信用を損なう可能性もあります。ビジネスシーンではスラングは使わないことは前提にして、それでも使いたい場合は徹底的に言葉の用法やニュアンスなどを理解したうえで使いましょう。

略語に関しても、略語だらけのチャットはコミュニケーションツールとしての本来の役割を損なってしまいますので、使う場合はほどほどにしましょう。

ことわざに関しては下手に引用すると頭が弱そうに見えますので、適した環境で使えるように、中途半端に覚えずしっかり理解したうえで使いましょう。

まとめ

総括すると、基本的にスラング・ことわざ・略語は覚える必要がありません。ビジネスシーンではなければ困るといったこともありませんし、下手に使うとマイナスにもなりうるので、それらを徹底的に理解できる程度の余力があれば取り組んでみましょう。

また、今回はビジネスシーンという環境を設定してお話してきました。

覚えなくても良いといったスラングも日常会話では話に花を咲かせる表現技法の一つですので、必ずしもスラングが悪いといった意味ではありません。

適切な場所で適切な言葉を使うことがコミュニケーションにおいて一番重要なのです。

マナビジン編集部
マナビジン編集部
マナビジン編集部チームでは「英語が伝わる楽しさをより多くの方へ」をモットーに英語学習や英語を使ったキャリアに関する情報発信を行っています。

引き続きお楽しみに!

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