英語学習には様々な方法があります。
英会話教室に通う人や学習用教材を使って勉強する人、中には実際にネイティブスピーカーと交流しながら英語を学んでいる人もいます。
上記はどれも有効な学習法ですが、英語を勉強中の方の中には、「もっと手軽に学習したい!」「すきま時間を使って学習したい!」という方もいるのではないでしょうか。
そんな方に向けて、本記事では、LetMeSpeakという英語学習アプリをご紹介します。LetMeSpeakはいつでもどこでも、スマホさえあれば英語学習ができてしまう便利なアプリで、最近ついに日本語版がリリースされましたので、勉強しやすくなりました。
このアプリを有名にしているのが「Learn to Earn」という仮想通貨およびNFTのシステムを入れている点です。
他の英語学習アプリにはないような特徴や実際に使用して気づいた魅力・注意点なども記載しますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
LetMeSpeakの概要と特徴
まずは、LetMeSpeakの簡単な概要についてご説明します。
LetMeSpeakとは?
LetMeSpeakは、単語や文法の習得をサポートする英語学習アプリです。学べる文法は約40種類、単語数は2000にも及びます。
バリエーションが多く、日常生活からビジネスシーンまで、幅広く活用できる英語を学べるのでとても便利です。
アプリは無料で使用できますが、アプリ内課金をすれば追加の機能を利用できます。追加機能に関しては、次の特徴でご紹介します。
特徴
ではここから、LetMeSpeakの特徴を紹介します。
LetMeSpeakの最大の特徴は、なんといっても“ Learn to Earn ”です。Learn to Earnというのは、直訳すれば「学んで稼ぐ」という意味です。
アプリ内で学習を進めると、LSTARというゲーム内通貨を獲得できます。LSTARは仮想通貨に換金できるので、お小遣いを稼ぎつつ英語を学習できます。まさに一石二鳥とはこのことですね。
この機能で効率的にお金を稼ぎたい方は、アプリ内で有料のキャラクターの購入で実現可能です。逆に、学習機能をメインに利用したい方は、課金しなくても十分にアプリを使えます。
*本記事では有料機能についての詳しい解説はしませんが、最後に編集部ではNFTを購入して試しているので、どんなものなのかをこの記事の一番最後にご紹介します。
3つの学習モード
次に、LetMeSpeakの学習モードについて解説します。LetMeSpeakには、3つの学習モードがあります。
①ストーリーモード
ストーリーモードは、その名の通りストーリーに沿って学習を進めるモードです。このモードでは、スピーキングとリスニングをメインに学習します。
登場キャラクターと会話を重ねながら、実践的に英語を学べる点が特徴です。例えば、キャラクターの話をリスニングして語句を並び変えたり、自らマイクに向かってスピーキングをしたりします。
②単語モード
単語モードは、ボキャブラリーを増やすことに特化したモードです。
単語は、「食べ物」「スポーツ」「ビジネス用語」など、ジャンルごとに分類されていて覚えやすくなっています。さらに、「TOEFL」「IELTS」などの試験ごとにも分けられていて便利です。
単語を学ぶ方法も数パターン用意されていますし、スペルも学ぶことができ、単純な暗記よりも効果的に習得できます。
③文法
文法モードでは、正しい文法を学べます。
文法の種類ごとに分類されているのに加え、難易度ごとにも分けられています。そのため、自分のレベルに合った難易度の文法を習得していくことができます。
出題形式は、穴埋め選択式と並び替えがメインです。各文法の解説もあります。
以上、3つの学習モードについて解説しました。苦手克服のために、1つのモードだけを集中的に取り組んでもいいかもしれません。
実際使ってみた感想
ここからは、実際に使用してみて感じたことをお伝えします。ぜひ参考にしてみてください。
最も魅力的に感じた点
魅力はたくさんありますが、私がこのアプリを使用して一番魅力的に感じたのは、楽しんで使用できる工夫がされている点です。
ストーリーモードは特に、RPGのように進んでいくので、時間を忘れてゲーム感覚で学習できました。他のモードに関しても、ゲームのようなつくりになっていて、随所に工夫が見られます。
例えば、体力制で不正解になるとライフが減ったり、学習すると経験値が上がったりします。正解したときの音やアニメーションも爽快です。そのため、勉強しているのに、つらく感じることは全くありませんでした。
繰り返し出題される復習パートなどもあったので、楽しいだけでなく、しっかりと身になっていることも実感できます。
注意点
次に、アプリを使っていて気づいた注意点を記載します。
LetMeSpeakは、今までブラウザとiOSアプリのみの対応でしたが、最近になってAndoroid版がリリースされたようです。Andoroidユーザーにとっては嬉しいアップデートですね!
しかし、Androidではアプリ上でストーリーモードを利用できませんでした。
上記画像の青い「WEB」の文字からブラウザを開けば、問題なく利用できましたが、今後のアップデートで改善されることに期待したいです。
こんな人におすすめ!
以下には、ぜひアプリを試していただきたい人を箇条書きで記載しています。
・楽しみながらゲーム感覚で英語学習に取り組みたい人
・空いた時間で手軽に英語を勉強したい人
・文法、単語、スピーキング、リスニングなどを幅広く学びたい人
・お小遣いを稼ぎつつ英語を学びたい人(課金した場合)
いかがでしょうか。
今までの勉強法でなかなか続かなかった方も、LetMeSpeakなら継続できるはずです。上記に一つでも当てはまった方は、一度インストールしてみてください!
LetMeSpeakのはじめ方
最後に、LetMeSpeakのはじめ方を解説します。
今回は無料ではじめる方法を解説します。読みながら実践していただけると、簡単にはじめられるはずですので、一緒に進めましょう。
*筆者はAndoroidのスマートフォンを使用しています。iOS版やブラウザ版とは、多少仕様が異なる可能性もありますが、ご了承ください。
①アプリをインストール
まずはアプリをインストールします。
OSとしては、Andoroid、iOS、webブラウザに対応しています。下記にそれぞれのリンクを貼っていますので、サイトに移動後、インストールしてみましょう。
・Andoroid:https://play.google.com/store/apps/details?id=org.letmespeak
・iOS:https://apps.apple.com/jp/app/letmespeak-learn-english/id1478889848
・ブラウザ:https://www.letmespeak.org/?lng=en
②新規登録
次に、アプリを開き、新規登録を選択します。登録画面では、メールアドレス入力とパスワード作成の画面が出ますので、それぞれ入力し、アカウントを作成します。
③各種設定
続いてキャラクターを選ぶ画面がでます。無料で使用する方は下の「無料で作成」を、有料で使用する方は上の「すぐに使えるキャラクター」を選択しましょう。
すると、無料の場合は母国語を選択する画面に進みますので、適したものを選びましょう。
ちなみに、LetMeSpeakは最近になって日本語に対応しました。
Andoroid対応もそうでしたが、アップデートで進化していくアプリは、開発者や運営の方がユーザーの意見を取り入れたり、サービスを改善しようと努めている証拠といえます。
今後も新たな便利機能などが追加される可能性もあるかもしれませんね!
母国語を選択した後は、英語学習の目的を選択してください。自分に合った項目を選べば、各学習モードにも反映されます。
母国語の後は、マイクのテストに進みます。マイクの使用を許可し、画面の指示に従って音声認識のチェックをしましょう。
④英語レベルの簡易テスト
最後に、単語や文法の簡易テストをし、自分の英語レベルを測れば完了です。今後は、このテストで測ったレベルに応じた学習を進めていくことになります。自分の実力を知るいい機会にもなりますね!
テストを終えたら画面下の「プログラムを開始」ボタンを押せば、いよいよ本格的にアプリをスタートできます。
以上、アプリの始め方を解説しました。
無事にはじめることができたでしょうか。
アプリを入れただけで満足せず、毎日の学習も一緒に頑張っていきましょう!
本当に稼げるのか!?「Learn to Earn」編
Let Me SpeakはNFTというアバターを購入して、そのアバターを使うことで稼ぐことができるシステムになっています。しかし、その購入&稼ぐためのステップは仮想通貨になれていない方にとってはかなり難しいです。
以下で手順と注意点を軽く書きますが、読んで意味がわからない場合はそういうものだと流しちゃってください。
1. NFTはUSDC(solana経由)で購入しなければいけない
大前提として、仮想通貨を持っていないと購入ができません。具体的には現状ではUSDCで、しかも、solana経由のためPhantomウォレット(メタマスクのようなもの)などが必要になります。
一例として、
→日本の口座へ現金を入金して、BTCにする
→BTCを海外の仮想通貨取引所に送る(例えばバイナンス)
→バイナンスでBTCからsolanaへコンバート
→solanaをPhantomウォレット(Chromeの拡張機能)へ
→PhantomウォレットとLet me Speakを紐付けてNFTを購入する
といった流れになります。
STEPNのようなNFTゲームを過去に行ったことがある方は比較的スムーズにNFTを購入できるかもしれませんが、全く知識がない方が購入するのは困難です。
2. 原資が回収できるとは限らない
原資回収の期間は普通にプレイしていると3ヶ月程度のようです。
つまり、3ヶ月以上このゲームをやると、3ヶ月前後を境に利益がでるようになります。
ただし!
それはあくまで、この稼げる仮想通貨の「LSTAR」の価格が、3ヶ月後も現状維持の場合に限ります。
https://coinmarketcap.com/ja/currencies/learning-star/
肝心なのは、アプリで稼いだこのLSTARという仮想通貨をみんながどう考えるかです。
「この仮想通貨は持っていれば上がる!」と多くの人が考えるのであれば、売る人よりも買う人が多くなるので、価格は上がるかもしれません。
逆に「価格が下る前に今すぐ売りたい!」と考える人が多ければ、どんどん価格は下がっていきますので、原資回収が遠のきます。
そして、現在の仮想通貨市場を考慮するのであれば、3ヶ月後はさらに下がっている可能性の方が高いです。
つまり、ガッツリ稼げると思ってこのNFTを購入するべきではないということです。
幸いこのNFT自体は9月時点で9ドル前後から販売しています。購入にあたっては、そこまで大きな資本が必要なわけではありません。
そのため、原資回収のリスクを考慮できるのであれば、こういったNFTを使った英語学習アプリで勉強のモチベーションを保つのもありかもしれませんね。
自己責任でお願いいたします。
まとめ
本記事では、英語学習アプリLetMeSpeakの特徴や使用した感想などをお伝えしました。
LetMeSpeakには、「学びながら稼げる」という特徴があります。
また、筆者としては、時間を忘れて楽しみながら学習できる点が最大の魅力だと感じました。
今回紹介した以外にも、たくさんの魅力がありますので、ご自分で体験していただければと思います。
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