オンライン英会話の講師についてご紹介します。
実はほとんどのオンライン英会話で、講師はネイティブ講師ではありません。ネイティブと書いていなければ、フィリピン人のことが多いです。
皆さんはフィリピン人講師に対してどんなイメージをお持ちでしょうか?
訛りがひどいんじゃないか?と、よく言われますが、大学を出ているフィリピン人に関してはキレイな英語を話します。
英語を教える講師についてはアメリカ人でも気付かない時があるほど、ネイティブスピーカーに極めて近いキレイな発音をしています。
今回は、フィリピン人のオンライン英会話の講師について詳しくご紹介します。
オンライン英会話の講師の合格率わずか1パーセント!?
ホームページに表示されている講師の合格率は、目を疑うような数字を掲載しているところも少なくありません。
DMM英会話では5パーセント、レアジョブでは何と1パーセント。これが本当でしたら100人に5人、または1人しか合格できないという究極の狭き門ですね。この合格率は本当なのか分析してみましょう。
レアジョブの講師数は6000人です。採用率はたったの1パーセント。100人に1人しか採用されないという究極に狭き門です。
6000人もの講師が現役で在籍しているとのことなので、恐らく、これまでに数十万名もの講師が応募したということになりますね。当然もう既に辞めた講師も多くいます。誇大広告と言われそうで非常に怖いですが、この数字が本当かどうか分析しましょう。
レアジョブの場合、講師はフィリピン人です。正確には外国人でも応募は可能なようですが、フィリピンに居住している必要があるのでほぼ全員がフィリピン人です。
フィリピンでよくある話で、フィリピン人とにかくよく応募します。あまり興味がなくても、とりあえず何となくメールで応募したりするケースも非常に多いです。迷惑メールかと思ってしまうほど応募のメールが・・・
応募する場所からではなくフェイスブックやツイッターなど全く関係のないところからも応募してきますので、ついつい見落としてしまいます。
まるで友人にメールを送るかのように問い合わせてくることも多いです。返信をしても逆に無視されたり面接日を決めても来なかったりなどはごく普通です。また、採用になっても連絡が途絶える講師だってかなり多いです。
それらを全て含めたら1パーセントという数字はあり得えます。
講師になるための応募は、ほとんどのオンライン英会話で公式HPからオンラインですることが可能です。面接から採用まですべてオンラインで行います。
なので、実際に面接やテストを受けた講師のみで合格率を計算すると恐ろしく高くなることでしょう。
面接に受かると、多くのオンライン英会話では研修が行われます。研修期間中に辞めていく講師も多いです。
フィリピン人の国民性を疑われてしまいそうですが、それは日本との文化が大きく異なるので日本人に合った講師を探すのも容易ではありません。
研修期間などを設けて無断欠勤などしない講師か何度もチェックしているにも関わらず、研修期間を無事に終えても無断欠勤をする講師がいるんですね。
なので、研修期間などを設けず即採用なんてしてしまったら無断欠勤する講師ばかりになるので非常に危険です。英語が教えられるとかの以前の問題です。
容姿も講師の採用基準に含まれている?
オンライン英会話の講師の男女比率は、女性のほうが圧倒的に高いです。
これはフィリピンの文化(女性の社会進出が進んでいる)からも影響されていますが、講師の容姿に関しては採用について全く評価に含まれていないという訳ではないです。
しかし、決して容姿で決まることはありません。どんなけ美人だろうと英語力や教え方、態度に問題のある講師はまず採用されません。
どこの業界でも顔採用が噂されているように、オンライン英会話でも顔採用を100%否むことはできませんが、あくまでも人間性や教える技術、英語力をしっかりと身につけていること前提です。
ただ、正直なところ美人講師の予約率は比較的高いようです。
美人ではないからといって予約率が低いとかは全くありません。容姿に関係なく予約率の高い講師はたくさんいます。
美人講師でも教え方がそんなに上手でなければ予約率は次第に低くなります。予約率が低くなるとスケジュールを空けていても予約が入らないので講師は辞めてしまいます。
美人講師と英会話を楽しみたいという生徒さんもいますので、美人ということで予約率が比較的高くなることは時々あります。教え方がすごい上手という訳ではなくても新しく受ける生徒さんからの予約で一時的に予約率が高くなります。
しかし、いくら美人でも教え方が下手だとやっぱりレギュラーの生徒さんはつかないですね。
名門大学卒業の講師ばかり?
名門大学を卒業している講師ももちろん在籍していることでしょう。しかし割合で言うとどうでしょうか。
例えば、レアジョブではフィリピン大学を中心に講師を集めているとのことです。
もちろんごく普通の大学を卒業した講師の方が圧倒的に多いです。ごく普通の大学を卒業しているからといって英語力に問題がある訳ではありません。また、名門大学を卒業しているからといって教え方が上手だとは限らないので、特にこだわる必要はないです。
ただレアジョブもですが、ほとんどのオンライン英会話で採用条件は18歳以上です。つまり大卒ではなく、大学生であっても採用しています。
オンライン英会話の安さの秘密は「講師の給料」
「1回のレッスン料金は100円台」などの見出しをよく見かけるかと思います。
まずは、あるオンライン英会話D社を例にとってみましょう。
DMM英会話では半額キャンペーンなどを長期的に行っていたり、1レッスン平均価格75円など表記しています。ご想像の通り、もし生徒全員が最安値の料金プランを選択し、本当に毎日レッスンを受講してしまったら会社は大赤字です。
DMM英会話には外国人及びネイティブ講師も多く在籍しています。もちろん会社も外国人講師に対しては相場に応じてフィリピン人講師より5~10倍ほどの給料は支払っています。
フィリピン人講師の場合、フィリピンの平均給料が非常に低いので仕方ありません。これらをとっても、毎日受講した場合には生徒はどれだけ得するのかご想像いただけるかと思います。
また、フィリピン人講師のみ在籍している他社でも同じことは言えます。全員が毎日プランを選択し、毎日受講した場合は会社は儲かりません。
しかし、実際に毎日受講している生徒はどれくらいいるのでしょうか?熱心な生徒さんも意外と多く毎日とまでは言わなくても週5日など受講率の高い生徒も多くいます。
また、毎日プランの一番料金の高いプランを利用しているのにも関わらず、一年に数回程度しかレッスンを受けない生徒さんもいらっしゃいます。退会を行い忘れている方も中にはいます。
こういった状況も少なくないので、100円台でレッスンを提供できる訳なんです。
フィリピン人講師のレベルは高い?低い?
フィリピン人講師の英語力は非常に高いと謳われていますが、実際のところ指導経験の浅い講師も中にはいるので、レッスン中に「フィリピン人講師の英語力は低い」と感じることもあるかもしれません。
はっきり申しますと、多くのフィリピン人講師の教え方は非常に上手で丁寧です。
英語力についても、大学を卒業してしっかりと勉強したフィリピン人はきれいな英語を話します。
ただし、運悪くまだ指導経験の浅い講師を選んでしまった場合、「フィリピン人講師はやはり訛ってる!」「フィリピン人講師の教え方はやはり下手だ」など思いがちです。
一部の指導経験の浅い講師を選んでしまい、満足のいくレッスンを受けられなかった場合には、その旨日本人サポートスタッフへ伝ると良いと思います。
満足できる素晴らしい講師も多数在籍しているので、満足いただけるまで諦めずに最高の講師を探してみてください。
無料体験2回までと記載されているとこであっても、「あともう1度だけ無料体験を受けたい」と伝えれば、対応してくれる場合もあります。
既に登録したのとは違うメールアドレスで新しく無料体験のアカウント作り、無料体験レッスンを再度受けている方もいるみたいですが、オンライン英会話側も入会に悩んでいて相談してくれるなら、そちらの方が嬉しいみたいです。
フィリピン人講師とのレッスンでは、英語学習に関しての効果はもちろん様々なものを得られます。ぜひレッスンを楽しんでみてください。
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