オンライン英会話を体験した方の失敗談
ケース1:ヘッドホンを安物にしたため、会話にならず
ペンネーム:犬その2さん
以前勤めていた会社がグローバル化を推し進めていた頃に、オンラインの英会話教室を利用していました。英会話教室自体は割引キャンペーンをしているところを見つけられたこともあり授業料は安めでしたが、機材が問題になりました。田舎ということもありパソコンの周辺機器の品揃えが悪く、英会話に使うためのマイクが高かったからです。
仕方なく安物のマイク付きヘッドホンを購入したのですが、これが失敗でした。マイクとしてもヘッドホンとしても質が悪く、声は伝えにくい上に音量を少し大きくするとすぐに音割れします。英会話初心者でただでさえ拙い発音なのに、上手く音が伝わらいせいで何を言っているか理解されにくく、音量を抑えると声が小さすぎて、音量を大きくすると音割れのせいで何を言っているかわかりません。
結局後日高めのマイク付きヘッドホンを買うまで、全く会話になりませんでした。オンライン英会話をするなら、ヘッドホンとマイクは安さより性能で選ぶべきだと身にしみた出来事です。
ケース2:超初心者でフリートークメインの英会話スクールを選んでしまった
ペンネーム:アルカナさん
ビジネスの関係で英会話が必要となり、オンライン英会話を利用した時の失敗談です。オンライン英会話のスクールを選ぶにあたって、以前英語が堪能な友人から「英語は習うより慣れろ」というアドバイスを受けたのを思い出しました。一つひとつ単語や文法を学んでいくよりも、実際に会話をしながらの方が楽しく勉強ができて、スラスラと頭に入っていくのではないか。そう思ってフリートークメインの英会話教室を選んでしまったのが失敗でした。
恥ずかしながら私は中学校レベルの英語力しか持ち合わせておらず、自信を持って答えられる単語も殆どありません。書類に英単語が出てきた時にその都度ネットや辞書を引いて調べるくらいなので、早口でまくし立てる相手の話がサッパリわかりませんでした。
所々分かる単語が出てきてもその前後が分からないので会話の内容が理解できず、押し黙ってしまう状態。その上、講師は日本語が話すことができないようで、こちらが低レベルであることも伝えられません。結局まともな会話ができないまま時間だけが過ぎていき、その英会話スクールはすぐに辞めて基礎から学べる所に変えました。
ケース3:せっかくのグループレッスンでも孤独感が強い
ペンネーム:ameri22さん
私は初心者でオンライン英会話を利用しました。グループ制のレッスンで講師は選べないコースでした。
1回45分の授業でしたが、時間が来ると授業の途中でも勝手に終了してしまっていました。講師の方は時間配分に気をつけていると思いますが、毎回綺麗に終れるレッスンばかりじゃありません。最後の方で生徒さんから質問があったりしても時間になったら強制終了でした。時間がきっちりし過ぎていて残念に思いました。
レッスン日や時間帯は指定された中で自分の都合の良いレッスンを選ぶ事が出来ました。なのでグループコースでも、基本的には毎回知らない生徒さんとの授業でした。何度か同じ方と一緒になる事もありましたが、オンライン上だと仲良くなる事は難しいです。
個人的なお話をする時間はありません。せっかくのグループ制でしたが、みんなで一緒に勉強しているというよりは1人で勉強している孤独感が強かったです。知らない生徒さんが多かったので毎回、緊張していました。
ケース4:初心者は講義式がおすすめ、フリートークは上級者向けです
ペンネーム:jameskingさん
フリートークで、会話がほとんど続きませんでした。そもそもフリートークは上級者向けのものらしいのですが、わたしはそれを知らずにフリートークばかりしていました。特に題材がないため、まず自己紹介をするのですが、自分の話であればある程度続けられて会話になりました。しかし、それ以外の話になると、何を話していいか頭に浮かびませんでした。
とりあえず相手の趣味などを聞いてみますが、それを膨らませるほどの英語力はなく、相手が大学で学んだ専門的なことは英語で言われると全くと言っていいほど何を言っているか理解できませんでした。
自分の大学での専門分野は医学なのですが、やはり英語となると難しく、また発音が難しいので相手に通じません。世界情勢や政治の話はあいての国の知識もあまりないどころか、私自身が日本の政治についてもいまいちわからないのでした。
最後は日本のおすすめの食事や観光地の話になったのですが、それもありきたりなことばかりで会話が終わってしまいました。初心者は教材ベースで、まず基礎英会話力を身につけることをお勧めします。
ケース5:オンライン英会話はいい講師と巡り会えるかが勝負
ペンネーム:masayuki1120さん
自分の好きな時間で学習が出来る、というのが謳い文句でしたので、これなら自分の空いた時間に出来ると思い、オンライン英会話を始めました。登録すると、教えてくれる講師人の紹介ページがあり、そこから気にいった講師を選ぶようになっています。
講師人にも、他の受講者から評価をされていて、評価が高い講師とはなかなか予約も取れません。ということは、自分の空いた時間には、だいたい評価の高い先生が他の人に取られている状態になります。
それでも、空いてる講師にオンライン英会話を依頼して実際にやった経験があります。私の選んだ講師の方が余り良くなかったのかも知れませんが、フィリピン人の方で多少の日本語は話す事が出来るとプロフィールにありましたので、選択したんですが、いざ開始してみたら全く日本語が通じない、英語で一方的に話されて、こちらは初心者のため、全く理解出来ないという経験がありました。通常一コマ50分という単位でしたか、予定時間より短い時間30分くらいで切り上げた記憶があります。
ケース6:自分に適した講師を見つけることが大切
ペンネーム:さなさん
オンライン英会話を利用してみて、かなり英会話の力つけることできました。趣味の海外旅行でも、現地で買い物や飲食をしたり、初見の場所で色々なことを聞く時など、英語でスムーズにコミュニケーションとれています。オンライン英会話には、魅力たくさんありますけれど、私の場合次のような失敗もありました。
まずは、好きな時間に好きなだけレッスンを受けれるメリットを、時にレッスンを続けるモチベーションを保つのに大変な時ありました。いつでもレッスンできるから今日はやらなくても良いみたいな感じで、モチベーション保てなかったのは、私にとって1番の失敗でした。
また、人気の講師の予約を取れないこともあるなど、自分の希望どおりにレッスンを受けられないことに、ストレスを感じることもありました。大別すれば2つの失敗を経験しましたけれど、今の自分の英会話の力は、オンライン英会話のおかげであるので、魅力的なこと多かったと感じます。
ケース7:講師の質に気を付けよう
ペンネーム:英会話太郎さん
私は数年前にどうしても英会話を学びたいと思いました。なかなか英会話教室に出向く時間ざないと言う事からオンラインでの英会話を学びたいと思い、インターネットを参考にしてオンライン英会話のサービスを選びました。そこでリーズナブルな値段と口コミ評価が高いオンライン英会話のサービスを選び、利用することにしたのです。
とてもワクワクした気持ちと絶対に英会話を覚えてやると言う気持ちで英会話の勉強に臨みましたが、基本的にはネイティブの先生が多い中でも日本語があまり上手でない先生が多くいらっしゃいました。
自分自身まだ英会話を学びたてであると言うことで英語でのコミニケーションができない中で講師と日本語でコミュニケーションが取れない中のストレスを英会話のレッスン中にとても強く感じました。このストレスがきっかけとなりオンライン英会話を続けることができませんでした。ですのでよりサービス選びは重要になってくるでしょう。
ケース8:モチベーションの一種として、プライベートスペースは必須
ペンネーム:ビーガンさん
オンライン英会話を受講する場合、プライベートな空間が必要になりますので、基本的には自宅で受講することになるかと思いますが、特に家族がいる方は注意が必要です。私は先生を選択する際に、モチベーション維持のため綺麗な女性の先生を選択することが多かったのですが、プライベートな会話をすることがよくあります。
その際に、自宅で近くに家族がいる場合ですと、なかなか踏み込んだ会話をしにくい状態になってしまいますし、先生と仲良く親しげに会話をしようとしても、家族がいることでその気分が盛り下がることがよくありました。英会話は勉強の一種ですので、とくに後ろめたい気持ちを持つ必要はないかと思いますが、モチベーションの一種として、先生との関係性を築くという一面も大事かと思います。
このコロナのご時世ですので、オンライン英会話の需要は今後高まるかと思いますが、テレワークと同じく、適切な空間を確保する必要性がありそうです。
ケース9:ある国の人だけに教わるのは危うい
ペンネーム:ジョンウンさん
私はレアジョブ英会話を利用し、レッスンを受けたことがありますが、失敗と思えた経験があります。
それは、フィリピン固有の英語の使い方を教わった点です。具体的には、私は講師のことをファーストネームで呼んでいたのですが、講師は毎回、私のことを「ミスター」と呼ぶのです。そこで、私は相手の名前を呼ぶときには「ミスター」や「ミス」をつけなければならないと、思い込んでしまったのです。
しかし別の回に、別の講師からレッスンを受けたときに、私が講師のことを「ミスター〇〇」と呼んだところ、講師から「ミスターとつけるのは、フィリピン国内だけで、アメリカやイギリスではミスターはつけない」と注意されてしまったのです。私は、危うくフィリピン固有の英語の使い方を学んでしまうところだったと思いました。
レアジョブの英会話講師は、フィリピン人であるため、フィリピン固有の英語の使い方やフィリピン訛りがあるのだと気がついた次第です。英語は非ネイティブ圏の方がネイティブ圏よりも人口が多いため、一概にネイティブが正しいとはいえませんが、特定の国だけに固執するのも危険です。
まとめと各失敗への対策方法は?
最後にそれぞれの失敗談への対策方法をいくつかご紹介します。
1.フリートークメインで失敗した方
対策方法としては、教材選びを予めしておくことが大事です。各オンライン英会話は多数の教材を用意しており、事前に見ることもできます。先生を予約する際にこの教材を使いたいというメッセージを流すことが出来る英会話スクールが多いので、それで対応してみてはいかがでしょうか。
また、中にはフリートークをほとんど喋らない授業もあります。それが「カランメソッド」です。
これは超初心者の方〜初心者の方に特に人気の英語学習法です(好き嫌い分かれますが)。レベル1では「This is a pen.」からスタートしますので、基礎から身につけたい方に最適です。
提供しているスクールはQQイングリッシュやネイティブキャンプがあります。
関連記事:口コミ評判【QQEnglish】私はカランメソッドで英会話のテンポが学べたように思います
2. ヘッドホンについて
ヘッドホンは一般的にスマホを購入時についているヘッドホンを使ったり、最近ではAir Podsのようにブルートゥース型のイヤホンないしヘッドホンがありますので、そういったものを使うのが最適です。
周りがうるさくなければ、パソコンやスマホのスピーカーでも十分といえます。安いものは壊れやすかったり、たしかに音が悪いものも多いですが、お試し程度であればアマゾンでも1000円ちょっとで購入できる、かつ口コミが良さそうなのを使ってみてもいいかもしれません。
3. グループクラスについて
オンライン英会話ではグループクラスを提供している所も多いですが、オンラインでのグループクラスは喋れる量が少なくなるため、メリットがあまりありません。オフラインでの駅前の英会話スクールの方が、講師と直接話したり、仲間ができるという点でもおすすめ。
もしグループクラスに価値を見出すのであれば、それは多国籍な環境で英会話ができるEFライブ、オンライン留学系の英会話スクールです。
3. 講師の質について
オンライン英会話の弱点は、毎回同じ講師を指定することがかなり難しいことです。人気講師(つまりはレッスンがうまい講師)は常に予約がいっぱいのため、どうしても予めかなり前から予約しておく必要があります。こればかりはオンライン英会話内では解決が難しいので、一般的には数名の先生を予めリストアップしておき、空いている先生を見つけるのが唯一の解です。
現在は唯一、QQイングリッシュが2週間先まで先生を予約できるシステムがあります。30日間分のポイントを渡され、それを使って予約する形ですので、気に入った先生がいればガッツリ予約をして確保することができます。ただし、先生によってポイントが違うので、その点は要確認です。
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