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BIG4外資コンサルが教える「転職を成功させるたった1つの秘訣」

突然ですが、皆さんはなぜコンサル業界への転職を希望していますか?

この記事を読んでいる方で、転職なんて考えてないよって方もいるとは思うのですが、コンサル志望の方がたくさんこの記事を読んでいると仮定して質問しました。

刺激的で常に成長できる環境で仕事がしたいから…
バリバリ仕事をこなして裕福な生活をしたいから…

といったようなプラスの理由を持っている方が大半でしょう。

今の職場でパワハラを受けているからどこでもいいから転職したい…
給料が少し下がってもゆるくて楽な仕事に就きたい…

というような、マイナスな理由でコンサルを志望する方はほぼいないでしょう。

なぜそう言い切れるか?

答えは簡単で、コンサル業界を目指す方はキャリアのステップアップを目的として転職をするからです。自分自身の成長、社会的地位の向上を目的とし、多くの方がコンサル業界へやってきます。

今回は、コンサル転職の内情を自身の転職経験も踏まえながら説明していきます。

なぜ転職市場でコンサルが人気?

現在の経済事情、あるいは働く方の考え方などが昔とは変化してきており、新卒で入社した会社を定年退職まで勤め上げるという風潮はスタンダードではなくなってきています。

転職することが変わっていること、マイナスなイメージを持つという認識も薄れた今、転職市場は大変にぎわっています。

賑わいを見せる転職市場の中でもひときわ人気があり、応募者が絶えない業界が『コンサル』業界です。

なぜそれほどまでに人気なのか?コンサルに勤め、様々な転職者を見てきた私なりに三点ピックアップしました。

自身の成長、キャリア形成

転職で来た方の典型的かつ一番多い理由です。私が出会った方の大半はこの理由で転職してきています。極端な例として履歴書に箔をつけるため、次の転職の際にコンサル上がりであることをアピールするために入社したなんて方もいます。

数年の期間を決めてやってくる方なんてのも珍しくない業界です。それほどまでに、コンサルで働いた経験というものは一つのスキルとして大いに評価される材料になりえます。

新卒で入社がかなわなかったリベンジ

意外と多いのが就活のリベンジでくる方です。学生時代の就活で思うようにいかず、希望のコンサル業界に就職することができなかった方が、数年働いて第二新卒としてやってくるケースが近年多いようです。

これは三つ目でも説明しますが、転職は学歴よりも前職の経験が重要になってきます。そのことから、志望する企業に行くことができなくても、就職後、コツコツ日々の業務を経験に変え、コンサルに求められる資格やスキルを勉強することで、転職の成功率は格段に上がります。

学歴が重視されない

先ほど言ったように、転職活動では学歴より経験が重要です。学歴に自信がない方は転職活動がチャンスといえるでしょう。

しかしながら、現状として学歴が高いと転職の内定をもらいやすいのは事実としてあります。同じような経歴、スキルを持っている方たちの中から絞り込む材料として、学歴は手っ取り早く確実だと考える企業が多いからです。

学歴に左右されずにコンサルへ転職を成功させる唯一の方法として『資格、スキルで差をつける』ことが挙げられます。このことはまた後で軽く説明します。

転職を成功させた人に共通する特徴

転職でコンサル業界にやってくる方は同業界のみならず、まったく前職の経験が生かせないような他業種からの転職者も多いです。

あらゆるバックグラウンドを持った方が集まり、一見ばらばらのように見えてその方々には共通するポイントがあります。

それはズバリ『確固たる一貫性を持った意思』を持っていることです。

なんでコンサルなのか?この会社でないといけない理由は?これらの質問は就活を行う上で、必ず聞かれる重要な質問の一つです。

これに回答する際、固く筋の通った意思を持っているか、あるいはその場しのぎの取り繕った意思であるか、面接官は簡単に見抜きます。

人事を担当する上司に聞いたところ、「選考会で一番見ているポイントは、その人に強い意志があるかどうかの一点だけだ」という話をされていました。

実際私も、転職活動を通して面接官に素直に強く意思を主張し続けることを念頭に置いていました。

コンサルで働くうえで意思の強さが重要になります。

どれだけ立派な経歴やスキルを持っていても、意志が弱い人間はコンサルで生き残ってはいけません。そういった方は案件を放棄したり、他人に押し付けたりして逃げる傾向にあります。入社後すぐにやめるケースも多いです。

会社としても入社後、すぐにやめてしまってはコストがかかるため、長く勤められる人材を求めています。

膨大な仕事量に対し、時間は等しく限られているため、効率的かつ安定したパフォーマンスをするためにもメンタルの強さが必要な業界です。
意思の強さはメンタルの強さと比例します。

コンサル業界へ転職を成功させるために、確固たる強い意志を持って臨む必要があることは理解していただけたのではないでしょうか。

コンサルへ転職する2つのパターン

中途でやってくる方は大きく2パターンの転職活動があります。

自身で転職サイトやホームページから応募するパターン

転職サイトに登録し、エージェントとともに転職活動をしたり、直接会社のホームページから選考を進める方法です。どの業種にも通用する一般的な転職活動のパターンです。

大手の転職サイトでは、求人が随時更新され、自身の希望に合った会社を見つけることは難しくないでしょう。コンサルで検索して絞り込むとたくさんの求人が出てきます。

転職サイトでは自分に合った会社を探してくれたり、プロの指導の下、就活を優位に進めることができる点で、多くの方が利用しています。

スカウトされるパターン

このパターンは比較的にコンサル業界で多いと感じます。他の業界の転職事情は詳細に理解しているわけではないが、体感としてスカウトでやってくる方の割合が多いです。

私自身も会社からスカウトを受け、転職した身でありますので、自身の体験談を通じて少しでもイメージしやすくなれば幸いです。

まず、私のプロフィールを軽く紹介していきます。

地方の国立大学に進学し、在学中にUSCPA(米国公認会計士)資格を取得し、新卒でbig4会計系コンサルに従事し、その一年後同グループ内の監査法人へ異動。二年半の監査業務を経て、他big4監査法人へ転職。

この転職の際、スカウトされました。

スカウトといっても私自身に特別な能力があったわけではありません。帰国子女のように英語をぺらぺら使いこなすことはできませんし、日本の公認会計士のように膨大な知識を持っているわけではありません。

なぜ私にスカウトの話が来たかというとズバリ、

年齢×資格×経験

の三点を併せ持っていたからだと分析できます。

どの転職市場でも、若年層が好まれる傾向にあることはご存じなのではないでしょうか。会社独自の教育、人材の長期育成を見込んで採用しますので、ある程度若い方を求める会社は多いです。

コンサル業界では、若さだけでは会社の求める人材として不十分です。転職のアピール材料に資格が有用であると断言できます。

TOEICのような英語の資格をはじめ、会計、ITなど幅広いスキルが求められます。私の所有しているUSCPA(米国公認会計士)資格はコンサル受け抜群です。

英語と会計の両方を理解している、十分に学習済みであると認識されます。資格の専門学校で一緒に勉強していた仲間たちに聞くと、中途採用に応募したらすんなり希望の会社から内定をいただいたなんてケースも多いみたいです。

それほどまでにUSCPAは、コンサル業界では求められるスキルに合致した資格であると認識できます。

さらには、一年間のアドバイザリー業務、二年半の監査業務といった経験が私のスカウトの決め手になったと感じます。

皆さんは、コンサルや会計の業界に属していない方もたくさんいるのでこの話は参考になるかどうかわかりませんが、一度コンサルで働くと転職しやすいというケースになりますので知っておいて損はないと思います。

同業他社への転職は前職の経験が一番重要です。教育のコストがかからないことに加え、即戦力としてすぐに業務に取り掛かることができるからです。

これら年齢、資格、経験の三点を併せ持つことで、オファーが来ます。

どのようにして実際スカウトされたかというと、ある日、USCPAの専門学校時代の仲間から連絡があり食事に行くことになりました。そこには彼が働くファームのマネージャーがいました。

私としては聞いてないことだったので、驚きましたし、はめられた気分ですっきりはしませんでした。

席に着くなり、たわいもない世間話が始まったと思った瞬間、「弊社へ来ていただけませんか」と簡潔かつストレートに書類とともにオファーをいただきました。

全く想像もしていなかった展開に再度驚きましたが、一度冷静になって「検討します」と返事をして帰りました。

待遇面での提示額、仕事面での私の評価をいただいたことから、熱意が伝わり、結果オファーを受ける形で転職しました。

学校時代の仲間がきっかけとなり、転職を果たしました。

資格は最大のアピール材料に!

この記事で私が一番伝えたいことは、コンサル転職では「強い意志」が重要であることです。

では、面接以外で意思を伝える方法として何があると思いますか?

ズバリ、資格です。

コンサルの求められる能力、スキルであることと、まとまった時間が必要な難関資格であること。

これらの条件を満たすような資格を保有していれば、確固たる意志、ましてや強い熱意があると会社に判断されます。

極端な話、選考会で思うように面接がうまくいかなくても結果、内定が出た方のほとんどは強力な資格を保有しています。その資格をアピールポイントとして転職活動を行うことが、確実でベターな方法といえます。

そのような資格を持っている方は、入社後すぐに活躍します。勉強してきたという自負、自分にはこのスキルがあるのだという自信が仕事にも表れるからです。

私の保有するUSCPA(米国公認会計士)資格についてもっと魅力を伝えたいのですが、あくまでこの記事は転職がテーマなので、また別の記事で紹介できたらいいなと思います。

まとめ

今回はコンサルの転職事情について私自身の経験も交えながらご紹介させていただきました。実際に知らなかったこともあったのではないでしょうか。

何度も言いますが、コンサル転職を成功させるために「強い意志」が最も重要であることを覚えておいてください。また、それをどのようにアピールするか、いろいろ方法は考えられますが、資格でアピールすることが有効であることも伏せて理解していただけたらうれしいです。

この記事で少しでも転職のイメージがつかめたら、次は実際に行動に移してみましょう!

Shu / 米国公認会計士
Shu / 米国公認会計士
《資格》
TOEIC990点、日商簿記一級、米国公認会計士

《経歴》
地方の国立大学に進学し、在学中にUSCPA(米国公認会計士)資格を取得し、新卒でBig4会計系コンサルに従事。
その一年後同グループ内の監査法人へ異動。二年半の監査業務を経て、他Big4監査法人へ転職。

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