あなたは「留学」に興味はありませんか?
留学には語学留学、大学・大学院留学など様々な種類があります。そして留学先も、アメリカ、イギリスのような王道の留学先だけでなく、ドイツ、フランスといったヨーロッパの国々や、フィリピンやマルタといった国々まで多岐に渡ります。
この記事では、「留学のタイプや費用、人気の留学先、留学のメリット&デメリット、留学エージェント」について、留学の準備期間とやるべきことなど、留学について必要な情報を全てお伝えします。
読み終わる頃には「留学」について全体像が見えてきて、何をするべきかはっきりと分かるでしょう!
初めての留学なら「留学エージェント」を使って賢い選択を!
ご自身の目的や状況に合った留学プランを提案し、留学手続きをサポートしてくれます。
留学エージェントの仕組みから、カウンセリングの受け方、優良留学エージェント探しのポイントについて、こちらの記事でご紹介しています。
目次
日本人留学の今
新型コロナが世界的に落ち着きを見せ、いよいよ多くの国が国境を再開するようになりました。それに合わせて、海外旅行や留学に関する問い合わせが激増しています。
そしてこの状況に拍車をかけているのが「円安」です。
昨年の11-12月と比較すると状況はよくなっていますが、まだまだ円安は続くとされています。円安になって注目されるようになったのが「出稼ぎ留学」です。
以前はアメリカドルが1ドル=105円程度だったものが、現在147円程度(2023年9月時点)になっているため、外国で稼ぎ、稼いだお金を日本円に換算することでかなりお得になるのです。
引用元:為替:ドル円相場|日本経済新聞
これらの背景より、「留学」は今がアツく、空前の盛り上がりを見せています。
留学のタイプ
「留学」と言っても実は様々なタイプの留学があります。この章ではそれぞれの留学タイプについて解説します。
海外留学 VS 国内留学
「留学」と聞くと、海外留学を思い浮かべる方が大半でしょう。しかし、「国内留学」もあります。
国内留学とは日本国内で留学の疑似体験をするものです。
例えば、ホテルや宿泊施設で英語漬けの環境を作ってネイティブスピーカーから英語のレッスンを数日受けたり、外国人宅でホームステイをするといったプログラムがあります。
海外留学で最もネックになる「コスト」と「時間」を大きく抑えられることがメリットです。
しかし、日本国内にいるのと、留学期間が非常に短いことから、海外文化や慣習を学べたり、劇的な語学力の向上には繋がらないというデメリットがあります。
国内留学に関してはこちらの記事で詳しく紹介しています。
特に北海道のニセコは外国人に人気のスキー場です。ホテルのスタッフも外国人が多く、日本人が来ても英語で対応することがほとんどです。ニセコ留学はおすすめなので、是非チェックしてみてくださいね。
人気のある海外留学のタイプ
つづいて、海外留学についてです。海外留学については様々な種類があるので、ここではそれぞれのタイプについて詳しく解説します。
語学留学
語学留学とは、外国の語学学校に通って語学の習得を目指すための留学です。海外留学の中で最も人気がある留学タイプです。
語学学校によってさまざまなコースを提供しており、総合英語からビジネス英語、TOEFL等各種英語試験対策コースなどがあります。
留学期間は1週間から数年までご自身の都合や目的に合わせて選ぶことができる点が魅力的です。語学留学は留学する期間によって、短期留学と長期留学と区別されることがあります。
短期留学
短期留学とは、その名の通り短期間の留学のことで、一般的には1週間〜3ヶ月、もしくは6ヶ月までの留学のことを指します。
長期休暇中に留学に行こうと考えている学生や、仕事が忙しくて中々休みを取ることができない社会人向けの留学です。
また、国によっては3ヶ月までの滞在であれば、学生ビザの申請が不要で、観光ビザだけで滞在できる国もあります。
>>「社会人の短期留学は意味がない」は本当か?私が10日間で得られたもの
長期留学
長期留学とは一般的に6ヶ月以上の留学のことを指します。現地にじっくりと腰を据えて学習できるため、飛躍的な語学力の向上が期待できるでしょう。
海外インターンシップやワーキングホリデーに参加すると、語学の習得だけでなく、現地での就労体験やスキルの習得にも繋がります。
しかし、多くの場合、休学や休職しながら留学することになるでしょう。
ワーキングホリデー
ワーキングホリデーとは、18〜30歳の若者が語学の習得や海外での就労体験をするために、日本と協定関係にある国に1年〜数年訪れることができる制度です。
ワーキングホリデーのメリットは現地で仕事をして収入を得ることができるため、留学にかけるコストを抑えて参加できます。また、国によっては条件を満たせば2〜3年以上滞在することもできるので、行き先はよく考えた方が良いでしょう。
しかし、ワーキングホリデーでの経験は日本に帰国してから評価されづらいため、TOEIC等の検定試験で結果を残すことが大切です。
>>ワーキングホリデー26ヶ国一覧表《2024年》費用・期間・年齢・ビザ条件などまとめました
大学留学
大学留学とは日本以外の大学で単位を取り、最終的には学士号を取得することを目的とした留学です。留学期間は各国の大学在学期間によりますが、一般的には2〜4年ほどです。
現地の学生と一緒に授業を受けることになるため高度な英語力が必要です。また、海外の大学は日本の大学以上に単位の取得が難しいため、かなりの学習量と時間が求められます。
大学院留学
大学院留学は、現地の大学院に通って修士号や博士号の取得を目指すタイプの留学です。大学留学以上に専門的な内容を学ぶため、大学留学以上に高い英語力が求められます。
さらなるキャリアアップ、またはキャリアチェンジを目指す社会人におすすめの留学です。
大学院留学では英語力より、専門分野に関する深い知識を得ることができるでしょう。在学期間は国によりますが、1〜4年です。
交換留学
交換留学とは、日本で在籍している大学から協定関係にある海外大学に1学期〜1年留学することです。「派遣留学」や「中・長期留学プログラム」と呼ぶ大学もあります。
留学先の単位が日本の大学の単位として認められるケースもあるようです。認められない場合は、「休学」しての留学となるため、日本の大学での在籍がその分長くなります。
交換留学では語学の習得を目指したり、海外大学の授業を受けて単位を取得することを目指すなど、大学によってさまざまなプログラムが用意されているので、よく検討してください。
その他のタイプの留学
他にも主流ではないですが、下記のように様々な留学タイプがあります。
- 海外インターンシップ:海外で短期から長期に渡ってビジネス体験をする留学
- 海外ボランティア:現地のボランティア活動に参加する留学
- Co-op留学:カナダの留学で、英語の学習だけでなく、専門分野の学習とその分野での現地就業ができるタイプの留学
人気の留学先TOP5
次に、人気の留学先トップ5をご紹介します。英語の習得を目指して英語圏の国への留学が非常に人気です。
アメリカ留学
あらゆる分野で世界中をリードしイノベーションやトレンドを生み出すアメリカ。世界の一流大学も数多くあり、教育のレベルが非常に高い国です。広大な国であるため、州によって気候、文化、法律などが大きく異なります。ご自身の性格や好みに合った州を選ぶと良いでしょう。
語学学校や大学の数がどの国よりも多いので選択肢が豊富であるという特徴があります。
ニューヨークやロサンゼルスは人気の都市です。
イギリス留学
世界で最も使用されているブリティッシュ英語の本場であるイギリス。日本人留学生が少ないため、英語環境にどっぷり浸かることができるでしょう。また、世界的にも有名で名門の大学も多いため、教育レベルも非常に高いです。
滞在中にヨーロッパの国々に気軽に旅行に行ける点もイギリス留学の魅力と言えます。
ロンドンやオックスフォードが人気の都市です。
カナダ留学
カナダは大自然に囲まれており、治安も良いため人気があります。「寒い」と思われがちですが、地域によって差があり、バンクーバーやビクトリアの冬は日本の東京や大阪と大差ありません。
カナダ英語は訛りが少なくて綺麗であると評判なので英語初心者の方にも安心でしょう。
バンクーバー、ビクトリア、そしてトロントが人気の都市です。
オーストラリア留学
カナダと同様にオーストラリアも自然豊かで治安が良いため人気があります。そしてオーストラリアの強みは他の英語圏と異なり、日本との時差が小さいことです。日本の家族や友達にいつでも連絡を取ることができるので心強いでしょう。
世界で最も時給が高い国であり、かつワーキングホリデーは条件を満たせば最大3年間滞在できるため、「出稼ぎ留学」におすすめの行き先です。
シドニー、メルボルン、パースが人気の都市です。
フィリピン留学
フィリピンは、英語を学ぶために留学したいけれど、コストを抑えたいと考えている人に最適の留学先です。語学学校ではマンツーマンで英会話のレッスンを受講ができることが多い点が特徴的で、飛躍的な英語力の向上を期待できるでしょう。
また、気候が年中温暖なので軽装で済む点も魅力的なポイントです。
フィリピンへの留学生数は右肩上がりで数年後にはカナダを超えると言われています。
セブ島は圧倒的に人気の都市です。
その他人気のある留学先
他にも下記のような国に留学することも可能です。
- ニュージーランド:ネイティブ圏ではもっとも安く留学できる。治安も良くて高校生の留学先としても評判
- マレーシア:イギリスやオーストラリアの大学へ編入できる大学留学が人気
- ドバイ:独自の文化と観光を併せ持つ留学先。コロナ禍でのトレンド
- マルタ:リーズナブルでありながら、ヨーロッパの玄関先として人気
ご自身の予算、留学期間、留学目的などを検討しながら自分に合った留学先を見つけるようにしましょう。
留学のメリット5つ
留学のメリットは下記の5つです。
- 語学力が身に付く
- 就職活動が有利になることもある
- 日本や他国に対する理解が深まる
- 自立心が育つ
- 世界中に友達ができる
それでは、それぞれのメリットについて1つずつ解説します。
1. 語学力が身に付く
日本にいても語学の勉強をすることができますが、海外留学をすることで語学の習得スピードが格段に上がります。
それは「必然性」があるからです。日本では外国語を使えなくても生活することができます。
しかし、外国では日本語が通じる場面はほとんどなく、勉強中はもちろん、買い物をする際にも、友達とコミュニケーションを取るのも外国語を使わないといけません。
人間はこのようにそのスキルが必要になると感じると、生きていくためにより真剣に本気で向き合います。それゆえに海外留学をすると語学力が劇的に向上するのです。
2. 就職活動で有利になることもある
留学に行くことだけでは就職活動で有利になったり、他の応募者と差別化させることは難しいです。
しかし、留学を通じて、語学力を飛躍的に向上させたり、語学以外のスキルや知識を身につけることで就職・転職活動で、あなたの魅力を際立たせることができるので有利にすることが可能になります。
また、ウェブマガジン『留学交流』に掲載されている記事「留学体験のインパクトと成果ー留学経験者と留学非経験者の比較調査からー」によると、留学経験者の方が留学非経験者よりも年収が高いということが分かっています。
留学によって身についたスキルや能力は一生モノで、生涯年収にも影響を与えるでしょう。
留学をする際は帰国後のキャリアプランを見据えて、何を習得したいのかを目的やゴールをよく考えましょう。
3. 日本や他国に対する理解が深まる
日本にいるだけだと「井の中の蛙大海を知らず」という状態になってしまいます。しかし海外に行き、海外で生活をすることで、日本の長所だけでなく短所も客観的に見ることができるようになります。
また海外に出ることで様々な国籍の人々に出会い、異なった文化や価値観を学ぶことができるでしょう。
カルチャーショックを受けたり、ひょっとしたら不快に感じることもあるかもしれませんが、それは最初だけです。徐々に慣れていき、それらは良い思い出になるはずです。
4. 自立心が育つ
海外に住んでいると自立心や生活力を育むことができます。海外では全て自分のことは自分でしなくてはいけないですし、身の回りの管理や買い物も全て自分の責任です。
そして、言葉の壁もある中でトラブルに対応できるようになる必要もあります。
このような厳しい環境に身を置くことで、留学を通して人間性を大きく育み、一回りも二回りも成熟して帰国するでしょう。
5. 世界中に友達ができる、作りやすくなる
留学する国や都市にもよりますが、留学先には世界中から多くの国から留学生がきていることが多いでしょう。つまり簡単に世界中に友達を作ったり、人脈を広げることができます。
現代はSNSやビジネスツールなどを活用して、留学後もコミュニケーションを取って関係を維持することが容易なので、留学後も交流し続けて、今度は相手の国に遊びに行くということもできますね。
留学のデメリット2つ
留学のデメリットは下記の2つです。
- コストがかかる
- 休学や退職が必要なケースもある
それぞれのデメリットについて詳しく解説します。
1. コストがかかる
留学で最もネックになるのがコストの問題です。留学のタイプ、渡航先、期間によっても異なりますが、年間で数百万円ほどかかると考えてください。
しかし、留学にかかる費用は工夫次第で抑えることができます。詳細は「留学に関するFAQ」の章をご覧ください。
大学・大学院留学の場合は奨学金制度を活用することも可能です。
留学先の国によっては留学中にアルバイトをすることを認めている国もありますし、留学タイプの中ではワーキングホリデーを選べば、最もコストを抑えて留学することができます。
方法次第で道は開けますので、簡単に諦めないでください。
2. 休学や退職が必要なケースもある
中長期の留学に行く場合は、休学や休職・退職の可能性も考慮する必要があります。
休学すると、留年するような形になってしまい、同級生と同じタイミングで卒業することができなくなってしまう可能性があるでしょう。
社会人の場合は退職してから留学に行くと、留学後のキャリアが留学前のキャリアよりも見劣りしてしまうものになってしまう可能性もあるかもしれません。
このようなリスクについても理解しておいてください。
留学にかかる費用の目安とその内訳
留学にかかる費用は国・都市、留学期間、留学タイプ、為替など様々な要因によって大きく異なりますが、欧米留学であれば1年間300〜450万円が費用相場です。
費用の内訳は下記の通りです。
- 授業料(学費)
- 滞在費(宿泊寮・ホームステイ)
- 学生・観光ビザ申請費用
- 渡航費(航空券)
- 海外旅行保険等の加入申し込み
- 食費・生活費
- 教材費
- 通信費
- 交通費
- 交際費
- その他費用
なお、フィリピン留学であれば留学費用は半額以下になります。
>>スマ留(スマートな留学)の特徴・口コミ評判・申込メリットまとめ
>>スマ留口コミ@アイルランド留学「スマ留を選んで良かったと思う点は、やはり圧倒的な安さです。」
留学前にやることの流れ
留学までの準備にかかる期間は、留学タイプにもよりますが3ヶ月〜1年ほどです。ここでは留学の準備期間中にやるべきこととその流れについて説明します。
Step1: 留学の目的を決める
留学を成功させるために最も重要なことが、留学の目的を明確化させることです。留学は非常にコストがかかる大きな買い物です。そして最近は海外留学経験者も増えていることから、留学に行っただけでは全く評価されません。
有意義な留学にするためには、留学を通して何をしたいのか、何を実現させたいのかをじっくり考えましょう。これを考えることで、次のステップに登場する留学タイプ、留学期間、留学先を決めやすくなります。
留学の目的として代表的なものは下記の通りです。参考にしてみてください。
- 就職・転職を有利にしたい
- 海外企業で働きたい、永住権を取得するためのステップにしたい
- 外国人と交流したい、友達を作りたい
- 海外生活や海外で働く体験をしたい
- 短期でビジネス会議で使える英会話力を身につけたい
- 英語力プラス、現地で就職や転職に役立つスキルや知識を身につけたい
- バックパッカーとして世界を回りたい
Step2: 留学タイプ・留学の期間を決める
Step1の留学の目的をきちんと考えることができたら、留学タイプや留学の期間もスムーズに決めることができるでしょう。
主な留学タイプ
- 語学留学
- ワーキングホリデー
- 大学・大学院留学
- インターンシップ
- 専門留学
- 海外ボランティア
留学期間
- 短期留学: 1週間〜3ヶ月の留学
- 中期留学:3〜6ヶ月程度の留学
- 長期留学: 6ヶ月以上の留学
Step3: 留学する国・都市を決める
つづいて、留学する国や都市を決めます。留学先はあなた自身の目的や目標を達成できることを最優先に考えるべきですが、他にも下記の点について考慮しながら決めることをおすすめします。
- 費用
- 気候
- 学校の選択肢の多さ
- 自分が興味がある国であるかどうか
- 時差
都市に関しては、一般的に都会ほど生活費や滞在費がかさみますが、便利で、かつ学校の選択肢が多いというメリットがあります。予算と相談しながら留学先の国や都市を決めましょう。
国については、各国で特徴があります。
例えば、フィリピンではマンツーマンでしっかりと英語について学習できるため、学習意欲が高い人が向いています。
それに対して、のんびりと楽しく過ごすことに重きを置きたい人は、ニュージーランドが向いているでしょう。このような特徴を捉えながら、自分に合った国を探すと良いです。
Step4: 留学する大学、語学学校を決める
留学先の国や都市が決まったら、今度は大学や語学学校の選定に入ります。ここでもStep1で行った留学の目的をよく考えてください。その学校や大学で何を学びたいのかを考えながら学校選びをすると更に絞れてくるはずです。
もし留学エージェントに依頼するのであれば、この段階で留学したい学校や大学が決定してもしなくても大丈夫です。留学カウンセラーに相談してアドバイスをもらうのも手でしょう。
Step5: 留学エージェントに依頼する
そして留学エージェントを利用する場合は、留学エージェントを探します。
詳細は後述しますが、留学エージェントは玉石混淆です。注意して選ばないと悪質な留学エージェントに依頼してトラブルが起き、最悪の場合、留学が大失敗に終わってしまうことにも繋がりかねません。
複数の留学エージェントを比較検討してベストなエージェントを選ぶようにしてください。良い留学エージェントの選び方のポイントはこちらの記事を読んでみてください。
もし留学エージェントを活用しない場合は、下記の手続きをご自身で進めることになります。
- 学校への入学申し込みや手続き
- 滞在先の手配
- 航空券の予約
- 留学保険の加入申し込み
- 学生ビザの申請
留学エージェントを利用するメリット3つ
留学エージェントを利用するメリットは下記の3つです。
- 留学経験者に相談できる可能性がある
- 面倒な手続きを代行してもらえる
- 留学時のトラブルにも安心
それぞれのメリットについて詳しく説明します。
1. 留学経験者に相談できる可能性がある
留学エージェントのカウンセラーの多くが留学経験者です。あなたが抱えている不安や悩みをきちんと理解し、答えを導き出してくれるため安心できます。
また、カウンセラー自身の経験や知識、そして現地のリアルな情報を元にしたアドバイスは非常に実践的で役に立つことは間違いありません。
2. 面倒な手続きを代行してもらえる
語学学校・大学入学申し込み、学生ビザの申請、海外旅行保険の加入申し込み、フライトチケットの予約…留学には様々な事務手続きがあり煩雑です。
しかし、留学エージェントはこれらの面倒な事務手続きを代行してくれます。また、プロフェッショナルであるため、ミスすることがないため安心して任せることができるでしょう。
面倒な手続きにかける時間や労力を語学の学習や留学に向けた他の準備に充てることができるため非常に効率的です。
3. 留学時のトラブルにも安心
海外は日本と比較して不便に感じる場面が多いでしょう。また、日本語が使えないことがほとんどであるため言語の壁もあり、多くのトラブルや問題が起こることを想定しておいてください。
現地にオフィスを構えていたり、定期的に現地にスタッフを派遣して現地視察をしている留学エージェントがあります。このような留学エージェントを活用していると、現地生活のサポートやトラブル対応をしてもらえるでしょう。
留学中に日本語でサポートが受けられることは非常に心強いです。
留学エージェントを利用するデメリット2つ
つづいて、留学エージェントを利用するデメリットは下記の2つです。
- 選択肢の幅が狭まることもある
- きちんと選ばないとトラブルになることもある
それぞれのデメリットについてご説明します。
1. 選択肢の幅が狭まることもある
留学エージェントは、留学先の語学学校や大学から紹介手数料を受け取ることでビジネスを成立させています。
悪質な留学エージェントを選んでしまうと、高い紹介手数料を支払う語学学校や大学だけを勧められる可能性があるので注意してください。
このような留学エージェントを選ばないためのコツは2つあります。
まずは、複数の留学エージェントを比較検討して自分に合ったエージェントを選ぶようにすること、そして2つ目は、留学エージェントに相談する前に、あなた自身でリサーチをして、ある程度留学先の国、都市、学校を絞っておくことです。
2. きちんと選ばないとトラブルになることもある
留学エージェントは全国中に星の数ほどありますが、残念ながら全てのエージェントが優良で信頼できるエージェントではありません。
悪質な留学エージェントを選んでしまうと、様々な事務手続きがスムーズに進まなかったり、費用がどんどんかさんでしまったり、様々なトラブルに発展する可能性があります。
優良な留学エージェントはJ-CROSS (留学サービス審査機構)の認証を受けていたり、JAOS (一般社団法人海外留学協議会)の会員であることが多いのでチェックしましょう。
他にもインターネット上で、その留学エージェントの口コミやレビューなどをチェックしてみることもおすすめです。
無料の留学エージェントと有料の留学エージェントの違い
有料の留学エージェントは語学学校や大学への入学手続きや様々な事務処理の代行をする上で「手数料」がかかります。
それに対して、無料の留学エージェントはこれらの代行業務を無料で行っており、留学先の語学学校や大学側から紹介料として費用を受け取っているという違いがあります。
無料の留学エージェントと有料の留学エージェントではサポートやサービス内容に大差ありません。
手数料にお金がかかるかどうかというよりも、下記の点を重視して留学エージェントを選ぶようにしましょう。複数のエージェントを比較検討することをおすすめします。
- あなたの話を親身に聞いてくれる
- あなたの目的や目標に合った留学プランを提案してくれる
- 誠実でプロフェッショナルな対応をしてくれて信頼できる
- サポート内容が充実している
- 留学にかかる費用の見積もりを明示してくれる
- 現地の最新情報に詳しい
留学エージェントから受けられるサポート
留学エージェントから受けられる主なサポート内容を留学前・留学中・帰国後に分けてご紹介します。
留学前
- カウンセラーによる留学プランの提案やカウンセリング
- 学校選びのアドバイス
- 語学学校・大学・大学院入学申し込みや手続きの代行
- 滞在先の手配
- 学生ビザ・観光ビザ申請のサポート
- 航空券の手配のサポート
- 英会話教室の提供
- 海外旅行保険申し込みの代行
- 出発前オリエンテーションの実施
留学中
- 現地生活サポート(現地オフィス)
- 現地空港でのピックアップの手配
- 緊急サポート(電話・LINE)
帰国後
- キャリア相談
- キャリアセミナーの実施
- 面接対策・模擬面接
- 留学経験を活かしたエントリーシートの書き方の指導
- 履歴書や提出書類の添削
留学に関するFAQ
最後に、留学に関するよくある質問とその回答をご紹介します。
留学を通して語学力が向上したことをTOEIC等各種試験で証明したり、語学プラスアルファのものを身につけたことを証明することで就職時に有利になるでしょう。
これも留学タイプによって異なります。語学学校やワーキングホリデーの場合は、英語力が全くなくても問題ありません。語学学校でレベルごとに分けられ、初心者クラスもあるからです。
大学留学の場合は、IELTS Overall 6.0以上、TOEFL 61点以上、大学院留学の場合は、IELTS Overall 6.5以上、TOEFL 79点以上求められることが多いです。しかし、これは大学や学部によって異なるため調べる必要があります。
留学の費用を抑えるコツは数多くあり、下記の通りです。参考にしてみてください。
- 留学エージェントを通して語学学校や大学の入学申し込みをして学費の割引を受ける
- 奨学金制度を利用する
- ワーホリやコープ留学をして現地で稼ぐ
- 渡航する時期を観光閑散期にする
- 格安航空を使ったり、直行便ではなく乗り継ぎ便で移動する
- ホームステイや一人暮らしではなくシェアハウスや4人部屋の寮などに住む
- 外食を減らし、自炊する
語学留学は1週間〜数年と非常に幅が広いのが特徴的ですが、結論から言うと、留学期間が長いほど英語力を向上させられる可能性が高いです。語学留学参加者の多くが3〜6ヶ月ほどの留学で英語力が伸びていることを実感しています。
しかし、留学に行ったから英語力が伸びるというわけではありません。留学先でも英語力向上を目指してコツコツと努力をし続けることで効果が出ます。
そのため1週間の超短期の留学であっても、取り組み方やあなたの姿勢次第で、非常に有意義な留学にすることが可能です。
まとめ:留学に関する情報は留学エージェントから入手するのが確実!
留学について知っておくべき基本的なことを幅広くお伝えしました。
留学はお金と時間がかかるものではありますが、人生を変えるほど大きな経験で、これはお金には変え難いものがあります。
この記事を読んで、「留学に行きたい!」「留学についてもっと知りたい!」と考えた方は、まずは上記にあるように、留学の目的について考えてみましょう!
もし「留学の目的が見つけられない」「ただ単に英語が話せるようになりたい、ではダメなの?」といった方は、ぜひ留学エージェントを活用してみましょう。
留学エージェントは、”損をしない留学選び”をサポートしてくれる頼もしい存在です。
留学エージェントの仕組みから、カウンセリングの受け方、優良留学エージェント探しのポイントについて、こちらの記事でご紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
中でもスマ留学は、留学エージェントの中でも最大手。他の留学エージェントよりも最大50%も安くなるオリジナルパッケージもあります。(*2020年及び2023年に実施した業歴10年以上の複数の競合他社を対象とする調査結果に基づく)
留学ビギナーな方、興味がある方はぜひ、こちらのページからお問い合わせください。
問い合わせの前に「スマ留についてもっと知りたい!」という方は、こちらの記事で詳しくご紹介しています。